動画編集 2022.02.23(水)

動画編集は未経験でもOK?仕事の始め方や必要スキルを紹介

動画編集は、スキル習得のしやすさや在宅ワークでできることから、特に副業やフリーランスに人気のある仕事です。

そんな動画編集を始めてみようと思っているものの、「動画編集は未経験でもできるのかな?」「どうやって仕事を取ればいいのだろう?」と不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では、動画編集の仕事は未経験でできるかどうか、動画編集未経験者が仕事を取る方法などを解説します。

未経験から動画編集の仕事をしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

動画編集の仕事は未経験でもできます

結論から言うと、動画編集の仕事は未経験でもできます。

なぜなら、動画編集は他の職業と比べてもスキル習得レベルが低く、未経験からでもできる仕事がたくさん出回っているためです。

また、現在ではYouTubeやTikTokを見る人が増えていることから動画編集の市場が上昇傾向にあり、案件を出している企業も増加しています。

サイバーエージェントの市場調査によると、2025年には動画広告市場が1兆465億円に達する見込みがあるという結果が出ています。

出典:CyberAgent

このように、スキル習得レベルが比較的低く、市場が上昇傾向で企業からの案件が増えているため、動画編集は未経験でもスタートできる仕事だといえるのです。

動画編集の仕事内容

動画編集の仕事内容は、動画をカットしたり繋ぎ合わせたりして、視聴者に合った動画を編集することです。

YouTuberの動画はもちろん、YouTubeのプロモーションビデオやInstagram・TikTokに掲載する広告動画の編集、映画の映像編集なども動画編集の仕事に該当します。

動画編集未経験者がする仕事だと、作業が簡単なYouTubeやTikTokの動画編集が多くなるでしょう。

動画編集者の年収

求人ボックスの統計データによると、動画編集の平均年収は以下のような結果となっています。

  • 正社員:415万円
  • アルバイト:パート:1,040円
  • 派遣社員:1,694円

日本の平均年収は約430万円なため、比較すると動画編集の仕事の年収はやや低めです。

ただし、動画編集の仕事はスキルや技量によって得られる収入が変わります。

トップクリエイターとのなれば年収1,000万円を超えてくる、夢のある仕事です。

未経験者が動画編集を仕事にするメリット

未経験者が動画編集を仕事にするメリットは、主に以下の3つです。

  • 未経験でも始めやすい
  • 需要の高いスキルを身に付けられる
  • 在宅ワークで仕事ができる

では、順に見ていきましょう。

未経験でも始めやすい

先ほども紹介した通り、動画編集の仕事は必要スキルを習得しやすく案件も増えているため、未経験でも比較的始めやすいです。

また、動画編集を仕事とする際にかかる勉強時間も「約150〜250時間」、期間にして「1〜3ヶ月程度」と言われており、あまり時間を必要としません。

例えば、動画編集と同等の人気があるプログラミングの場合、勉強時間が半年~1年間で専門用語や言語が多く、未経験からプログラマーになる難易度が高いと言われています。

その点、動画編集の仕事はプログラミングのように勉強時間は必要とせず、スキルも習得しやすいため、モチベーションが低下しにくく未経験でも始めやすいのです。

需要の高いスキルを身につけられる

YouTubeやTikTokの影響で動画編集市場は上昇傾向にあり、動画編集者の需要が高まっています。

つまり、動画編集を仕事にすることで需要の高いスキルを身につけられるのです。

動画編集のスキルを身につけさえすれば多くの企業から重宝され、正社員としてはもちろん、副業やフリーランスといった様々な働き方を選べます。

また、景気が良く終身雇用で将来がほぼ約束されていた昔と違い、不景気な現在はいつ会社が倒産したりリストラされたりするか分かりません。

何もスキルを持っていない状態だと、会社がなくなったときに再就職することが難しいでしょう。

需要の高い動画編集スキルを身につけておくことで、万が一があった際も困ることなく、人生の選択肢も幅広くなります。

在宅ワークで仕事ができる

動画編集の仕事はパソコン1台あればできるため、在宅ワークができる点も動画編集のメリットでしょう。

在宅ワークができると、仕事場への移動時間がなくなったりチャットやオンライン会議などで仕事を進められたりと、様々な恩恵を受けられます。

また、動画編集者の仕事はクライアントが求めている動画を編集して納品することです。

その過程で打ち合わせなどが発生するものの、基本的には納期さえ間に合えばどのように時間を使っても問題ありません。

そのため、自分で好きなように仕事時間を設定できる点も、動画編集の魅力です。

未経験者が動画編集を仕事とする際の注意点

未経験者が動画編集を仕事とする際、以下の2つに注意しましょう。

  • 初期投資が必要
  • 最初はあまり稼げない

では、順に見ていきましょう。

初期投資が必要

動画編集を仕事をする際、どうしても初期投資が必要となります。具体的に必要な初期投資は、主に以下の通りです。

  • スペックのあるパソコン
  • 動画編集ソフト
  • 教材(スクール代、参考書代など)

特に、動画編集の仕事をストレスフリーで行うためにも、高性能なパソコンは必須です。

動画編集に適しているパソコンは「CPU=Core i7・メモリ=32GB(最低でも16GB)」で、価格にして約15万円~20万円となっています。

また、動画編集ソフトを契約しないと、そもそも動画編集ができません。

サブスク型のソフトもあれば買い切り型のソフトもあるため、価格は利用するソフトによってバラバラです。

合計すると、初期投資にかかる費用は25万円前後となります。

やや高額ではあるものの、一度購入すればそれ以降発生する料金は毎月の動画編集ソフト代だけです。

動画編集の仕事をすれば、初期費用以上のお金は十分稼げます。

最初はあまり稼げない

動画編集の仕事をする際は、まず動画編集スキルを磨いたり動画編集ソフトを使えるようになったりと、勉強期間が必要となります。

また、スキルを磨いていざ仕事を獲得しようとしても参入しやすさからライバルが多く、思うように仕事を取れません。

未経験で取れる仕事も、単価が安いものが多いです。

そのため、「動画編集を始めたての頃はあまり稼げない」と思っておきましょう。

勉強期間を踏まえると、初受注までに3ヶ月間かかり、その時期からようやく稼げるようになります。

動画編集を仕事にする場合、稼げるようになるまで根気よく我慢して勉強することが何より大切です。

動画編集未経験者が仕事をするためにはスキル磨きが必須!

動画編集未経験者が仕事をするためには、まず動画編集に必要なスキルを磨くことが必須です。

動画編集スキルがないと、クライアントが求めている動画を作成できず案件を獲得できない、つまり稼げません。

クライアント側の視点から見ると、「スキルを持っていない人よりもスキルを持っている人を選びたい」と思うのは明白でしょう。

動画編集未経験者は、まず動画編集スキルを磨いて仕事をもらえるように土台作りをすることから始めることが大切です。

動画編集に必要なスキルは、具体的に以下の4つが挙げられます。

  • 動画編集スキル
  • 企画力
  • デザインスキル
  • 撮影スキル

動画編集スキル

動画編集を仕事とする際、必要なスキルは多岐にわたります。

未経験者は、ひとまず最低限必要な以下の動画編集スキルを身に付けましょう。

  内容
カット編集

不必要な映像や音声を切り取る作業。切り取った後は不自然にならないように繋ぎます。

テロップ挿入

動画内にテキストを入力する作業。見やすくするように色やフォントを変えたり、テキストの位置を調節したりします。

BGM・効果音の挿入

動画内にBGMや効果音を入れる作業。視聴者を飽きさせなくしたりシーンを強調できたりするメリットがあり、動画のクオリティが上がります。

動画編集ソフトの操作方法

 「Adobe Premiere Pro」や「Adobe After Effects」といった動画編集ソフトの操作。

特に動画編集ソフトの操作スキルは、動画編集の仕事をするためには必須です。

動画編集ソフトを実際に触って、操作感に慣れておくといいでしょう。

カット編集やテロップ挿入などは、ネット記事や参考書などで勉強できます。

短期間で動画編集の勉強をしたい場合は、スクールに通うことをおすすめします。

企画力

動画編集の仕事は、動画編集ソフトの操作方法やカット編集、テロップ挿入などを学ぶだけでは難しいでしょう。

動画編集は「ただただ自分好みに編集して納品すればいい」というわけではありません。

クライアントが求めている動画を提出することが仕事なのです。

そのため、動画編集スキルだけではなく、クライアントのイメージに沿って動画の構成を具体的に練り上げる、つまり「企画力」が必要となります。

動画編集をする前に、クライアントと打ち合わせをするなどして目的整理を行いつつ、必要であれば構成を絵コンテ・字コンテに起こしていきます。

企画力を磨くことでクライアントに質の良い動画を提供でき、自ずと仕事も増えて高単価の案件を受注できるようになるのです。

デザインスキル

動画編集の仕事は、映像の編集だけでなくサムネイル画像の作成も同時に依頼されることがあります。

サムネイル画像も作成できるようになれば、動画編集者としてより重宝されます。

そのため、「Photoshop」での画像加工や「Illustrator」での簡単なデザイン作成といったデザインスキルも身に付けておきましょう。

ちなみに、動画編集作業内でもテロップ作成を「Illustrator」で作ることが多いです。

デザインスキルは学んでおいて損することはありません。

撮影スキル

動画の撮り方やカメラの扱い方、アングルの切り方といった撮影スキルを身に付けておくことも重要です。

動画編集者の多くはカット編集やテロップ挿入などはできるものの、撮影までできないケースがあります。

動画編集未経験のうちから撮影スキルを身に付けることで、動画編集から撮影までまとめて受けられるようになり、動画編集者としての市場価値が高まります。

動画編集未経験者が仕事を取る方法

動画編集未経験者が仕事を取る方法は、主に以下の3つが挙げられます。

  • 求人サイトを使う
  • クラウドソーシングを使う
  • SNSを使う

仕事を取る各方法の中から、1つだけを選ぶ必要はありません。

全ての方法を試してみて、あらゆる角度から動画編集の仕事を獲得しましょう。

【正社員・アルバイト向け】求人サイトを使う

『Indeed』や『求人ボックス』といった求人サイトには、動画編集者を募集している企業がたくさんいます。

未経験OKの企業も多く、未経験でも仕事を取れます。

求人サイトを使うメリットは、内定さえもらえれば必ず未経験でも動画編集者になれ、安定した収入を得られることです。

収入をもらいながら動画編集のスキルを学べる、まさに一石二鳥と言えるでしょう。

そのまま内定をもらった会社で動画編集者として働くだけでなく、実績を活かして転職したり独立開業したりと、様々な選択肢を得られます。

正社員やアルバイトとして動画編集者に挑戦したい方は、求人サイトの活用をおすすめします。

【副業・フリーランス向け】クラウドソーシングを使う

クラウドソーシングは、ネット上でクライアントが不特定多数の人に案件を発注できるサービスです。

有名どころだと、『Lancers(ランサーズ)』や『Crowd Works(クラウドワークス)』などが挙げられます。

動画編集未経験からでもできる仕事が多く、副業やフリーランスで動画編集の仕事をしている人がこぞって利用しています。

動画編集の基礎スキルを身につけたあとは、基本的にクラウドソーシングで仕事を獲得するといいでしょう。

副業やフリーランスで動画編集の仕事をしたい人に向いています。

【副業・フリーランス向け】SNSを使う

最近では、TwitterやFacebookなどのSNSを使って動画編集の仕事を発注している人もいます。

実際に「動画編集 募集」と検索すると、ディレクターや動画編集者など、様々な人が案件を発注していました。

SNS上で気になる案件を見つけた際は、DMを送って仕事に応募しましょう。

ただし、SNS上で動画編集者を募集している人のほとんどは「今すぐ仕事に取り掛かれる動画編集者」が目当てです。

作成した動画を実績として提出して、動画編集の仕事が未経験である点をカバーしましょう。

動画編集未経験者でも行動すれば仕事を得られます!

今回は、動画編集の仕事は未経験でできるかどうか、動画編集未経験者が仕事を取る方法などを解説しました。

動画編集の仕事は、スキル習得のしやすさや需要の向上から、未経験からでも十分できます。

クラウドソーシングやSNSなどを活用して、未経験から動画編集の仕事を獲得しましょう。

ちなみに、『Chapter Two』では、動画編集未経験者が仕事をするために必要な4つのスキル「動画編集スキル・企画力・デザインスキル・撮影スキル」を短期間で磨けます。

加えて、商談の進め方やマッチングサイト攻略法といった「営業力」も同時に鍛えられ、未経験から動画編集者として自立できる環境が整っています。

さらに、ビデオ講座の視聴期限が無期限だったり仕事に関する個別相談も受け付けていたりと、スクール卒業後のサポートも充実しています。

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