【Windows10】動画編集でモザイクがかけられるおすすめソフト5選

「パソコンを使って動画にモザイクをかけたいけど手順がわからない」
「動画編集でモザイク加工しなくてはいけないけど簡単にできるソフトはないの?」
5GとSNSの普及で動画編集が身近になり、同時に動画の公開をする人が増えてきました。
載せたくないものが一緒に動画に映っていて、動画公開をあきらめた経験も少なからずあるのではないでしょうか。
せっかく撮影した動画を見てもらうために、載せたくないところにモザイクをかける技術を学びましょう。
Windowsパソコンが1台あれば簡単にモザイク処理を行うことができます。
プライバシー保護をしながら、動画ライフをさらに満喫することができるようになりますよ。
目次
動画編集でモザイクをかける理由
動画編集においてモザイクをかけるのは大変重要な加工となります。
不要な部分・個人特定ができる部分をしっかり隠すことで、SNSに動画を公開しても比較的安全です。
プライバシー保護のため
最も重要な理由としてあげられるのが、プライバシー保護を行うためです。
自分や家族・友人の顔を載せないようにするためにモザイク処理を行うことが求められます。
小さい情報だから大丈夫だと思い、そのまま動画などを公開しては危険です。
一度インターネット上に流れてしまった情報は消すことができません。
少しのことでも危険であると正しく理解して公開するようにしましょう。
プライバシー保護のためにモザイクをかけるのであれば、しっかりと濃いモザイクにしましょう。
スタンプ・ステッカー機能などを使って完全に隠してしまうのも手です。
動画編集ソフトの中には、対象物を追従してくれる機能がついているものがあります。
対象物がはっきりと決まっている場合は追従機能を検討しても良いでしょう。
場所の特定を防ぐ
スマホで撮影した動画を、リアルタイムでSNSへ投稿をする人も見受けられます。
今現在どこにいるのかを全世界にさらすことになってしまいます。
自宅周辺では住所の特定を行われてしまい危険です。
特徴のある建物や風景をしっかりと隠すことで特定を防ぐことができます。
モザイクを濃くしすぎてしまうと動画全体がモザイクになってしまう可能性もあります。
動画撮影の時に極力、特定されるものが映らないように注意するとモザイク加工をする手間が省けます。
カーテンを付ける、対象物のみをズームで撮影するなどの方法で対処すると良いでしょう。
納得いかない部分を隠す
動画の一部に納得のいかないところがある場合、モザイクやスタンプ・ステッカーで隠すことで撮りなおしせずに公開できます。
撮りなおしができるのであれば一番良いですが、旅行動画など撮りなおしのできない動画に便利です。
目線が合わないときや、光の加減で対象物が暗くなってしまったとき、動画で隠したいところは多くあります。
一つ一つ撮りなおしをしていては動画をつなげることが難しくなるでしょう。
かわいらしくデコレーションすることで納得のいかないところを隠しつつ楽しい動画に変えることができます。
動画にインパクトを与える
一部にモザイクを使い動画の展開予想に使えたり、スタンプでデコレーションすることで楽しさを追加したりできます。
動画に注目してもらえる工夫もモザイク処理で対応することが可能です。
「結果は動画の最後に・・・」などのフレーズと一緒にモザイク加工をかけておくことで視聴者の興味を引き出します。
視聴者の「気になる」を引き出すことが動画再生を伸ばすきっかけになるでしょう。
また、動画の一部だけを魅せるように周りにモザイクをかける手法もあります。
本当に注目してほしいところだけクリアに見えるようにすると分かりやすくて良いです。
隠すだけではないモザイク処理もありますので、上手に使って納得のいく動画に仕上げましょう。
動画編集ソフト「Premiere Pro」でモザイクをかける手順
動画編集ソフトPremiere Proを使い動画にモザイクをかける手順を説明します。
今回はPremiere Proで行いますが、他の編集ソフトも同じような手順で行えます。
参考にしてモザイク処理に挑戦してくださいね。
1、Premiere Proを開き、[新規プロジェクト]からフォルダ名を付けて開始します。
2、モザイク処理を行いたい動画を取り込みます。
3、ドラッグ&ドロップでタイムラインに動画を表示させましょう。
4、動画の一部にモザイク処理を行いたい場合は、カット処理をしておきます。
5、[エフェクト]→[ビデオエフェクト]よりモザイクを選択します。
※[エフェクト]が見つからない場合はメニューバーのウインドウよりエフェクトを選択しましょう。
6、タイムラインに乗せ、[fx]を選択するとエフェクトコントロールに編集できるメニューが表示されます。
水平および垂直ブロックでモザイクの濃さを変えることができます。
⇔が出ている状態で左右に動かすとモザイクの濃さを確認しながら調節することが可能です。
7、はじめは全体にモザイクがかかります。
〇か□か鉛筆マークでモザイクをかける範囲を指定することができ、すぐに動画に反映されます。
8、PremiereProには追従機能が付いています。
[マスクパス]の再生マークを押すと自動的に対象物を判断し、モザイクが自動で動きます。
Windows10で使えるモザイク加工できるソフト5選
Windows10でモザイク処理が行える動画編集ソフトを紹介します。
無料で使えるものから、有料で機能が充実しているものまでそろっています。
有料でも試用期間がありますので、実際に操作してみて導入を検討しても良いでしょう。
AviUtl
無料で使うことができる動画編集ソフトです。
個人が開発して公表しているソフトですが、使い勝手がよく簡単な操作で編集することができます。
機能はプラグインを使って追加していくタイプです。
簡単なパソコン操作ができたほうが使い始めるのに良いでしょう。
公開はこちらからされています。
ダウンロードは最新版を行うようにしましょう。
拡張編集プラグインも同時にダウンロードを行っておきます。
AviUtlのモザイク加工はフィルタ機能で行うことができます。
モザイク処理をおこなう機能は「部分フィルタ」です。
動画の一部分にモザイクをかけることもできますし、対象物に対してモザイクをかけ追従することも可能です。
タイムラインから右クリックでメニューを表示することで取り込んだ動画にモザイクをかけることができます。
[フィルタオブジェクトの追加]→[部分フィルタ]と進んでいきましょう。
タイムラインに部分フィルタと表示されているところにモザイク加工がされます。
モザイク処理を行いたい箇所は動画上で指定し、モザイク処理時間はタイムライン上で行えます。
AviUtlは個人で作成された動画編集ソフトですが、インターネット上に情報が多く載っています。
始めは使いにくいと感じる方もいらっしゃると思いますが、慣れるとスムーズな作業ができるソフトです。
Premiere Pro
動画編集ソフトの代表的なソフトで、月額使用料が3,000円近くかかりますが全ての機能が整っています。
モザイク加工はもちろんですが、動画の結合やBGMの追加などオリジナル動画を制作するには必要不可欠な機能がたくさんあります。
本当に多機能なソフトなので使い始めたばかりの初心者の方には覚えることが多く手間取ってしまうかもしれません。
使えば使うほどその機能に魅了されるばかりか動画編集が楽しくできるように設計されています。
モザイク処理のかけ方は先ほど説明した通りとなっており、初心者でもやり方を覚えてしまえば手間な操作はありません。
便利な追従機能もあり、動画編集はPremiere Proがあれば問題ありません。
Filmora
動画全体および動画の一部にモザイク処理を行うことができるソフトです。
Pro版と無料版がありますので、無料版で試してからPro版を導入するとよいでしょう。
ソフトを公式サイトからダウンロードして、「高度編集モード」を選択して動画を取り込み捜査開始です。
(ダウンロード先)
動画の取り込みは[メディア]→[追加]で行いましょう。
タイムラインにドラッグ&ドロップで移動させてモザイク処理ができるボタンを右上から選択してください。
[エフェクト]→[モザイク]→[+]ボタンでタイムラインにエフェクトバーが表示されます。
動画全体でも動画の一部でも、範囲を調節することで簡単にモザイクをかけることができました。
モザイクの濃さもプレビュー画面上でできるのは便利で使いやすかったです。
Power Director
国内販売シェアNo1を受賞した充実している動画編集ソフトです。
素材が充実しているソフトなので初心者でもプロのような動画を作成できます。
ダウンロードはこちらから行ってください。
無料体験版を使って使用感を確かめてくださいね。
ソフトを起動して編集する動画の読み込みを行います。
[スタイルエフェクト]→[スタイル]→[ぼかし][モザイク]をタイムラインにドラッグ&ドロップで挿入できます。
モザイクの調節などはタイムラインの上に表示されている[エフェクト]ボタンより行いましょう。
モザイクの大きさを調節する場合は、[マスク部分]を調節することで可能です。
詳しい説明がなくても動画の取り込みやモザイク処理はできました。
よく使うエフェクトもお気に入り登録してワンクリックで使えるようになり便利です。
BeeCut
初心者向けの動画編集ソフトで、WindowsはもちろんMacやAndroid・iOSでも展開されています。
オンライン無料でお試しもありますが、ソフトをダウンロードして操作をしてみましょう。
ダウンロードはこちらから行うことができました。
タイムラインに動画をドラッグ&ドロップで表示して編集スタートです。
タイムラインの上にある[モザイク]ボタンを押すと範囲などを設定するモードに変更されます。
モザイクの範囲や濃さを設定し[OK]ボタンで完了です。
モザイクを追加したい場合は[追加]ボタンから行うことができます。
一つの動画に複数個所モザイクを入れたいときなどはこちらを使ってみてください。
ボタン一つで追加できるのはとても便利な機能です。
本格的な動画編集に興味はありますか?
動画でモザイク処理を行う手順を説明しましたが、どのソフトも簡単に操作することができとても満足できます。
無料で試すことができてとても便利でしたが、慣れてくるともっと別のことがやりたくなってきます。
動画編集のステップアップを考えていらっしゃる方は、オンラインスクールをおすすめしています。
自分の知らなかったことをプロから教えてもらえるスクールはやりがいを感じることができます。
おすすめの動画編集スクールは「Chapter Two」です。
Chapter Twoは動画制作会社が運営しているスクールでオンラインのみならず大阪・東京の2箇所で対面講習も行っています。Adobe社が販売しているAfterEffectsなど本格的なソフトを使って動画編集を行えるようになります。
動画編集だけではなく営業力も学ぶことができ、趣味で編集を行うだけでなく副業やフリーランスとしての活躍も期待できます。他にはない商談同行サービスもあり初心者の人にも確実に実力がつけられると人気です。
オリジナル動画を作成したい方、初心者を抜け出したい方、動画編集で仕事を考えている方へ。
おすすめの動画編集スクール「Chapter Two」の公式サイトを覗いてみて、ぜひ検討してくださいね。
まとめ
動画編集においてモザイク処理が行える編集ソフトは次の5つをおすすめします。
どれも初心者から簡単にモザイク処理を行うことができ、無料版があるので自分に合っているか確かめることができます。モザイク処理は同じような操作でできるので一つ覚えていると応用ができますので、ぜひこの機会に覚えてみましょう。
動画の公開を行うことが増えてきた現在では、プライバシー保護や場所の特定を防ぐなどモザイク処理は必要不可欠です。自分や自分の大切な人を守るためにも動画公開の前に隠さなければならないところがないか一度チェックしてくださいね。