動画編集 2022.01.25(火)

動画編集は副業で稼げない?稼ぐコツや副業を始めるステップを解説

動画編集は未経験でも比較的取り組みやすく、副業として非常に人気のある仕事です。

しかし、「動画編集で本当に稼げるの?」と疑問に思い、動画編集を副業にするかどうか悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では、「動画編集は副業で稼げない」と言われている理由や将来性、稼ぐためのポイントなどをご紹介します。

動画編集を副業にするか検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

動画編集は副業で稼げない?

結論から言うと、動画編集はまだまだ副業で稼げる分野です。

とはいえ、動画編集は副業の中でも特に人気の高い仕事であるため、知識や技術が足りていないと稼げません。

まずは基礎知識・技術をしっかり身につけて、他の動画編集者と戦えるようになることが大切です。

動画編集の将来性はある?オワコン?

「動画編集の将来性はない」「動画編集はもうオワコン」などと言われることが多いですが、そんなことはありません。

YouTubeなどで動画を見る人が増えたため、動画事業への参入を検討している企業も徐々に増加しています。

実際、サイバーエージェントの市場調査によると、2025年には動画広告市場が1兆465億円に達する見込みがあるという結果となり、今後も動画編集の需要が高まる傾向があることが分かります。

出典:CyberAgent

動画編集の将来性がオワコンだと言われている理由は、「動画編集者が増えすぎているため」だと思われます。

確かに副業で人気があるため、動画編集者が多いのは事実です。

とはいえ、さまざまな企業が動画市場へ参入しているため、動画編集の需要はどんどん高まっています。

動画編集の副業で得られる収入

動画編集の副業で得られる収入は、スキルや使える時間数によって異なります。

例えば、YouTuberの動画編集代行の場合、1本あたりの報酬は3,000円~5,000円が多く、毎週2本動画編集できる計算だと収入は約月2万円以上です。

企業のPR動画作成レベルになれば、月1本のみの作成でも月収が数十万円となります。

このように、動画編集の難易度が上がるほど動画編集の副業で得られる収入も増えていきます。

動画編集は副業で稼げないと言われる4つの理由

動画編集は副業で稼げないと言われる理由は、主に以下の4つが挙げられます。

  • 副業で動画編集をしている人が多いため
  • 本業としている人より生産性に欠けやすいため
  • 本業としている人より技術が足りていないため
  • 動画編集の副業は低単価な案件が多いため

では、順に見ていきましょう。

副業で動画編集をしている人が多いため

動画編集は副業で稼げないと言われる最も大きな要因は、「副業で動画編集をしている人が多いため」です。

副業として取り組める分野は数多くありますが、その中でも動画編集は未経験からでもスキルを身につけやすく、多くの人が副業としています。

そのため、「クライアントが出した案件に対して複数人の動画編集者が手を挙げる」という現象が発生し、なかなか案件を獲得できずにモチベーションが保てなくなって「動画編集は稼げない」と思うようになるのです。

しかし、現状は動画広告市場の上昇が見込めており、たくさんの企業が動画事業へ参入して動画編集者を求めていることから、動画編集の仕事はまだまだ増えています。

このような理由から、「副業で動画編集をしている人が多い=稼げない」とは言い切れません。

本業としている人より生産性に欠けやすいため

副業で動画編集をする以上、仕事は睡眠前や休日といったスキマ時間しか手を付けられないため、本業としている人と比べるとどうしても生産性に欠けてしまいます。

動画編集は労働所得です。
1ヶ月に10本の案件をこなせる人と5本しか納品できない人とでは、収入が大きく異なります。

また、動画は最新情報を提供する、つまりは”鮮度”が重要です。
鮮度が悪い動画は視聴者が飽きやすく、動画を見てもらいにくくなります。

そのため、動画編集はクオリティだけでなく納品スピードも大事です。

副業で動画編集をすると納品までに時間がかかって鮮度が落ちてしまい、継続的に依頼されなくなる恐れもあります。

継続的な案件がないと、営業に時間を取られて仕事ができず、結果的に稼げないと感じるようになるのです。

本業としている人より技術が足りていないため

先ほども伝えた通り、副業は本業よりも時間を確保できません。
そのため、勉強時間や実戦経験を積みにくく、本業としている人より技術が足りていないケースがあります。

企業は、さまざまな目的を達成するために動画編集の案件を出して、高品質な動画を求めています。

お金を出している以上、専門的な作業ができる人とスマホアプリで5分程度の動画編集しかできない人を選ぶ際、必ず専門的な作業ができる人を取るでしょう。

このように、技術が足りていないことで案件に応募しても選ばれず、「動画編集は稼げない」と思うようになります。

動画編集の副業は低単価な案件が多いため

動画編集の副業は低単価な案件が多いです。
例えば、YouTuberの動画編集代行で3,000円や、YouTubeショート動画作成で500円などが挙げられます。

動画編集の副業は低単価な案件が多い理由は、仕事時間をあまり確保できず簡単な案件しか依頼しにくいためです。

動画編集にかかる時間は「10分程度の動画で4~7時間」が平均的で、より難しい作業となるとさらに時間がかかります。

作業時間の確保が難しい副業だと、難易度の高い案件は指定された納期に間に合わず、クライアントも新鮮な動画を視聴者に提供しにくいために副業の動画編集者を選ばない可能性があります。

その結果、動画編集の副業はスキマ時間でスピード納品できるような低単価な案件が自然と多くなるのです。

動画編集を副業として稼ぐためのポイント

動画編集はまだまだ需要が高い分野ですが、何も考えずに始めると高確率で稼げません。

動画編集を副業として稼ぐためには、以下のポイントを押さえましょう。

  • 多くの案件に応募する
  • 動画編集の基礎スキルをきちんと磨く
  • 他の動画編集者と差別化できるようにする

多くの案件に応募する

動画編集を副業として稼ぎたい場合は、クライアントから選ばれる可能性を少しでも上げるために、とにかく最初に多くの案件に応募しましょう。

動画編集を副業で始めるときに最もつまずきやすいポイントが、「案件の受注」です。

動画編集は副業やフリーランスの仕事として大人気で、1つの案件に対してたくさんの動画編集者が応募しています。

そのため、動画編集初心者はなかなか1つ目の案件を獲得しにくく、何もできないまま辞めてしまうケースが非常に多いのです。

気持ちとしては、「20個~30個くらいの案件を応募して1,2個選ばれる」と思っておきましょう。

最初の案件選びのポイント

最初の案件選びのポイントは、やや低価格の案件を狙うことです。

いきなり高単価の案件に応募しても実績のある動画編集者に取られます。

まずはやや低価格の案件をこなして実績を作り、そこから高単価の案件を応募する流れが効率的でおすすめです。

動画編集の基礎スキルをきちんと磨く

動画編集を副業として稼ぐためには、動画編集の基礎スキルをきちんと磨くことが何より大切です。

動画編集の基礎スキルがないまま案件に応募しても、何もできず稼げません。

まずは、動画編集を副業とするうえで必須な3つのスキル「カット」「テロップ挿入」「効果音・BGM挿入」を身につけるところから始めましょう。

動画編集のスキルを磨く方法は、主に以下の2つです。

  • 独学で学ぶ
  • スクールに通う

現在では、動画編集の基礎スキルはもちろん、応用スキルやその他動画編集に有利なスキルに関する情報がインターネット上に公開されています。

そのネット上の情報から動画編集ノウハウを身につけ、自身のYouTubeチャンネルなどでアウトプットすることで、独学で動画編集のスキルを磨くことは十分可能です。

とはいえ、独学で学ぶにはやはり限界があり、あまり効率的ではありません。
短期間でよりレベルの高い動画編集のスキルを磨きたい場合は、スクールに通うことをおすすめします

他の動画編集者と差別化できるようにする

動画編集を副業として稼ぐためには、他の動画編集者との差別化を図ることも重要です。

カットやテロップ挿入といった基礎スキルは誰でもできるため、基礎スキルだけを身につけても案件は取れるようになってもあまり稼げません。

他の動画編集者との差別化を図ることで、クライアントから重宝されるようになり、動画編集を副業として稼げるようになるでしょう。

差別化を図る具体的な方法は、主に以下の3つが考えられます。

  • 動画編集の高度なスキルを身につける
  • 動画に関連する別のスキルを身につける(デザイン、撮影、マーケティングなど)
  • 1つの分野に特化して動画をつくる(料理系、Vlog系など)

自分に合った方法を見つけて、他の動画編集者と差別化して副業で稼げるようになりましょう。

副業で動画編集をするのに向いている人

副業で動画編集をするのに向いている人は、主に以下のような人です。

  • コミュニケーションをとれる人
  • 忍耐力がある人
  • 行動力がある人

もちろん、当てはまらない人でも動画編集を副業にできますが、上記にような人の方が長続きしやすいです。

コミュニケーションをとれる人

ビジネス上でコミュニケーションをきちんととれる人は、副業で動画編集をするのに向いています。

動画編集を副業にする際、ただ単に「案件を受けて納品するだけ」ではなく、案件を受けるときに必ずクライアントとのコミュニケーションが発生します。

例えば、クライアントに案件を確認する際、「どんな動画を求めているか」「どの部分を重点的にしてほしいか」など、クライアントの目的を汲み取ることが大切です。

クライアントの目的に沿わない動画を納品してしまうと、クライアントは不満を抱いて案件がもらえなくなるかもしれません。

そのため、コミュニケーションをきちんととれることは、副業で動画編集をするうえで大切な要素なのです。

コミュニケーションが必要とはいえ、営業マン並みのレベルは必要ありません。

相手と会話のキャッチボールができて、分からないことがあればきちんと確認できる基本的なコミュニケーション能力があれば、動画編集を副業にしたとしても問題ないでしょう。

忍耐力がある人

忍耐力がある人は、副業で動画編集をするのに向いています。

動画編集を副業とする際、基礎知識やスキルの勉強は必須ですし、最初のうちは案件に応募してもなかなか案件を獲得できません。

忍耐力がないと動画編集に対するモチベーションを維持できず、稼げないまま辞めてしまうでしょう。

行動力がある人

行動力がある人は、副業で動画編集をするのに向いています。

副業をするとき、会社のように待っていれば仕事がやってくるわけでもなく、案件を獲得するのも新しいスキルや知識を身につけるのも、全て自分から行動する必要があります。

つまり、「失敗を恐れて自分から行動しないと動画編集で稼げない」ということです。

副業も動画編集も初めてする人は失敗するのは当然なため、失敗を恐れずに行動に移しましょう。

動画編集を副業で稼げるようになるまでの3ステップ

動画編集を副業で稼げるようになるまでの基本的なステップは、以下の通りです。

  1. 動画編集のスキルを磨く
  2. クラウドソーシングやSNSなどで案件を探す
  3. 企業と直接契約する

では、順に見ていきましょう。

ステップ1.動画編集のスキルを磨く

まずは、動画編集のスキルを身につけます。

動画編集のスキルがないと何もできません。
ネット記事や参考書を使って独学で学ぶ、スクールに通うかなどして、動画編集のスキルを身につけましょう。

ひとまず、カットやテロップ挿入といった必須スキルを使えるようになるところまで目指します。

ステップ2.クラウドソーシングやSNSなどで案件を探す

次に、クラウドソーシングやSNSなどで案件を探します。

「いきなり案件を受けて失敗するのが怖い」と感じる人が多いと思いますが、どれだけ勉強をしても案件を探して獲得しないと、稼げるものも稼げません。

また、勉強するより実戦形式で動画編集のスキルを学んだ方が効率的ですし、クライアントを通じて最新情報をゲットできる可能性もあります。

『ランサーズ』や『クラウドワークス』といったクラウドソーシングサイトを使って、積極的に案件を探しましょう。

ステップ3.企業と直接契約する

案件を獲得できてより高い収入を目指したくなったときは、企業との直接契約を視野に入れましょう。

企業と直接契約することで、クラウドソーシングより良い条件の案件が見つかりやすく、手数料を取られることもありません。

ここまで来れば、動画編集を副業で月数十万程度を稼げるようなっているはずです。

ただ、その分求められるスキルが高くなる点に注意しましょう。

動画編集は副業でもまだまだ稼げます

今回は、「動画編集は副業で稼げない」と言われている理由や将来性、稼ぐためのポイントなどをご紹介しました。

動画編集は今後も伸びていく見込みがあるため、将来性があり副業でもまだまだ稼げます。

副業で動画編集を始める場合は、まず動画編集の基礎知識やスキルを勉強して身につけるところから始めましょう。

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