【保存版】Premiere Proで使えるおしゃれなエフェクト特集

「おしゃれなエフェクトを使って自分らしい動画編集をしてみたい」
「エフェクトがたくさんあるけれどおしゃれにまとめるには何がおすすめ?」
動画編集ソフトの決定版「Premiere Pro」。
オリジナル動画を作成するときにはエフェクトを使うことが多くあります。
おすすめのエフェクトがわからなくて、探すだけに時間を費やしていませんか。
この記事ではおすすめのエフェクトを特集しています。
完全保存版ですので、お気に入りの一つを見つけてくださいね。
動画をおしゃれに見せる方法
普通の動画を撮影して公開するよりもエフェクトを追加して、より見ごたえがありおしゃれに表現できます。
動画をおしゃれに見せるために必要なことを解説します。
音と動画を綺麗にそろえる
動画に合った音でなければ違和感を与えてしまうでしょう。
例えば、楽しい動画に落ち着きのある音声や演奏風景の動画にうるさい音声では、おしゃれとは程遠いものです。動画の雰囲気に合った音声を入れるようにしましょう。
大切なのはBGMだけではありません。音声のある動画ではノイズが入っていないか、音が大きすぎないかなど細部にわたってチェックしておきましょう。
また、音声と動画の動きはタイミングを合わせることが重要です。タイミングが0.1秒でもずれてしまうと人は違和感を覚えてしまうものです。
動画編集ソフトでは音声と動画のタイミングを自動でリンクできるようになっていますので、きちんと揃えるようにしましょう。
統一感のあるエフェクトを使って動画をまとめる
エフェクトを使用することで動画をおしゃれに見せることが可能です。おしゃれなテロップエフェクトも映画のような演出もできるようになります。そして、多様なエフェクトが用意されているので初心者でも気軽に利用することができます。
それゆえに、あらゆるエフェクトを使ったりシーンごとに様々な音楽を当ててしまっては統一感のない動画になってしまいます。動画の全体像をしっかり把握し、動画に合ったエフェクトを使うように心がけましょう。
装飾する前に手法やテイスト、パターンを決めておくと統一感を持った動画を制作することが可能です。
カットした動画のつなぎを綺麗に見せる
エフェクトの醍醐味である動画のつなぎ目をスムーズに見せることで綺麗な動画に仕上がります。
違和感を与えることなくつなぎ合わせることができれば、視聴者に不快感を与えることがありません。
より動画に引き込まれるようになり、次を見たくなる魅力的な動画に仕上がります。二つの動画をスムーズに切り替えるため、速度や色彩・音に注意してみましょう。
Premiere Proで使えるおすすめエフェクト
Premiere Proで使えるおすすめのエフェクトを集めました。イメージ動画を載せていますので参考にしてくださいね。
リニアワイプエフェクト
標準エフェクトとして搭載されている、直線的に画面表示を切り替える効果です。
次のシーンに移行する際の繋ぎに使う、話をしている速度に合わせてテロップを表示するなど、YouTubeでもよく見かけるエフェクトです。
もとはAdobe社のAfter Effectsで作成していたエフェクトがPremiere Proで作成できるので、身近にかつ簡単に表現できるようになりました。
使い方は、テキストや動画を用意しエフェクトで「リニアワイプ」を選択します。
タイムラインのテキストの上にエフェクトを重ねるようにして表示し、オプションで角度や終了位置を決める作業を行います。
最後にキーフレームを設定して完成です。
ドリーズーム
背景をそのままズームインしたりズームアウトしたりする機能です。
映画でもよく見られるエフェクトで壮大な自然をよりよく表現したり、視聴者を引き付けたりする時に使われます。
動画はズームイン・ズームアウトしているものを用意する必要がありますが、エフェクトの設定方法はいたって簡単です。
タイムラインに動画を表示させ、エフェクトを設定していきましょう。編集メニューよりエフェクトコントロール→ビデオ→スケールで行います。スケールを設定することでPremiereProでドリーズームを表現します。
エフェクトを開始したいところの値を「150」とし、エフェクト終了地点にキーフレームを設定して「100」に戻すことで完了です。
- ズームイン・ズームアウトの動画をタイムラインに取り込む
- 編集メニュー→エフェクトコントロール→ビデオ→スケール
- スケール横のストップウォッチマークを押す
- 数値を「150」に設定
- エフェクト終了箇所にキーフレームを設定
- スケールの数値を「100」に戻す
マスキングトランジション
動画やショートムービー、テレビに至るまで様々な箇所で使えるエフェクトです。
扉などの障害物をもとに、マスクを使って動画同士をつなぎ合わせる技術です。
ビフォーアフターの紹介動画で見た人も多いのではないでしょうか。
動画1と動画2は別レイヤーに分けてタイムラインに取り込みを行います。
任意の位置で動画が重なるように調節をしてください。
マスクをつけるところを見つけることができれば、タイムラインを対象に合わせてエフェクトコントロールから設定を行います。
行うべき設定は「fx不透明度」のペンツールからです。
ペンツールを使ってマスクをつけるところをなぞっていきますが、注意するべきところは「マスクパス」横の時計ボタンをオンにするところです。
1コマずつマスクを付けなければならず大変な作業になりますので、忘れずに設定するようにしてください。
あとは動画を少しずつ進めて、対象となる”障害物(扉など)”が終了するまで微調整をしながらマスクを付けます。
マスクの境界線がはっきりしていると不自然な切り替えになってしまうので、「マスクの境界線のぼかし」から境界線の設定を行ってください。
- 2つの動画をタイムラインに取り込む
- 動画が任意のところで重なるように設定する
- マスクをつけるところに合わせる
- 編集→エフェクトコントロール→fx不透明度→ペンマーク(もしくは楕円形ツールor四角ツール)
- マスクを設定する
- マスクの境界線のぼかしで境界線の設定を行う
- マスキングの作業を繰り返して最後まで行う
エッセンシャルグラフィックス
エッセンシャルグラフィックスは、テキストや図表といったグラフィックをコントロールする機能です。After Effectsで作れるような、動きのあるモーションがテンプレートとして保存されており、テキストや図形、背景に適用することで簡単に自在な表現が可能になります。
方法としては、動画をタイムラインに配置してウインドウよりエッセンシャルグラフィックスを開きます。
参照から用意されたテンプレートを選びタイムライン上に表示後、文字を編集しましょう。
テキストにテンプレートを適用することで動きのあるテロップを作成することができます。
動画と動画の接続部分にも使え、もちろんテロップの長さも色も大きさも変更することができるのでエフェクトとしての機能もばっちりです。
Adobe Stockから選ぶことも可能で、ダウンロードするとタイムラインに挿入するだけで使えます。
- 動画をタイムラインに取り込む
- ウインドウ→エッセンシャルグラフィックスを開く
- 参照からテンプレートを選ぶ
- テンプレートが決まったらタイムライン上にドラッグアンドドロップ
- 文字を挿入する
- 大きさや色をデザインし、タイムラインで表示長さを設定する
オーディオエフェクト
声を変えることができるエフェクトです。
特徴的な声にすることで動画の面白さを演出することができますし、YouTubeでも取り入れている人が多くいます。
プレインストールされている機能ですので、特別な設定は不要で使い慣れていない人でも簡単に取り入れることができます。
操作方法は、動画を用意しタイムラインに表示させます。
オーディオエフェクトを表示→タイムとピッチ→ピッチシフターと操作し、タイムラインの”音声側”に追加しておきましょう。
表示されたエディターからお好みの音声に変更することで完了です。
同じ方法で、様々な音声を楽しむことができ動画の幅が広がるエフェクトです。
※イメージ動画はオリジナル音楽→途中から音を高くしています。
- 動画をタイムラインに取り込む
- パネルからオーディオエフェクト→タイムとピッチ→ピッチシフター
- タイムラインの音声部分にドラッグアンドドロップ
- 編集→エフェクトコントロール→ピッチシフター
- 「編集」からセミトーン・セントを設定する
- セミトーンを高くすることで高い声、低く設定することで低い声になります
動画編集を本格的に学びたい方へ
エフェクトはPremiereProに用意されているものも多く、 使いこなせるようになるとオリジナル動画の作成も可能です。
もっと自分らしさを表現するためには、より多くのテクニックを学び機能を把握していかなければなりません。
また、間違ったエフェクトの使い方をしないためにも初心者のうちにプロに学んでおくのも良いでしょう。
最近ではオンラインで学ぶことができる動画編集スクールも多数展開されており、自分に合ったものが選べる時代になりました。
5Gやスマホ・タブレットの普及により動画で情報を得るようになり、動画編集者の需要も高まっています。
おすすめの動画編集スクールは、動画制作会社が運営を行っている「Chapter Two」です。
動画編集のプロが初心者でも分かりやすく指導してくれるオンラインスクールですが、大阪・東京で対面授業もしています。
動画編集だけではなく、仕事として活躍するためのノウハウや営業力まで教えてくれると話題になっています。
プロの技術を得るだけでなく、在宅ワークや副業として動画編集に取り組みたい方におすすめできるスクールです。
おしゃれなエフェクトも統一感のある動画制作も、「Chapter Two」であれば一気に解決します。
まとめ
動画編集で必要なエフェクトの使い方やおすすめのエフェクトを解説しました。
Premiere Proに用意されているエフェクトも上手に使うことで見た目によく引き込まれる動画を作成することが可能です。
使い方も簡単で初心者でもオリジナル動画を作ることができます。
注意点としては動画と合っていないエフェクトを使うことのないように始めにテーマを決めておくようにしましょう。
おすすめのエフェクトを紹介しましたが、まだ多くがPremiere Proに備わっています。
自分が必要としているエフェクトをうまく取り込んで、動画制作を楽しみましょう。