動画編集 2024.01.15(月)

【動画編集】モザイク・ぼかし加工を入れるおすすめアプリとソフト10選

「ここだけモザイクをかけたいんだけど、どうやってかけるの?」

「モザイクを自動追従する機能があるって聞いたんだけど本当?」

 

SNSで動画を紹介する機会が増えました。

5Gの普及でこれから個人で動画を扱うことも多くなることでしょう。

 

動画を公開するとプライバシーが不安になったりしませんか。

個人情報を隠すためだけに撮り直しになると面倒ですよね。

 

そんな時には「モザイク」や「ぼかし」をかけましょう。

アプリやソフトで簡単に追加できる機能です。

おすすめのアプリ&ソフトも紹介していますので、使ってみてください。

 

動画編集でモザイク加工を行う目的は?

動画にモザイクやぼかし加工を行うのには大きく4つの目的があります。

プライバシー保護であったり、動画にインパクトを与えるのに重要だったり、その目的はさまざまです。

ひとつずつ丁寧に解説していきます。

プライバシー保護を行うため

他人の映った映像を勝手にSNS動画に載せてはいけません。

通行人・自分以外の友人など他人が映らないように配慮する必要があります。

 

動画や画像に映っているものから場所や人物が特定されてしまいます。

勝手に載せられて不快に思う人も多いでしょう。

 

どんなに小さなことでも注意しておく必要があります。

ネットに一度載ってしまうと、消えることはないと思っておきましょう。

ネットの特性をよく理解し、しっかりとプライバシー保護を行います。

 

プライバシー保護を目的とする場合、モザイクやぼかしを濃くしてしっかり隠しましょう。

場所を特定できなくするため

観光地や特定の建物などを紹介する時以外は、どこに行ったかどこにいるのかは分からないようにします。

特徴のある風景や建物が映りこんでいないか必ず確認しましょう。

 

最も重要なことは自宅を特定できないように配慮することです。

犯罪につながる事態に発展しないように、細心の注意を払いましょう。

 

方法としては、背景などに移り込んだ特定のところを隠すようにします。

撮影時の大前提として、できる限り背景に特定できるものが映らないようにすると良いです。

有名なYoutuberでも自宅の中でカーテンを閉めて撮影したり、背景を変えるなどの対策をとっています。

 

インパクトを与える

動画の初めだけにモザイク加工を入れて、視聴者の「気になる」を引き出すことができます。

「動画の最後に」などと動画を見てもらえるように誘導することが可能です。

隠されているところには何か重要なことがあるのかもしれないと視聴者は感じるものです。

 

映像の一部分だけが見えるようにして全体的に隠しておく手法もあります。

本当に見てほしいところを明確にすることができます。

動画のどこに注目してほしいか、伝えたい情報をしっかりと伝えましょう。

 

納得のいかなかったところを隠す

撮影した動画に納得がいかないときもあります。

光の当たり具合で変に影ができてしまったり、視線が違う方向に向いていたりとその原因はさまざまです。

 

撮りなおすことができれば一番すっきりして良いのかもしれません。

しかし旅行動画など、どうしても撮りなおすことができないこともあります。

 

そんな時に、モザイク加工が役立ちます。

モザイクをかけて隠してしまったり、スタンプでかわいくデコレーションする事もできるでしょう。

お蔵入りになってしまった動画に少し加工をして投稿してみるのも良いかもしれませんね。

 

モザイク機能付きアプリの選び方

モザイクやぼかし加工は難しそうに見えて、実はアプリでできるものが多いです。

簡単だからこそ、アプリの選び方に注意してみてください。

 

モザイクをかける範囲が選択できますか?

モザイクをかける範囲がどこまで指定できるか確認しましょう。

「画面全体にしかかけられなかった」

「隠したいところが完全に隠れない」

というようなことが無いように注意が必要です。

 

モザイク範囲が調節できないとなると編集がすごく面倒になります。

手間が増えないように導入のときに確認しておくのが得策です。

 

濃さが変更できますか?

プライバシーを守るためには濃いモザイクをかけなければいけません。

インパクトを与えるときには少し薄めにしても問題ないです。

 

場面や目的によってモザイクの濃さは違います。

濃さが変更でき、モザイクがかけやすいものを選ぶようにしてください。

モザイク機能の付いた動画編集アプリ・ソフト10選

では実際にどのようなアプリやソフトが用意されているのか見ていきましょう。

簡単に加工ができておすすめです。

 

動画モザイク

ぼかしやモザイクが簡単にかけられるアプリ。

加工方法は次の通りで、用途によって使い分けができるので便利です。

 

  • 動画全体をぼかす
  • 動画を再生しながらモザイクを動かして一部分をぼかす
  • 指でなぞってぼかす
  • 顔だけを自動でぼかす
  • 形を決めてぼかす

iOSダウンロード

モザイク編集

なぞったところにモザイクを入れられるアプリ。

モザイクをかける時間はラベルを引っ張るだけと簡単です。

 

このアプリは、被写体に合わせてモザイクが自動で動いてくれる優れものです。

初心者でも使いやすいのでおすすめします。

 

動画選択後、加工をしてからモザイクをかけるようにしましょう。

 

iOSダウンロード

 

InShot

基本的な動画編集が無料でできるアプリ。

使いやすいと人気のあるアプリです。

SNS向けに動画の大きさを変えられる機能が付いています。

 

スタンプやエフェクトでもモザイクのように使え、アレンジが自由にできます。

種類が豊富なので、自分好みにカスタマイズが可能でオリジナリティを出せるでしょう。

 

Androidダウンロード

iOSダウンロード

 

ぼかし&モザイク加工

指でなぞってモザイクをかけることができるアプリです。

モザイクの種類が12種類もあるので、用途や目的に合わせて使うことができます。

ぼかしの太さや濃さも選択可能です。

 

新しく追加されるアイコンは広告を見ることで使うことができます。

課金しないと使えないということはないので、試してみたい初心者の方にもおすすめします。

 

iOSダウンロード

 

MovStash

動画にモザイクを入れ保存ができるアプリ。

モザイクを入れる方法は全部で3種類です。

 

・シンプルモード

 特定の位置にモザイクを入れることができます。

 位置・大きさ・ぼかし具合を決めて簡単操作が可能です。

 

・タイムラインモード

 ぼかしをかけたい時間と場所を指定することができます。

 モザイクを表示する場所を選択し、時間はスライダーで決めましょう。

 

・顔認証モード

 顔を認識してモザイクをかけることができます。

 認証が完ぺきではないので、シンプルモードを使って細かく修正をしなければなりません。

 

iOSダウンロード

 

ぼかし丸

写真や動画をなぞってぼかすタイプのアプリ。

対象物をなぞるだけなので初心者でも簡単です。

 

モザイクを入れる方法は4種類。

 

・全体をぼかす

・一部のシーンだけをぼかす

・周辺をぼかす

 図形を置いたところの周辺にモザイクを入れることができます。

 躍動感がある動画に仕上がるでしょう。

 注目してほしいところが一目で分かります。

動画に追従するモザイク

 対象物を認識して自動でモザイクの位置を変えてくれる機能です。

 

Androidダウンロード

iOSダウンロード

 

Premiere Pro(ソフト)

Adobe社が開発しているソフトです。

動画編集を代表するもので、基本的な操作はすべて揃っています。

 

多機能なので始めたばかりの頃は操作に戸惑うことがあるかもしれません。

しかし、使えば使うほど便利な機能がたくさんあります。

 

モザイク加工では、自動追従もあり、手動で動かすことも可能です。

 

Premiere Pro公式サイト

 

iMovie(ソフト)

iOSに標準インストールされているソフト。

追従してモザイクを動かすことも可能で、シンプルな設計なので初心者でも操作できます。

 

モザイクをかけるというより、図形を挿入して隠すイメージに近いです。

 

iMovie公式サイト

 

VSDC(ソフト)

Windowsで展開されている動画編集ソフト。

有料版もありますが、モザイク加工は無料版で使うことができます。

 

細かくモザイク範囲を決めることができるので便利です。

有料版であれば自動で対象物を追従する機能がついておりさらに便利になります。

VSDC公式サイト

 

EaseUS Video Editor(ソフト)

Windows7以降で使えるソフト。

使いやすい動画編集ソフトでシンプルにモザイク加工が可能です。

 

EaseUS Video Editor公式サイト

 

PowerDirector Essential(ソフト)

日本人向けのシンプルな動画編集ソフト。

無料でもかなり高機能で利用者も多い、使いやすい設計です。

 

モザイクのかけ方もシンプルで、大きさ・濃さ・位置の変更も簡単にできます。

 

PowerDirector Essential公式サイト

 

モザイク・ぼかし編集を行う際の注意点

モザイク・ぼかし編集を行う際の注意点ポイントを紹介します。

どれも押さえておきたいポイントですので最後までご覧ください。

加工する際の料金

モザイク・ぼかし編集を行うことができる動画編集アプリには有料版と無料版があります。

動画編集アプリによって異なりますが、有料でないと編集を行えない場合や有料にしないとモザイクの濃さや範囲を変更することができないものがあります。

仕事として動画編集を行っていきたい方は有料版にしてしっかりと編集することをおすすめします。

モザイク・ぼかし以外にも様々な機能が追加されます。

とりあえず動画編集を行っていきたいという方は無料版を使用し気に入った場合は有料プランに変更することをおすすめします。

動画編集アプリもいろいろなものがあるので自分に合った動画編集アプリを見つけましょう。

機種が加工に対応しているか

動画編集はすべてのアプリが対応しているとは限りません。

あまり前のスマートフォンなどは最新のソフトに対応していない場合や使えてもすごく重い場合があります。

カットやテロップ挿入などは特にスペックを要求されませんが、モザイク・ぼかし編集は多少スマートフォンに負担のかかる作業です。

動画編集を行う際はまず自分のスマートフォンのスペックがたりているのか確認しましょう。

動画編集を行う際に必要なRAM(メモリ)は最低4GB、快適に動画編集を行いたい場合は6~8GB搭載のスマートフォンを用意しましょう。

RAM(メモリ)の確認方法

iPhoneの場合

iPhoneの場合はRAMは各端末固定なため一覧表で紹介します。

iPhoneRAM比較表

端末名 RAM(メモリ)
iPhone 15 Pro Max 8GB
iPhone 15 Plus 6GB
iPhone 15 6GB
iPhone 14 Plus 6GB
iPhone 14 Pro 6GB
iPhone 14 Pro Max 6GB
 iPhone 14 6GB
 iPhone SE(第3世代) 4GB
iPhone 13 Pro 6GB
 iPhone 13 mini 4GB
iPhone 13 4GB
iPhone 13 Pro Max 6GB
iPhone 12 Pro Max 6GB
 iPhone 12 mini 4GB
iPhone 12 Pro 6GB
iPhone 12 4GB
iPhone SE(第2世代) 3GB
iPhone 11 Pro Max 4GB
iPhone 11 Pro 4GB
iPhone 11 4GB
iPhone XR 3GB
iPhone XS Max 4GB
iPhone XS 4GB
 iPhone X 3GB
iiPhone 8 Plus 3GB
iPhone 8 2GB
iPhone 7 Plus 3GB
iPhone 7 2GB
iPhone SE (第1世代)  2GB
 iPhone 6s 2GB
iPhone 6s Plus 2GB
iPhone 6 1GB
iPhone 5s 1GB
iPhone 5c 1GB
iPhone 5 1GB
iPhone 4S 512MB
iPhone 4 512MB
 iPhone 3GS 256MB
iPhone 3G 128MB
iPhone    128MB

androidの場合

1.「設定」を開いてください。p>

2.「デバイス情報」をタップ

3.下にスクロールを行ってください。

「ビルド番号」を7回タップ

4.7回タップを行うと開発者向けオプションが有効になります。

5.開発者向けオプションが有効になったら1個前のページに戻ります。

6.戻ったら「システム」をタップ

7.「開発者向けオプション」をタップ

8.「メモリ」をタップ

9.ここで「合計メモリ」「平均使用メモリ」「空きメモリ」を確認することができます。

動画編集アプリを使っていて重くなってしまったら「空きメモリ」を確認してください。

ほとんどあいていない場合はスペックが足りていないということです。

「空きメモリ」が空いているのに重くなってしまう場合はほかの原因が考えられます。

上記手順を行うことによって重くなる原因究明するにも役立ちます。

動画編集でスマホが重くなってしまう方は一度試してみましょう。

まとめ

動画編集の基本となるモザイク加工について学んできました。

簡単にモザイク加工ができるアプリを5選、ソフトを5選紹介しました。

ソフトはパソコンとの相性があるので、一度ダウンロードをして触ってみてください。

 

モザイクをかけるのは

  • プライバシー保護
  • 場所の特定を防ぐ
  • インパクトを与える
  • 納得できないところを隠す

などの理由がありました。

 

アプリを選ぶときのコツとしては

  • モザイクをかける範囲が選択できる
  • モザイクの濃さが変更できる

ことを確認してくださいね。

 

基本的な操作ができるようになったら、動画編集スクールで学んでみませんか。

プロが教えてくれるので本格的な動画も作れるようになります。

 

今は自宅でオンライン学習も可能になりました。

遠くまで足を運ぶ必要もありません。

映像で繰り返し学習できるタイプも良いでしょう。

 

おすすめは動画制作会社がやっている「Chapter Two」です。

初心者だからといって諦める必要はありません。

一からプロになるまでしっかり指導を受けることができますよ。

 

興味のある方はぜひ公式サイトをのぞいてみてくださいね。

Chapter Two公式サイトはこちら

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