動画編集 2022.03.14(月)

動画編集時に最適!音楽(BGM・効果音)のフリーサイト10選

動画を編集する際には映像や画像などの素材だけではなく、BGMや効果音(SE)などの音が必要です。
この記事では、動画編集時に活用できる音楽フリーサイトや利用時の注意点などを紹介します。
動画編集する際に音楽が必要でどう入手すればいいのか悩んでいる方は、ぜひこの記事を最後まで読んで参考にしてみてください。

動画編集時のBGM・効果音は著作権に注意する必要がある

冒頭で述べたように動画編集時にはBGMや効果音が必要になる場合がありますが、その際に注意すべきものとして著作権が挙げられます。
このことはフリーサイトを利用する上でも知っておくべきことであるため、動画編集者ならば必ずチェックしましょう。

もし著作権を無視して利用するとどうなる?

「好きなバンドの曲を使いたい!」と思っている方も多いとは思いますが、著作権を無視した利用は著作権侵害という刑罰にあたる恐れがあります。
仮に適用されると懲役10年以下もしくは1,000万円以下の罰金となり、法人となれば3億円以下となります。

また、YouTubeに投稿した場合だと著作権侵害に関する申し立てのメールが届くため、必ず何らかの対応をしましょう。
もし対応しないと、一部の操作が一定期間利用できなかったり、チャンネルが削除されたりなどのペナルティが生じるかもしれません。

BGMや効果音は専用のサイトからダウンロードしよう!

上記の理由から、BGMや効果音を使う際は専用のサイトからダウンロードするのがおすすめです。
そのサイトがフリーサイトであり、複数のサイトが存在します。
具体的なサイトは次の項目で紹介しているため、ぜひそちらをチェックしてみてください

フリーBGM・効果音がダウンロードできるサイト10選

BGMや効果音がダウンロードできるサイトとしては、主に以下の10個が挙げられます。

  • YouTubeオーディオライブラリ
  • DOVA-SYNDROME
  • 効果音ラボ
  • 甘茶の音楽工房
  • MusMus
  • Pixabay
  • BGMer
  • 魔王魂
  • Bensound
  • Storyblocks

それぞれどのようなサイトなのか、1つずつ見ていきましょう。

YouTubeオーディオライブラリ

「YouTubeオーディオライブラリ」は、YouTubeが提供しているものでさまざまな曲から理想的なものを選べます。YouTubeが提供しているものだからこそ、YouTubeに動画を投稿したい方にとっては安心して利用できるでしょう。

利用方法は簡単で、YouTubeにログインするだけで利用できます。
曲も豊富にそろっており、気分やジャンル、曲の長さなどで並べ替えることも可能。また、BGMだけではなく効果音も用意されています。

YouTubeオーディオライブラリはこちらから

 

DOVA-SYNDROME

「DOVA-SYNDROME」では、13,176曲ものフリーBGMと1,251音ものフリー効果音を用意しているサイトです(2022年3月現在)。
すべてMP3形式でダウンロード可能で、動画編集の素材としての用途以外に、ゲームやアプリ、音声素材などにも使えます。

「DOVA-SYNDROME」の場合、新着順やダウンロード順などで探せるだけではなく、タグやキーワードを検索して調べることもできます。もし良いものがないのであれば、有料のオーダーメイドの作曲サービスを利用してみることも考えてみると良いかもしれません。

DOVA-SYNDROMEはこちらから

 

効果音ラボ

「効果音ラボ」は、ハイクオリティの効果音をそろえているサイトです。
業務用の効果音をそろえていることから、音響のプロの現場でも利用されています。
また、快適な試聴環境やダウンロードの簡単さなども魅力的なポイントです。

「効果音ラボ」でダウンロードできる効果音は、生活の中で生じる音や機械の音、ボタンの音などが挙げられます。
豊富にあるからこそ、理想的な効果音を見つけられるでしょう。

効果音ラボはこちらから

 

甘茶の音楽工房

「甘茶の音楽工房」は、いますぐ手軽に使えるBGMや効果音をそろえているサイトです。
アコースティックのものからエレクトロなものまでそろえており、動画編集以外にゲームやイベント用途で使うこともできます。

「甘茶の音楽工房」の場合は、イメージやジャンルの中から曲を探せます。
イメージとしては「明るい」や「ほのぼの」、「大人な雰囲気」などがあり、ジャンルは「オーケストラ」や「イージーリスニング」などです。

甘茶の音楽工房はこちらから

MusMus

「MusMus」もさまざまな用途で使えるBGMや効果音をそろえているサイトであり、会員登録をしなくてもダウンロードできます。
また、SpotifyやLINE MUSIC、AWAなどのストリーミングサービスでの試聴も可能です。

「MusMus」ではpixivFANBOX内で新曲を先行配信しており、まだ誰も使用していない楽曲を使えるチャンスがあります。その上、Skebから好みの楽曲をリクエストすることもできます。

MusMusはこちらから

 

Pixabay

「Pixabay」と聞くと画像や動画の素材を探す際に使うサイトというイメージがあるかもしれませんが、実はBGMや効果音もあります。
検索方法も簡単で、トップページの検索タブを「音楽」もしくは「Sound Effects」に設定して検索すれば素材を探せます。

「Pixabay」の場合は、他のサイトとは違って画像や動画の素材も探せるのが魅力的なポイントです。
そのことから、「Pixabay」だけで動画に必要な素材をすべて集めることもできます。

 

Pixabayはこちらから

 

BGMer

「BGMer(ビージーエマー)」の場合、「Vlog」や「ドッキリ」、「ゲーム実況」などYouTubeでポピュラーなジャンルに絞って探せるのが特徴です。
このことから、YouTuberとして活動している方にとっては簡単に探せてありがたいと思うかもしれません。

BGMerはこちらから

 

Bensound

「Bensound」はエレクトロ系やジャズ系、ロック系などのBGMが用意されているサイトです。
試聴することも可能であり、あらかじめ聞いた上でダウンロードできます。

また、有料のサブスクリプションプランも用意されており、仮に契約が終了してもプラン利用中にダウンロードしたものは永久に使うことが可能。
サブスクリプションを解約したせいでBGMが使えなくなるということがないため、安心して利用できます。

 

Bensoundはこちらから

 

Storyblocks

「Storyblocks」も、「Pixabay」と同じく1つのサイト内で動画や画像、音楽の素材をダウンロードできるサイトです。
豊富な素材とリーズナブルな価格が魅力であり、英語圏のクリエイターからも支持されています。

Storyblocksはこちらから

フリーBGM・効果音のサイトを利用する際の注意点

フリーBGM・効果音のサイトは非常に便利ですが、使い方を間違えるとトラブルに発展する恐れがあります。
そのようなことにならないためにも、あらかじめ注意点を把握しておきましょう。

利用する上での注意点は複数ありますが、その中でも特に注意してほしいのが利用規約です。
サイトごとに利用規約が設けられており、動画の内容によってはそのサイトの音楽が利用できないかもしれません。

例として「効果音ラボ」では、アダルト作品での利用を禁止にしています。その一方で「魔王魂」では、アダルト作品での利用が可能です。
このようにサイトごとで違いがあるため、利用したいサイトではどのような利用規約を設けられているのか確認した上で、ダウンロードすることをおすすめします。

After EffectsならAnimation Composerを活用しよう!

もし「After Effects」でBGMや効果音を使おうと思っているのであれば、「Animation Composer」を活用するのがおすすめです。
最後の項目では「Animation Composer」の基本情報や使い方を紹介しているので、「After Effects」ユーザーの方はこの項目まで読んでみてください。

Animation Composerとは?

「Animation Composer」は「After Effects」のプラグインであり、テキストボックスやトランジション、サウンドエフェクトなどのツールを収録しています。
その中でも「Starter Pack」は無料で利用でき、豊富なプリセットがそろっています。

プリセットの利用方法は簡単で、適用させたいレイヤーを選択した状態でツールパネルから必要なプリセットをダブルクリックするだけです。
また、「In」と「Out」、そして「Both」というボタンを活用して追加したいタイミングを決めることもできます。

 

Animation Composer3 Starter Kit

 

Animation ComposerのBGM・効果音における使い方

BGMや効果音の場合も上記で紹介した方法とほぼ同じで、ツールパネルから欲しい音楽を選んで、ダブルクリックもしくは「Add」をクリックして追加するだけです。
追加する際には、選んだ音楽の波形を確認できる上に、試聴することもできます。

 

これからAfter Effectsを使うならChapter Twoで学ぼう!

もしこれから「After Effects」を利用するのであれば、「Chapter Two」を活用するのがおすすめです。

「Chapter Two」の場合は24時間いつでもプロ講師にチャットで相談することが可能。
深夜や早朝の作業で生じた疑問も、気軽に質問できます。その上、サポート期間中なら3回まで商談活動にプロの講師が同席してくれます。
詳しくは以下のリンク先をチェックしてみてください。

Chapter Two – クリエイター人材育成スクール

音楽が欲しいときはフリーサイトで入手しよう

今回は、動画編集時に活用できる音楽フリーサイトや利用時の注意点などを紹介しました。
動画編集で活用できるフリーBGM・効果音のサイトは豊富にありますが、利用する際の注意点もあります。
もしこれからフリーBGM・効果音のサイトを利用するのであれば、その点に考慮して利用するようにしましょう。

 

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