動画編集 2021.12.27(月)

フリーランスの動画クリエイターになるには?メリットや年収を紹介

動画編集画面

YouTubeやTikTokなどの動画配信SNSが流行している昨今、動画クリエイターを目指す方々も増えてきています。

そんな中で注目されているのが、フリーランスの動画クリエイターです。

そこで今回は、フリーランスの動画クリエイターになる方法、気になる年収やメリット・デメリットなどを詳しく紹介します。

フリーランスの動画クリエイターを目指したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

フリーランスの動画クリエイターとは?

カメラを覗き込む男性

そもそも、フリーランスの動画クリエイターとはどういう活動をしている人のことなのでしょうか。

こちらで詳しく説明していきます。

会社や事務所に所属せずに活動する動画クリエイターのこと

フリーランスの動画クリエイターは、会社や事務所などの所属せず、個人で仕事をもらい活動している人のことを言います。

いわば、「個人事業主の動画クリエイター」ということです。

多くの動画クリエイターは会社や事務所に所属していますが、最近では、個人で仕事をするフリーランスの動画クリエイターも増えてきています。

 

動画クリエイターとは、映像制作に関わる全ての人のこと

動画クリエイターが何のことを指すのか、いまいちよくわかっていない方もいるのではないでしょうか。

動画クリエイターとは、映像制作に関わる全ての人のことを言います。

どんな動画を撮るのか企画するプロデューサー、ディレクター、動画に出演する演者、動画をカットしてつなげたり、テロップやBGMをつけて編集する人、全ての人が動画クリエイターです。

この記事では、主に“編集者”と呼ばれる動画を編集する人のことを紹介していきます。

フリーランスで動画クリエイターになるメリット

パソコンを打つ手

フリーランスで動画クリエイターになるメリットは、どんなことがあるのか紹介していきます。

メリット①時間の使い方が自由

フリーランスになると、会社のようにルールがあるわけではないので、自分の好きな時間に仕事ができます。

休みも、平日や土日にするのか自分で決めることもできますし、始業時間も自由です。

朝が苦手な方は、昼過ぎから仕事を開始しても、納期さえ守れば誰からも文句を言われることはありません。

特に編集者は、パソコンさえあればいつでもどこでも仕事をすることができるので、好きな時間に、好きな場所で仕事ができるでしょう。

メリット②自分で単価を決められる

仕事を自分でとってくるフリーランスは、単価も自分で決めることができます。

相場より高い単価でも仕事が決まれば、その分全てを自分の稼ぎにできるでしょう。

簡単な仕事を安い単価でたくさんとってもいいですし、難しい仕事を高い単価で月に数本だけこなすなど、仕事の量も自分で決めることができます。

どれだけ稼ぐかも、自分のライフスタイルに合わせて決めることができるでしょう。

メリット③好きな仕事を選べる

自分で仕事を選べるフリーランスは、やりたい仕事だけをできるのも大きなメリットです。

やりたくない仕事は受けなければいいですし、クライアントを自ら選んで仕事をすることができます。

会社員のように「やりたくないけどやらなくてはならない」という状況にもなりにくいので、ストレスの軽減も期待できるでしょう。

フリーランスで動画クリエイターになるデメリット

パソコン

フリーランスの動画クリエイターには、こんなデメリットも存在します。

デメリット①仕事が安定しない

フリーランスになった最初は、仕事が安定しないこともあるでしょう。

定期的に仕事がもらえるクライアントがいればいいですが、そう簡単に見つからないかもしれません。

また、クライアントが急に仕事を振ってくれなくなる可能性も考えられます。

会社員であれば仕事がなくなることはありませんが、フリーランスはいつ仕事がなくなるのかわからないのがデメリットと言えるでしょう。

デメリット②決まった収入ではない

会社員であれば毎月決まった給料に年2回ほどのボーナスが出て、安定した収入を得ることができますが、フリーランスの動画クリエイターは給料も自分次第です。

基本的に動画制作は案件ごとに報酬が支払われるため、多くの案件をこなせばその分だけの収入が増えますが、仕事を獲得できなければ収入がない月が発生する可能性があります。また、仕事を受けても納期に間に合わなければ報酬をもらうことはできません。

毎月決まった収入ではないので、お金を計画的に使うことができない方は、収入が少ない月は生活が苦しくなる可能性もあります。

フリーランスの動画クリエイターに必要なスキルは?

パソコン

フリーランスの動画クリエイターには、どんなスキルが必要なのでしょうか。

ここでは、動画を編集する“編集者”に必要なスキルについて説明いたします。

必要なスキル①動画編集スキル

まず当たり前に必要なのが、動画編集スキルです。

編集者としてフリーランスになる以上は、動画の編集スキルがなければ話になりません。

動画の編集スキルは、スクールに通えば半年ほどで手につけることができます。

フリーランスの動画クリエイターを目指すには、まずは動画編集スキルを身につけることから始めましょう。

必要なスキル②コミュニケーション能力

フリーランスで活動するには、コミュニケーション能力も重要なスキルです。

クライアントと直接やり取りをする際、動画制作の目的、納期、完成イメージなどをコミュニケーションをとりながら進めていくことになります。

お互いに共通認識をとらないまま仕事を進めてしまうと、クライアントの求める制作物とずれたアウトプットを出してしまい、大幅な修正工数が発生し、トラブルに発展する一因となります。

「何のために動画が必要か」「どんな内容を求めているのか」を会話の中で明確にしていくコミュニケーションスキルが必須となります。

必要なスキル③営業力

コミュニケーション能力も大事ですが、さらに大事なのは営業力です。

フリーランスは自分で仕事をとってこなければいけないので、営業力がないと仕事をもらうことができません。

黙っていても仕事が降ってくるわけではないので、自分で営業して仕事を取りに行きましょう。

その際、ある程度の営業力がないと、仕事をもらうことができません。

特別な営業力は必要ありませんが、自分のアピールポイントや、納期を守る誠実さ、実績などは言えるようにしておくといいでしょう。

フリーランス動画クリエイターの平均年収・単価相場は?

動画編集

フリーランスの動画クリエイターになる上で、気になるのはやはり年収や単価のことではないでしょうか。

気になる平均年収や、単価の相場を紹介詳しくします。

フリーランス動画クリエイターの平均年収

フリーランスの動画クリエイターの平均年収は、あまり実績がない場合、200〜360万円が多いようです。

実績を積めば、仕事の依頼が増え、単価も上がり、年収も高くなるでしょう。

そうすれば、年収500万円以上稼ぐことも可能です。

中には1000万円以上稼ぐクリエイターもいますので、地道に実績を積み重ねていきましょう。

案件ごとの平均単価

YouTubeの動画編集 1本5000円~1万円
ウエディングムービー制作 1本1~3万円
企業のセミナー・PR動画 1本2~4万円

YouTubeの動画編集は比較的単価が低く、1本5000円〜1万円がほとんどです。

そう高くないので、「フリーランスの編集者になって稼ぎたい」と考える方には難しいでしょう。

ただし、「副業として動画クリエイターになりたい」という場合にはおすすめです。

ウェディングムービーや企業のセミナーなどは高単価のものが多く、毎月コンスタントに本数をこなせば、フリーランスの動画クリエイターで稼ぐことも夢ではありません。

どの案件でもそうですが、スキルが高ければ高いほど単価も上がります。

スキルアップを目指し、努力をしていきましょう。

フリーランスで仕事をもらう方法は?

パソコン

フリーランスで仕事をもらうには、以下の方法が考えられます。

仕事をもらう方法①まずは会社に所属し、コネを作る

実績もなく、いきなりフリーランスの動画クリエイターとして活動し始めると、安い単価でしか仕事を受けることができません。

まずは会社や事務所に所属し、実績を積んで、高い単価で仕事をもらえるようにしましょう。

また、フリーランスになったときに、会社や事務所に所属しているときにお世話になったクライアントから仕事がもらえるかもしれません。

フリーランスになるために、まずは会社や事務所に所属するのも一つの手でしょう。

仕事をもらう方法②クラウドソーシングを利用する

ウェブ上で企業がフリーランスに仕事を発注できるクラウドソーシングサービスを利用して、仕事を取る方法もあります。

クラウドソーシングサイトに登録、企業が募集している案件に応募し、採用されれば報酬を受け取れるでしょう。

代表的なクラウドソーシングサイトには、「クラウドワークス」や「ランサーズ」などがあります。

登録は無料なので、まずは登録してみるといいでしょう。

仕事をもらう方法③ウェブから直接応募する

例えばYouTubeチャンネルなどで、「編集者を募集しています」など、直接の募集がある場合もあります。

いつも自分が見ているチャンネルで仕事ができるのであれば、好きなことを仕事にできるので、楽しく仕事を進めることができるでしょう。

好きな動画クリエイターのSNSをチェックしていると、募集を見つけることができるかもしれません。

自分が関わりたいと思う動画クリエイターのSNSを、こまめにチェックしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

パソコン

フリーランスで動画クリエイターになるための方法や、メリット・デメリットなどを詳しく紹介しました。

気になる平均年収や、単価の相場もわかっていただけたでしょう。

また、仕事をもらう方法も3つ紹介しています。

フリーランスで活躍するために、まずは会社や事務所に所属するのも一つの手です。

また、実績や経験を積めば、高単価の仕事がもらいやすくなるので、いきなりフリーランスで活動するよりもメリットが大きいかもしれません。

クラウドソーシングで少しずつ実績を積んでいくのもありでしょう。

フリーランスの動画クリエイターになりたい方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

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