動画編集 2022.04.28(木)

初心者でもできる!パソコンを使った動画編集のやり方

「YouTube動画を作ってみたいけれど何から始めればよいかわからない」

「初心者だけど動画編集でどんなことができるのか勉強してみたい」

 

企業のPRや商品紹介も動画で行われる時代になりました。

5Gが普及しこれからさらに”動画”の情報は増えることでしょう。

 

「私も動画で発信をしたい」と考えても、動画編集は難しいものだと諦めている人も多いのではないでしょうか。

初心者なのにちゃんとした動画編集ができるか不安になってしまいます。

 

初心者でもわかる動画編集の手順や基礎用語、注意点からおすすめのソフトまで紹介します。

動画編集を始めるきっかけにしてくださいね。

 

初心者でもわかる動画編集の手順

動画編集で必要なパソコンスペックや動画編集ソフトの選び方を紹介します。

編集の大まかな流れもお伝えしますので参考にしてください。

 

動画編集向けパソコンを用意する

動画編集では大容量のデータを扱うことになります。

低スペックのパソコンでは動画編集中に止まってしまったり、ソフトの動きが遅くなります。

最低でも

  • CPU(パソコンの頭脳)は「Core i7」以上
  • メモリ(一時的なデータ保管場所)は「8GB」以上
  • ストレージ(データを保管しておくところ)は「SSD 512GB」以上

を目安にパソコンを用意してください。

 

ノートパソコンとデスクトップパソコンは利用目的に合わせて選びましょう。

持ち出しをして動画編集を行いたいと考えているのであればノートパソコン一択です。

設置場所もあり、腰を据えて作業をしたいのであればデスクトップパソコンをおすすめします。

 

WindowsとMacは使い慣れたほうで構いません。

条件を満たしているパソコンをお持ちであれば買い替える必要もないでしょう。

 

動画編集ソフトを用意する

パソコンが用意できたら動画編集ソフトを選びます。

もともとパソコンにインストールされている標準のソフトから始めて問題ありません。

 

ソフトは自分の編集レベルに合わせたものを選ぶようにしましょう。

初心者用からプロ用まで対象ユーザーを絞ったソフトもあります。

 

初心者がプロ用のソフトを使っても挫折してしまいます。

少し編集に慣れてきてから有料ソフトなどに切り替えても遅くありません。

 

有料ソフトであっても、一定期間無料で使える試用期間があります。

自分のパソコンに合っているのか、操作性はどうなのかを実際にインストールして試しましょう

 

編集する動画をソフトに取り込む

パソコンとソフトが揃ったらソフトに編集する動画を取り込んでみましょう。

どのソフトでも取り込み方はほとんど同じです。

 

ソフトを開き、ファイルから動画を選択し読み込むか、読み込みのボタンを押して追加します。

タイムラインという作業場に対象の動画をドラッグすると読み込み完了です。

ここから作業を開始することになります。

 

編集を行う

動画の不要な部分を削除したり必要な素材を追加したりして動画を完成させます。

必要なところで音楽を入れたり、文字(テロップ)を挿入して動画を見やすくしましょう。

 

初心者の方は変に加工を加えたりせず、シンプルに分かりやすい動画を作ることが先決です。

慣れてくることで新しい機能を使えるようにしていきます。

 

書き出しを行う

編集が完成したら、編集後のデータを書き出します。

パソコンの記憶装置に書き出し保存しておきましょう。

 

編集した動画データはたいへん大きく保存場所をとってしまいます。

HDDやDropboxなどのクラウドストレージサービスを活用して、保存するようにしましょう。

 

動画の公開を行う

せっかく作成したのでYouTubeなどのSNSに動画を投稿してみましょう。

ソフトの中には簡単に投稿ができるものがあります。

 

SNSとの連携が必要であったり、ソフトでの設定が必要になったりします。

SNSアプリやソフトの取扱説明書で確認を行ってください。

 

動画編集初心者におすすめのソフト

初心者でも比較的簡単に操作ができるソフトを紹介します。

もともとインストールされているものであったり、動画編集初心者がよく使っているソフトです。

インストールして相性を確かめてくださいね。

 

Windowsフォト

Windows10以降のパソコンに標準インストールされているソフト。

動画編集に必要な基本的な機能が揃っています。

 

分割してカットしたり、エフェクトを追加したりと初心者が行う動画編集では問題なく使えます。

 

タイムラインを詳しく表示していないので、どこまで編集したのか少し分かりにくいです。

 

iMovie

iOS(MAC)に標準インストールされているソフト。

とてもシンプルな設計で、初心者でも使いやすくなっています。

 

アプリも用意されているので、スマートフォンアプリを使って撮影し、パソコンで動画を読み出し編集することが可能です。

 

テロップが表示できる位置が決まっているため、テロップ位置にこだわりがない方には使いがってが良いです。

不便さを感じるようになってきたら「Final Cat Pro」という別の動画編集ソフトに切り替えると使いやすいでしょう。

 

AviUtl

Windowsで使える動画編集ソフト。

使いやすくシンプルで覚えやすいのが特徴です。

 

プラグイン機能を使って機能を追加していく必要がありますが、操作は簡単で動画編集初心者でも問題ありません。

パソコンの操作方法をある程度知っておくと、より早く操作に慣れることができます。

 

AviUtlは個人が作成したソフトですが、たくさんの人が使っています。

そのため、使い方がインターネット上に多く投稿されており必要な情報が手に入りやすいです。

 

動画編集の基礎用語

ここで動画編集でよく聞く用語をまとめておきましょう。

難しい言葉が並んでいるかもしれませんが、動画編集を行う上で重要なことです。

しっかりと覚えておいてくださいね。

 

カット・トリミング

カット

動画を分割して不要なところを削っていく機能。

動画の中心部分であっても不要であれば削除することができます。

トリミング

動画の前と後ろのいらない部分を削っていく機能。

動画の前と後のみ切り取ることが可能です。

 

BGM・効果音

音楽を入れたり、必要なところで効果音を鳴らしたりする機能

動画を流し見している人にも音で重要性を伝えられます。

 

動画編集ソフトにもともと入っている音楽であれば著作権フリーのものが多く入っています。

素材サイトでも取り入れることが可能ですが、サイトの概要に「著作権フリー」であるか「商用利用可能か」の記載があります。

 

著作権に関しては少し難しいところがあります。

初心者では著作権フリーのものを使うように心がけましょう。

 

文字入れ

テロップと呼ばれるもので動画の重要なところを文字として伝えることができます。

動画編集の中でも重要な機能です。

 

動画でしゃべっているすべてのことを文字にすると見づらくなってしまいます。

重要なところを分かりやすく簡潔にまとめて表示するようにしましょう。

 

高齢者や音声が聞き取りにくい方にも動画の内容を伝えることができるメリットもあります。

 

エフェクト

動画にプラスで特殊効果を入れる機能のこと。

シーンを切り替えるときなどに入れることで切り替えをスムーズに行うことができます。

 

代表的なエフェクトにモーショングラフィックスがあります。

モーショングラフィックスは、ロゴや文字に動きを加えるものです。

有名Youtuberが使っているので見たことある人も多いでしょう。

 

エフェクトはオリジナル性のある動画が作成できる一方、多用しすぎると見えにくくなり逆効果となります。

動画編集初心者であればシーンの切り替えなどで使うなど使用箇所を決めておくと良いです。

 

動画編集での注意点

動画をSNSに投稿したり不特定多数の人に公開する場合には特に注意が必要です。

「一度インターネット上に投稿されてしまうと削除されることはない」と認識し動画作成する必要があります。

 

著作権問題を確認しよう

ソフトの中にあるものは著作権フリーで商用利用可能のものがほとんどです。

 

素材サイトからダウンロードして使う時に注意が必要となります。

ダウンロードサイトの概要欄には、必ず著作権について記載されているので確認をしましょう。

 

ソフトの中にはライブラリに保存されている素材や音楽を使えるものもあります。

この場合には特に著作権に対して注意が必要です。

初心者は著作権フリーを使うように意識しておきましょう。

 

プライバシー保護を確実に

投稿しようとしている動画に

  • 他人が映っていないか
  • 場所が特定されるものが映っていないか

確認しましょう。

 

個人が特定されるものは極力隠してください。

 

自分の編集レベルに合ったソフトを取り入れよう

初心者がプロ仕様のソフトを使うと操作が難しすぎます。

難しくて動画編集を挫折してしまいかねません。

 

ある程度、動画編集に慣れてきたらソフトをレベルアップするようにしましょう。

より新しい機能を使えるようになり、オリジナリティあふれる動画になります。

 

自分の編集レベルを判断するには「物足りなさ」です。

ソフトに物足りなさを感じたらレベルアップのサインなので、編集ソフトの見直しを行ってみてくださいね。

 

まとめ

初心者の方でもできる動画編集の手順や注意点をお伝えしました。

必要最低限のスペックを備えたパソコンと、自分の編集レベルに合ったソフトを用意してから始めましょう。

 

動画の取り込み方はどのソフトでもほとんど同じで、タイムラインに動画を載せたら作業開始です。

カットやトリミング、必要な効果音や文字を加えて動画を完成させましょう。

 

動画を投稿するときには著作権やプライバシー保護に気を付けてください。

一度投稿すると削除することは難しいです。

ネットの特性をよく確認してから利用・投稿しましょう。

 

動画編集で「物足りなさ」を感じたらレベルアップのサインです。

オリジナル動画や反応の取れる動画に興味がある方は、本格的な動画編集を学んでみてはいかがでしょうか。

 

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