動画編集 2021.12.13(月)

動画クリエイターは独学でもなれる?学習方法やメリット・デメリットを紹介

YouTubeやTikTokなどの動画配信SNSが多くある現在、「動画クリエイター」という言葉を耳にすることが多くなったのではないでしょうか。

そんな中、「動画クリエイターを独学で目指したい」と考えている方も少なくないはず。

そこでこの記事では、独学で動画クリエイターになる方法やメリット・デメリットなどを紹介します。

これから動画クリエイターを目指走としている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

独学でも動画クリエイターにはなれるのか?

動画を配信する女性

そもそも、「動画クリエイターになりたいけど、独学でなることができるのかわからない」という方も多いはずです。

ここからは、独学で動画クリエイターを目指すことはできるのかを詳しく解説していきます。

資格が必要ないので独学でもなれる

結論から言うと、独学でも動画クリエイターになることができます

動画クリエイターになるには、資格が必要ないからです。

資格は必要ありませんが、専門的な知識はかなり必要です。

また、動画クリエイターには、経験やセンスも必要になってきます。

勉強や研究もせずに、「明日から動画クリエイターになるぞ!」と言って、簡単になれるような職種ではありません。

独学で動画クリエイターになるには、それなりの覚悟が必要です。

独学では遠回りになってしまう可能性がある

独学でも動画クリエイターになることはできますが、全てを自分で調べながら学ばなければならないため、時間がかかってしまうでしょう。

そのため、スクールに通ったりオンライン授業を受けて動画クリエイターを目指すよりも、遠回りとなってしまう可能性が考えられます。

全く未経験から始めるとすれば、1年〜それ以上の時間がかかってしまうこともあるでしょう。

そもそも動画クリエイターとは?

動画編集

そもそも、動画クリエイターとは実際にどんな人のことを表すのでしょうか。

動画制作に関わる全ての人のこと

動画クリエイターとは、「動画制作に関わる全ての人」のことをいいます。

どのような動画を撮るか企画を立てるディレクターや、動画を撮るカメラマン、動画に出演する演者、動画を仕上げる編集者など、すべての人々を指しています。

この記事では主に、動画編集者のことを説明していきます。

動画編集は副業としても注目されている

中でも「編集者」と呼ばれることが多い動画編集は、編集ソフトなどを使って動画を編集するため、どこに居ても仕事ができることが特徴です。

そのため、会社員が空いた時間を使って動画編集を行うこともできるので、副業としても注目を集めています。

副業で動画クリエイターを始めて、後に動画クリエイターとして独立して活動している方も、最近では多いです。

「自由な働き方をしたい」「今よりもっと稼ぎたい」「やりがいのある仕事をしたい」と考える方が、動画クリエイターの道を選んでいます。

動画クリエイターを独学で目指すメリットは?

カメラマン

動画クリエイターになるための知識を独学で勉強することのメリットは、以下です。

メリット①費用を抑えられる

独学で勉強することの大きなメリットは、費用を抑えられることでしょう。

教材やソフトを買えばその分の費用はかかりますが、セミナーやスクールの料金は必要ありません。

費用を抑えて動画クリエイターを目指したい方は、独学で目指すのがおすすめです。

メリット②自分のペースでできる

独学で動画クリエイターの勉強をすると、自分のライフスタイルに合わせて好きな時間に勉強ができます。

セミナーやスクールに通うと、どうしても時間に縛られてしまいますが、独学は早朝や深夜でもできるので、忙しい方にはピッタリでしょう。

「土日の休みにしっかりと学びたい」という方も、自分のペースで勉強を進めることができるので、独学で目指すのが向いているかもしれません。

メリット③誰とも比べずに済む

スクールなどに通うと、他にも生徒がいて、どうしても「あの人はすぐに理解しているのに自分はまだ理解ができない」と比べてしまいがち。

誰かと比べても、焦るばかりでいいことはありません。

独学では、自分が納得のいくまでとことん学ぶことができるので、焦らず自分のペースで勉強を進めることができるでしょう。

動画クリエイターを独学で目指すデメリットは?

崖にいるカメラマン

独学で動画クリエイターを目指すデメリットもあるので、目を通しておいてくださいね。

デメリット①学習効率がよくない

前途したように、独学で動画クリエイターを目指すと、全てを自分で調べながら学ばなければならないので、教えてもらうよりも時間がかかってしまいます。

スクールなどに通えば、授業を受けているだけで技術が身につきますが、独学の場合は“何から始めるか”から調べなければなりません。

そのため、スクールなどに通うよりも数倍時間がかかり、動画クリエイターになるのが遠回りになってしまう可能性が高いでしょう。

デメリット②わからないことが解決できない可能性も

独学で勉強していてわからないことがあったとき、調べても解決できない可能性があります。

調べた通りに実践してみてもできなかったり、書いてあることが難しく理解できないこともあるでしょう。

教えてくれる人がいないと、誰にも聞くことができないので、わからないことが即座に解決できないかもしれません。

デメリット③間違った知識のまま覚えてしまうかも

動画クリエイターになるための方法をインターネット上で検索した時に、出てきた結果全ての情報が正しいとは限りません。

それが間違っていることも独学では判断がつかないため、間違った知識のまま覚えてしまう可能性もあります。

間違った知識のままだと、動画を公開したときに何らかのトラブルになってしまうことも考えられるでしょう。

動画クリエイターを独学で目指す方法

勉強する男性

では、実際に独学で動画クリエイターになるための勉強法は、どのようなものがあるのでしょうか。

ここから詳しく紹介していきます。

動画を見て学ぶ

無料の動画サイトなどで学びたいことを検索すれば、多くの動画が公開されているでしょう。実際にソフトを動かしながら解説している動画などもあるため、初心者でもわかりやすいはずです。複数の動画を見ながら勉強していけば、独学でも十分な知識をつけることができる可能性もあります。

ただし、動画によって言っていることが違い、混乱してしまうこともあるかもしれません。動画を見ながらソフトを使ってみて、使い方や編集の仕方を覚えていきましょう。

ひたすらソフトをいじってみる

動画編集のクリエイターを目指す場合の話ですが、ひたすら動画編集ソフトをいじって覚える方法もあります。

ただし、動画編集ソフトは専門的な知識がないといじるのが難しいため、ある程度の知識がある方に向いている方法と言えます。

初心者の方は、動画編集ソフトを買っていじろうと思っても、どのボタンがどんな意味を表すのかもわからない場合が多いでしょう。その場合、とにかくいじって覚えてみてもいいですが、相当な時間がかかることを覚悟しておいたほうがいいかもしれません。

ひとつひとつ検索しながら学ぶ

コツコツ学ぶタイプの方は、ひとつひとつ検索しながら学ぶ方法が向いているでしょう。

例えば「動画 テロップ入れ」「動画 BGM 入れ方」などと検索していく方法です。ネットには解説記事がたくさん上がっているので、それらを参考にする手もあります。

ただし、この方法はわからないことや知りたいことがあるたびに検索していかなければならないので、時間がかかってしまう可能性があります。

また、「どう検索しても欲しい答えが出てこない」なんてことが起きてしまうことも考えられます。

この方法は、時間に余裕がある方や、ひとつひとつしっかり理解しながら進めていきたい方にとっては、最適な方法かもしれません。

より早く動画クリエイターになるにはスクールがおすすめ

動画編集

独学でも動画クリエイターになることはできますが、より早く動画クリエイターになるためには、スクールに通うことや、オンライン授業を受けることがおすすめです。

ここでは、その理由を詳しく説明します。

プロに教えてもらうのが一番の近道

動画編集は、専門的な知識が必要な作業です。

編集ソフトも簡単なものではありませんので、未経験者がパッとみて理解できるものではありません。

ですから、プロから直接教えてもらうのが動画クリエイターになるための近道となるでしょう。

スクールに通ったりオンライン授業を受ければ、動画編集を体系的に学べるので、“何から始めたらいいのかわからない”という事態に陥ることはありません。

未経験から動画クリエイターになるのであれば、スクールやオンライン授業で教えてもらうのが最も早い方法でしょう。

実践的な知識を早く身につけて、すぐに働き出せる

スクールやオンライン授業で学べば、正しい知識や実践的な方法を身に付けることができるので、後に「知識が間違っていた」「非効率なやり方で覚えていた」と困ることもありません。

プロとして働くための実践的な方法を身につけられるので、スクールを卒業すれば、すぐに動画クリエイターとして働き出せるでしょう。

まとめ

動画を編集する女性

今回は、動画クリエイターの中でも編集者について、独学でも目指すことができるのかを詳しく説明しました。

資格のいらない動画クリエイターには、独学でもなることは可能です。

「費用がかからない」や、「好きな時間に学ぶことができる」などのメリットもありますが、「時間がかかってしまう」、「間違った知識を身につけてしまうかもしれない」などの大きなデメリットも。

より早く動画クリエイターになるためには、スクールに通うことやオンライン授業を受けることが近道と言えるでしょう。

プロになるための知識やスキルをしっかりと身につければ、全ての授業が終わった後、すぐに動画クリエイターとして働き出すことができますよ。

動画クリエイターを目指す方は、今回の内容をぜひ参考にしてみてくださいね。

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