動画編集 2022.08.29(月)

動画編集で使えるおすすめコントローラー4選!編集作業の効率化を図る

「動画編集に慣れてきてマウスだけだと作業がしづらい」
「コントローラーを導入してみたいけれど、どれが良いのか分からない」

動画編集は細かい作業が多く、コマンドやショートカットキーを覚えるのも大変です。
よく使うものだけまとめてすっきりと作業したいと思う人も多いでしょう。

そこで活躍するのが、多くのクリエイターが使っている「コントローラー」です。
自分好みの設定ができて、よく使うコマンドやショートカットを記憶しておくことで作業時間短縮を図ることができます。

複数のコントローラーが販売されていますが、今回は動画編集クリエイターおすすめの4選をお伝えします。
作業効率化を図るために導入を検討してみてください。

 

動画編集コントローラーの必要性

ノブを回転させることでタイムラインの移動が楽にできたり、拡大・縮小などもダイヤル一つでできたりします。
キーボードとマウスだけの操作よりも効率が良く、作業がスムーズに進み時短です。
マウスより簡単に細かい操作ができるので、操作性が上がり制作活動に集中できるでしょう。

どれも自分好みにボタンの設定可能で、作業効率の良い状態にカスタマイズできます。
そうすることでより簡単に制作を進められ、作業負担の軽減が可能でしょう。

 

動画編集コントローラーの選び方

コントローラーには複数のタイプがあります。
スティックタイプや平面タイプ、有線接続やBluetooth接続とさまざまです。
自分の作業環境に合わせたものを選ぶようにしましょう。

 

コストパフォーマンスが高い製品を選ぶ

自分の使いたい機能が備わっており、予算内に収まるコントローラーを選びましょう。
多機能すぎて使わないのに高いだけのコントローラーは不要です。
また、安すぎて必要な機能が使えないのは、コントローラーの意味がありません。

コストパフォーマンスの良い自分に合ったコントローラーを選択できるように、吟味してください。

 

操作性で選ぶ

ショートカットキーを設定できたり、マクロ登録できたりするものが良いでしょう。
有線だとパソコンとの接続が安定し、無線だとペンタブレットにも繋げられるため用途が広がります。
操作環境を確認して、有線にするのか無線にするのか決めるようにするとより作業環境が整います。

普段自分がよく使う機能が設定できることが重要で、操作が滞りなく行えるように注意してください。

 

おすすめ動画編集コントローラー4選

TourBox NEO

動画編集のみならず、画像編集ソフトやブラウザなどに対応した左手デバイスです。
ボタンに機能を割り当てることができるので、自分の使いやすいコントローラーにカスタマイズできます。
オートスイッチをONに設定する必要がありますが、ソフトを切り替えるだけで、設定も自動で切り替わります。

良く使う機能はマクロ登録を行えば、ボタン操作一つで作業を完結できるようになります。
時短が図れ効率も良く、作業環境がかなり改善されるでしょう。

ボタン形状が全て違っているので、コントローラーを見ずに作業できます。
画面とコントローラーを行ったり来たりしていては、時間短縮につながりません。
タッチメソッドのようにノールックで作業ができるのは、おすすめポイントです。

ただし、TourBox NEOは有線接続のみです。
Bluetooth非対応ですので注意が必要ですが、コンパクトな設計でペンタブとの相性は良くなっています。
Bluetooth対応が必要であれば、2022年8月31日発売のTourBox Eliteを検討してはいかがでしょうか。

 

  • 価格 21,980円
  • 対応OS Windows7以降/MacOS10.10以降
  • サイズ 116×101×44mm/370g
  • 画像処理ソフト Photoshop、Lightroomなど
  • ペイントソフト Clip Studio、Paint、Comic Studioなど
  • 動画編集ソフト Premiere Pro、After Effects、Final Cut Pro、DaVinci Resolveなど

 

Loupedeck Creative Tool(CT)

動画編集、画像処理、音楽編集などで使うことができるデバイスです。
ワークスペースを作ることで、ボタンの割り当てはソフトやプロジェクトに合わせて切り替えが可能です。

コントラストから明瞭度まで、拡大や縮小も操作でき集中して制作できます。

ネイティブ対応プラグイン機能では、すぐに操作できるようプロファイルが既に設定されています。
もちろんカスタマイズして自分用に設定変更可能ですが、一から設定せずに使えます。

フィンランドで設計されていますが、日本語対応です。
オフィシャルサイトも技術的サポートも日本語で行ってもらえますので安心して使えます。

価格は少し高めですが、全ての機能が集約でき見た目も高級感があり、おすすめのコントローラーです。

  • 価格 69,980円
  • 対応OS Windows10以降/MacOS10.13以降
  • サイズ 150×160×30mm/400g
  • 画像処理ソフト Photoshop、Illustrator、Lightroomなど
  • ペイントソフト Clip Studio、Paint、Comic Studioなど
  • 動画編集ソフト Premiere Pro、After Effects、Final Cut Pro、DaVinci Resolveなど
  • 音楽編集ソフト Audition、Ableton Live 10など

 

 Stream Deck

カスタム可能な15個のキーでアプリやツールをコントロールできる、ライブコンテンツ制作向けのコントローラーです。
ゲーム配信などの配信動画を制作するシーンで特に活躍します。

表示アイコンは自分の好みに変更でき、ファイル名やソフト名を表示することもできます。
どこにどの設定を行ったのか覚えておく必要はなく、パネルを見るだけで視覚的に設定内容を確認できます。

また、ボタンを押すと表示のアイコンが動いたり表記が変わったりする仕様です。
覚える必要がなく、アイコンの表記が変わるコントローラーであれば、さらに操作性が上がるでしょう。

フェイスプレート( Stream Deck専用カバー)が6種類用意されているので、見た目も自分好みにカスタマイズできます。

SNS投稿(YouTubeやInstagramなど)が割り当てたボタン一つで行えます。
ショートカットキーの利用やフォルダの設定、マクロ登録も可能です。
よく使う機能を設定しておくことでボタンを押すだけでカット・削除から投稿までの作業を効率よく行えます。

「対応ソフト」という縛りはなく、Stream Deckソフトでどのようなソフト・ツールでも設定が可能です。
既に作成されたプラグインを利用するほか、ファイルを指定したりショートカットをドラッグアンドドロップしたりして設定します。
ソフトに制限がないのはおすすめで、照明のオンオフ、会議中音声のオンオフもボタン一つです。

対応言語は英語のみなので注意してください。
日本語に対応したシールを添付しているようです。

  • 価格 20,980円
  • 対応OS Windows10以降(64ビット)/MacOS10.13以降
  • サイズ 84×118×25mm/145g(スタンドなしの寸法)

 

Orbital2

押す・倒す・回すの3動作で300以上のショートカットを割り当てることができます。
シンプルなつくりですが機能は豊富で、狭い机に収まるコンパクトさが魅力です。

人間工学的に設計されており、長時間の作業が必要とされているクリエイターの負担軽減を図ります。

対応しているソフトウェアも幅広く、ショートカットキーを使うソフトであればどのようなソフトでも割り当てられます。

右利きでも左利きでも操作に支障はありません。
現在作業中のソフトが何であるかはLEDライトの色で判断できるように自ら設定できます。

ジョイスティックとダイヤルを使い、スティックを倒すだけですぐに機能が実行でき便利です。
ガイドメニューを画面上に表示させることで、視覚的操作が簡単で手元を見なくても作業ができるでしょう。

動画編集ソフトや画像処理ソフトはもちろん、Officeソフトにも対応しているためクリエイターだけでなく作業負担軽減したい人であればだれでも使えます。

  • 価格 33,000円
  • 対応OS Windows10以降(64ビット)/MacOS10.11以降
  • サイズ 60×68mm/130g
  • 画像処理ソフト Photoshop、Illustrator、Lightroomなど
  • 動画編集ソフト Premiere Pro、After Effects、Final Cut Pro、DaVinci Resolveなど

 

まとめ

動画編集で使えるおすすめコントローラーと、コントローラーの選び方についてお伝えしました。
ショートカットをカスタマイズして自分好みの設定を行うことで、作業効率化が図れます。
編集のクオリティもぐんと上がりますよ。

使い方次第で普段使いでもクリエイティブ作業でも便利になること間違いなしです。
左手にコントローラー、右手にマウスを持ち作業効率を図ってみませんか。

 

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