動画編集 2022.02.23(水)

動画編集の仕事はきつい?しんどいと感じる時や乗り越える方法を解説

動画編集の仕事を始めようと考えているものの、

「動画編集の仕事はきつい」
「動画編集の仕事は未経験だとしんどい」

といった声を聞いて、不安に感じている方がいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では、動画編集の仕事がきついかどうかや、しんどいと感じるリアルな場面などをご紹介します。

動画編集の仕事が実際にきついかどうかを確認したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

【結論】動画編集の仕事はきつい・しんどい

結論から言うと、動画編集の仕事はきついです。

動画編集は手軽に始めやすく需要も高いことから、特に副業やフリーランスに人気がある仕事ですが、仕事をしていると体力と精神が削られますし、初心者のうちは高収入が見込めません。

そのため、「楽して稼ぎたいから動画編集をしたい!」という気持ちで仕事をすると、きついと感じやすいでしょう。

とはいえ、仕事がきついのは当たり前です。
動画編集の仕事だけがきついわけではないことだけは覚えておきましょう。

では、動画編集の仕事は具体的にどのようなところがきついのでしょうか。

座りっぱなしで腰や肩が痛くなる

動画編集の仕事は、基本的に座りっぱなしです。
座りっぱなしだと、腰や肩などに負担がかかり、腰が痛くなったり肩がこったりします。

また、仕事中は常にパソコンを使うため、目も酷使します。

このように、動画編集は意外と体力を使う仕事です。
あまり体力がない方やジッとできない方は、動画編集の仕事がつらいと感じるでしょう。

仕事達成までに時間がかかる

動画編集の仕事は、仕事達成までに非常に時間がかかります。

例えば、YouTubeの動画編集をする場合、素材にもよりますが10分の動画で4時間~8時間程度かかることが多いです。

未経験者や初心者であれば、動画編集の仕事に慣れていない分、より時間がかかるでしょう。

加えて、納品した動画が納得されなかったら修正依頼がきて、さらに時間が取られます。

「長時間パソコンと向き合う必要があり、どれだけ時間がかかっても案件の単価は変わらない」となると、動画編集がきついと感じてしまうでしょう。

「動画編集の仕事がきつい・しんどい」と感じるリアルな場面

「動画編集の仕事がきつい・しんどい」と感じる場面は、主に以下の4つが挙げられます。

  • 修正依頼がきたとき
  • 作業量と単価が割が合わないとき
  • 納期に追われているとき
  • なかなか案件を得られないとき

では、順に見ていきましょう。

修正依頼がきたとき

動画編集の仕事はお金が発生しているため、クライアントが気に入らなければ修正依頼が入ります。

修正依頼がくると「自分の編集が認められていない」という気がして、メンタル的にきつくなります。

ただ、動画編集の仕事は明確な答えがないため、修正依頼が来ることが多いです。

「動画編集の仕事では修正依頼が当たり前」と思って仕事をすれば、少しは楽になるでしょう。

作業量と単価が割が合わないとき

動画編集の仕事は、事前に単価を提示されます。
一度受けると、編集内容や修正依頼などでどれだけ時間がかかっても単価は変わりません。

例えば、YouTubeに投稿する10分間の動画編集を5,000円で受けた場合、納品までにかかった時間によって時給が変化します。

  • 4時間で終えた場合:時給1,250円
  • 7時間で終えた場合:時給714円
  • 10時間で終えた場合:時給500円

「これだけ作業したのに、時給に換算すると割に合っていない」という状況になったときに、動画編集の仕事がきついと感じます。

納期に追われているとき

動画編集者として信頼を得るためにも、納期を守るのは絶対です。

やむを得ない事情がない限り、深夜労働や徹夜で動画編集して納期に間に合うように提出しなければなりません。

仕事量が多かったり仕事を溜めて納期前まで手つかずの案件があったりすると、納期に追われます。

体力面で疲れるのはもちろんですが、特に精神面がきついです。

「早く納品する必要があるのに全く仕事が進まない」「納期に間に合わないかも」となれば、叫びたくなるほどしんどくなります。

なかなか案件を得られないとき

動画編集の勉強を頑張ったもののなかなか案件が得られないときは、精神的にかなりきついです。

この状態は、特に動画編集未経験者や初心者がよく陥ります。

動画編集の仕事はたくさん発注されており、中には未経験者・初心者を歓迎している案件もあります。

できそうな案件を探すことは難しくないものの、「他の動画編集者に案件を取られて稼げない」となった際、現実にさらされて動画編集の仕事がきついと感じます。

どんな人が「動画編集の仕事がきつい」と感じやすい?

以下のような人は、「動画編集の仕事がきつい」と感じやすいです。

  • 「楽して稼ぎたい」と考えている人
  • 繰り返し作業が苦手な人
  • 我慢強くない人
  • 動画があまり好きじゃない人

動画編集の仕事は体力面・精神面の2つできついものがあり、努力しないと稼げません。

また、動画編集の仕事内容は、基本的に同じ作業を4時間~8時間程度繰り返すイメージです。

そのため、上記に当てはまる人は、動画編集の仕事がきついと感じやすいと言えます。

特に、動画があまり好きじゃない人は動画編集に対するモチベーションを維持しにくいため、よりきついと感じやすいでしょう。

「動画編集の仕事がきつい」と感じなくする方法

「動画編集の仕事がきつい」と感じなくするためには、とにかく動画編集の仕事に慣れることが一番です。

仕事に慣れると一言で言っても、やり方は人によって異なります。

  • 案件が取れなくてきつい → 営業方法を他人から学んで慣れる
  • 修正依頼が多くてきつい → クライアントの癖に慣れる
  • 仕事に時間ががかかってきつい → 動画編集の苦手な作業に慣れる
  • 案件数が多くてきつい → 他の動画編集者への依頼に慣れる

このように、「動画編集の何がきついのか」を自己分析して、そのきつい部分を克服できるように行動して慣れることが、きついと感じなくするために大切です。

実際に動画編集をしてきついと感じたときは、一度立ち止まって何がきついのか考えてみてください。

動画編集の仕事はきつい・しんどいだけじゃない!

動画編集の仕事はきつい・しんどいのは事実ですが、それ以上に嬉しいことや楽しいことがあります。

具体的に動画編集の仕事で嬉しい・楽しいと感じる場面は、主に以下の通りです。

  • クライアントに褒められたとき
  • 理想的な動画を編集できたとき
  • 高単価の案件を獲得できたとき
  • 作った動画の再生数が多いとき

特に、納品した動画がクライアントに褒められたときは、「自分のやってきたことは間違いではなかった」と認めてもらえたような感覚になり、動画編集の仕事をしてよかったと感じます。

動画編集はきついことだけではなく、嬉しいことや楽しいことも感じられる、そんなやりがいのある仕事です。

動画編集を仕事とするメリット

動画編集を仕事はきつい分、以下のような仕事とするメリットがあります。

  • 在宅ワークができる
  • 未経験でも始めやすい
  • 将来性がある

では、順に見ていきましょう。

在宅ワークができる

動画編集の仕事場はネット上です。
パソコン1台あればどこでも仕事できるため、在宅ワークができます。

在宅ワークができることで、仕事場までの通勤時間などがなくなって体力や時間を確保できますし、集中できる環境で業務効率も向上します。

人間関係に煩わしさを感じる人は、1人で仕事をすることが多い分、人間関係を気にしなくていいところも魅力的でしょう。

自宅からあまり出たくない、育児や家事をしつつ仕事をしたい人にとって、在宅ワークができるのは大きなメリットと言えます。

在宅ワークが苦手な場合は、カフェやコワーキングスペースなどで仕事をするのも手です。

未経験でも始めやすい

動画編集の仕事は、未経験でも始めやすいところも嬉しいメリットです。

他の職種と比べて動画編集スキルは習得しやすく、勉強時間も「1〜3ヶ月程度」と言われており、そこまで時間がかかりません。

また、YouTubeやTikTokの影響で動画広告市場が上昇傾向にあり、未経験・初心者を歓迎している企業案件も多数見かけます。

このように、動画編集の仕事は未経験でも始めやすい環境が整っているのです。

将来性がある

先ほども紹介した通り、動画広告市場は上昇傾向にあり、将来性があります。

実際に、サイバーエージェントの市場調査で「2025年には動画広告市場が1兆465億円に達する見込みがある」という結果が出ています。

出典:CyberAgent

将来性があると、受けられる仕事が増えるのはもちろん、仕事がなくならず収入に困りにくくなります。

実績や所有スキルによっては、高単価の案件を得られるでしょう。

そのため、将来性がある動画編集スキルを一度身につけさえすれば、副業で副収入を得たりフリーランスになって自由な働き方を目指したりなど、人生の選択肢が広がります。

動画編集を仕事とするために必要なもの

動画編集を仕事とするためにも、以下の4つは準備しておきましょう。

  • スペックが高めなパソコン
  • 動画編集スキル
  • 動画編集ソフト
  • 営業スキル

では、順に見ていきましょう。

スペックが高めなパソコン

動画編集を仕事とする際、パソコンは仕事道具なため必須です。

ただ、パソコンであれば何でもいいわけではありません。
快適に動画を編集できるくらいのスペックがあるパソコンを使うことが重要です。

以下のスペックのパソコンであれば、問題なく動画編集の仕事ができます。

  • CPU:「intel Core i7」or「Ryzen 7」
  • メモリ:16GB
  • ストレージ:SSD(256GB)

「より快適に動画編集がしたい!」という場合は、グラフィックボードを搭載しているパソコンを選びましょう。

グラフィックボードは動画編集の仕事に必須ではないものの、エンコードの時間短縮に役立ちます。

※エンコードとは編集した動画を圧縮して1本の動画ファイルにすることです。

動画編集スキル

動画編集を仕事とする際、動画編集スキルがなくては仕事になりません。

まずは動画編集者として必要最低限である以下のスキルを身につけるところから始めましょう。

  • カット編集
  • テロップ挿入
  • BGM・効果音の挿入

勉強方法は多岐にわたり、例えばネット記事やYouTube、参考書などを活用する方法が挙げられます。

「ネット記事や参考書でスキルや操作方法を覚えつつ、実際に動画編集ソフトを触ってアウトプットし、分からないところを再度調べる」という流れを繰り返して勉強すると効率的です。

ただ、これら全てを独学でしようとすると勉強時間がかかってしまい。モチベーションが維持できずにきついと感じるかもしれません。

まとめて短時間で動画編集スキルを身に付けたい場合は、スクールに通うことをおすすめします。

スクールであればプロに動画編集スキルを教えてもらえて時間短縮を図れるだけでなく、「何が分からないのかが分からない」といった状況に陥りにくくなります。

時間を使ってお金をかけたくない人は独学で、お金をかけてでも早めに動画編集の仕事をしたい人はスクールに通いましょう。

動画編集ソフト

動画編集の仕事は動画編集ソフトを使って行うため、基本的な動画編集ソフトの操作方法も知っておく必要があります。

有名どころの動画編集ソフトといえば、『Adobe Premiere Pro』や『Final Cut Pro』などが挙げられます。

動画編集ソフトの操作を勉強する方法としては、実際に触ってみるのが一番です。

各動画編集ソフトのチュートリアルに沿ったりYouTubeで操作方法の動画を見ながら真似したりなどして、利用を検討している動画編集ソフトの操作方法を把握しましょう。

営業スキル

副業やフリーランスで動画編集の仕事をしようと考えている場合は、自分で仕事を取る必要があるため営業スキルも必要です。

営業スキルがないと、どれだけ動画編集スキルや高度な操作ができたとしても、思うように仕事を獲得できません。

営業レベルが高ければ高いほど、自分の長所をクライアントに伝えられ、仕事を得られる可能性が高まります。

ネット記事や参考書を活用して「どう伝えれば案件が取れるようになるか」を考えつつ勉強しましょう。

動画編集の仕事はきつい面も嬉しい面もある

今回は、動画編集の仕事がきついかどうかや、しんどいと感じるリアルな場面などをご紹介しました。

動画編集の仕事にきつい・しんどい面があるのは事実ですが、それ以上に嬉しいことや楽しいことがあります。

やってみないことには分からないため、まずは必要なものを準備して動画編集を始めてみてはいかがでしょうか。

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