動画編集 2021.12.03(金)

動画クリエイターとは?年収や仕事内容などを詳しく解説!

「動画クリエイター」という言葉を耳にしたことがあっても、「実際にはどんな仕事内容なのかわからない」という方も多いはず。

誰でも気軽に動画を投稿できるYouTubeやTikTokなどの動画配信サイトが多くある中、動画クリエイターと呼ばれる人たちも確実に増えてきていることでしょう。

そこでこの記事では、動画クリエイターとは何なのか、仕事内容や年収まで詳しく紹介します。

動画クリエイターに興味があるという方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

動画クリエイターとは?

カメラで動画を撮る男性

まずは、「動画クリエイター」とはどんな人のことを指すのかを説明します。

動画制作に関わる全ての人のこと

動画クリエイターとは、動画制作に関わる全ての人のことを言います。

動画とは、YouTubeに投稿する動画やテレビ番組、CM、映画やその他SNSなど世に出ている動画全てのことです。

動画クリエイターと聞くと、動画を編集する人や、ユーチューバーだけを思い浮かべる方もいるかもしれません。

しかし実際には、どんな映像を撮るのか企画をする人、実際にその映像を撮る人、撮った動画を編集する人などを含めて、動画クリエイターと呼びます。

動画クリエイターの仕事内容

動画のカットイン

動画クリエイターには、具体的にどんな仕事の内容があるのでしょうか。

一つずつ、詳しく説明していきます。

1. 企画

映像を作るには、まずどんな動画を撮るのかを企画することから始まります。

テレビ局では「プロデューサー」や「ディレクター」とも呼ばれているので、どこかで聞いたことがある方も多いでしょう。

テレビのみならず、YouTubeやCMなどの動画制作にも、プロデューサーやディレクターは存在します。

ユーチューバーと呼ばれる人たちの中には、企画から撮影、出演、編集まで、全て一人で行う人も!

動画制作にあたり、企画が一番の要と言っても過言ではありません。

ゼロから視聴者が「見たい」と思うものを作り出せる自信がある人は、企画が向いているでしょう。

2. 撮影

動画の内容が決まったら、実際に映像を撮影します。

カメラマンやカメラアシスタント、アシスタントディレクターなどがこの工程で大きく関わることとなるでしょう。

ただ映像を撮るだけではなく、カメラアングルや明るさや色合いなどの調整、出演者とのコミュニケーションなども大切です。

また、カメラの機材も重く体力も必要なため、見た目よりも実際は「厳しい」と感じることでしょう。

厳しい割に注目されることが少ないことから、カメラマンが足りないという現場も少なくありません。

それを逆手に取れば、動画クリエイターの中でカメラマンは“なりやすい職種”と言えるでしょう。

3. 編集

撮った動画を世に出すために、動画を編集します。

動画を切り取って繋げたり、テロップを入れたり、バックグラウンドミュージックをつけることが主な内容です。

編集者や、エディターとも呼ばれます。

編集次第で動画のクオリティも決まってしまうので、技術とセンスが必要な職種です。

ここで活躍するには、さまざまな動画を見て研究し、技術とセンスを磨くことが重要でしょう。

ユーチューバーの中には、毎日動画を撮って編集・公開する「毎日投稿」を行なっている方たちもいます。

自分達の手だけでは足りず、編集者を募集している場合も多いので、編集者になるのは狙い目かもしれません。

また、編集作業はどこに居てもできるのが魅力です。

自分の空いた時間に手伝うことも可能なので、今、注目を浴びている職種でしょう。

動画クリエイターの年収は?

パソコンを触る手

動画クリエイターになりたい方は、「年収がどのくらいなのか」ということが気になるのではないでしょうか。

ここからは、企画者・カメラマン・編集者の年収や時給を紹介します。

1. 正社員の場合

まずは正社員の場合のそれぞれの年収を見てみましょう。

企画 350〜1000万円
カメラマン 350〜500万円
編集者 300〜450万円

年齢や働いている歴によって、年収は大きく変わります。

また正社員の場合は、会社によって年収に大きな差が出ることでしょう。

キー局のテレビ局で働くディレクターやプロデューサーなどは、年収が1000万円近くなることも少なくありません。

ただし、テレビ局の場合は非常に忙しい業界なので、プライベートに使える時間は減ってしまう可能性が考えられるでしょう。

2. フリーランスの場合

動画クリエイターの中には、フリーランスとして仕事をしている方も多くいます。

フリーランスになると、時間の使い方を自分で決められるので、多く働けば働くほど年収も高くなるでしょう。

企画 300〜1000万円
カメラマン 300〜750万円
編集者 300〜800万円

ただし、フリーランスの場合は、自分で仕事を取りに行かなければ稼ぐことはできません。

人脈やコネがないのにも関わらずいきなりフリーランスになってしまうと、仕事がなく、収入も増えなくなってしまいます。

フリーランスを目指して、まずはアルバイトや正社員をしている方もたくさんいます。

フリーランスで活動するためには、いろんなところから仕事をもらえるようにすることから始めるといいでしょう。

正社員で働いた後に、フリーランスとして独立し、高い単価で仕事をし、時間を自由に使うことも可能です。

この中では、フリーランスが一番単価が高く、時間も自由に使える可能性が高いでしょう。

3. アルバイトの場合

アルバイトの時給は、平均が以下です。

企画 1,050〜1,800円
カメラマン 990〜1,200円
編集者 990〜1,200円

アルバイトは、基本的に全てアシスタント業となるため、時給は多くもらえないことがほとんどでしょう。

ただ、先を見据え「経験を積むために安い時給でも働きたい」という人も少なくありません。

アルバイトで経験を積むことで、人脈なども作りやすくなり、将来的にフリーランスや正社員として働くのに役立つ可能性もあります。

学生のうちから動画クリエイターのアルバイト経験をし、卒業と同時にフリーランスの動画クリエイターとして働く方も少なくありません。

若いうちにアルバイト経験を積んでおけば、将来動画クリエイターになる近道になってくれるでしょう。

動画クリエイターの需要は?

パソコンを前にコーヒーを注ぐ男性

近年、SNSなどでも動画を簡単に公開することができ、パソコンやスマートフォンから手軽に動画を見られることからも、動画クリエイターの需要は大きくなっています。

1. 動画クリエイターがどんどん増えてきている

なりたい職業ランキングで、ユーチューバーが上位にランクインしていることが多い近年。

ネット環境さえあれば手軽に動画を視聴することができることから、YouTubeや他の動画コンテンツが充実しています。

そんなことから、動画クリエイターの需要も、もちろん増えてきています。

将来性を見据え、動画クリエイターを目指す方も増えているでしょう。

2. 副業としても注目されている

動画の編集などは、スキルさえあれば自宅にあるパソコンを使って行えるため、副業として動画クリエイターになる方も増えているでしょう。

特にYouTube動画のテロップやバックグラウンドミュージック挿入などの編集は、近年需要が増すばかり。

そのような編集作業は、会社員として働きながらも自分の空いた時間に行うことができるため、副業としても注目されています。

また、副業で稼げるようになれば、フリーランスの動画クリエイターとして独立することも可能。

フリーランスの動画クリエイターを目指し、まずは副業として働き始める方も多いようです。

動画クリエイターになるには?

パソコン画面

動画クリエイターになるには、どうしたら良いのかわからない方もいるでしょう。

ここでは、そうがクリエイターになる方法を紹介します。

1. 独学で勉強する

動画クリエイターの中には、独学で勉強して動画クリエイターになる方もいます。

自ら面白い企画を考え、実際に撮影し、編集ソフトを使って編集、公開まで、全て独学で行う人もいるでしょう。

簡単なことではないですが、実際に独学で動画クリエイターになっている方もたくさんいるので、無理な話ではないはずです。

それこそ、まさに動画配信サイトで検索すれば、動画クリエイターのなり方の動画などが多くヒットするでしょう。

ただし、独学で勉強すると、わからないことがあったときに聞く人が周りにいなかったり、間違った知識のまま仕事を覚えてしまう可能性もあるので、注意してくださいね。

2. スクールに通う

動画クリエイターへの一番の近道は、スクールに通うことでしょう。

しっかりと授業や講習を受け、プロから学ぶことで、より正確な知識を身につけることができ、より早く動画クリエイターへ近づくことができます。

最近ではオンラインスクールなども増え、家に居ながら動画クリエイターについて学ぶことができるので、忙しい方でも安心して受講することができるでしょう。

わからないことがあっても、すぐにプロの講師に聞くことができるので、動画クリエイターの知識がない方は、スクールに通うことをおすすめします。

動画クリエイターは誰でもなれる!

パソコン画面を指差す

動画クリエイターにはどんな仕事内容があるのか、年収はいくらなのかなどを詳しく説明しました。

動画クリエイターは近年需要も増えてきて、将来性もあるので期待されている職種です。

また、動画クリエイターを目指すには、独学やスクールに通うという方法があることもお伝えしましたが、おすすめはスクールに通うことです。

オンラインでセミナーを受けることもできるので、働きながらでも動画クリエイターになるための勉強をすることができます。

将来的に動画クリエイターになりたいと考えているのであれば、スクールに通って正しい知識を身につけることが、動画クリエイターになるための近道です。

動画クリエイターを目指す人は、まずはスクールやオンライン講習を受講することから始めてみてはいかがでしょうか。

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