動画編集 2022.07.31(日)

PremiereProで使えるトランジション一覧!プラグイン導入手順も一挙公開!

「動画と動画の切り替え方法に悩んでいるけれど、解決方法が分からない」

「PremiereProで使えるトランザクションを比べてみたいけれど、ひとつずつ試してみるのは面倒だ」

 

動画シーンの切り替えをうまく魅せることで動画全体が綺麗に映ります。

どのような切り替え方をすればスムーズなのか、どのような切り替え方があるのか分からず、ただ並べて表示していませんか。

 

動画編集ソフト「Premiere Pro」ではトランジションが標準でインストールされており、その数も50種類です。

動画のつなぎを綺麗に見せてくれるので使わない手はありません。

 

この記事ではトランジションの基礎知識をはじめ、Premiere Proで使えるトランジション一覧をまとめています。

綺麗な動画を制作するための参考にしてください。

 

トランジションの基礎知識

まず、トランジションの基礎知識を簡単にまとめます。

使い方と注意点を記載していますので、参考にして作業の効率を上げてくださいね。

 

トランジションとは?

トランジションとは、動画シーンが切り替わる間に加える効果のことです。

前のカットと次のカットのつなぎをスムーズに切り替えるためのエフェクトです。

 

動画と動画をただつなぐだけになってしまうと動画全体が荒く見えてしまいます。

とても良い動画が撮影できたとしても編集で崩してしまいます。

 

そこで使われるのがトランジションです。

自然にシーンを切り替えたいときや、逆にシーンの転換を印象づけたいときなどに使われます。

効果が一つ加わるだけで全体的にスムーズに流れていくので、視聴者にとって見やすい動画になります。

 

トランジションなしで動画をつなぎ合わせるだけでは見た目にも印象にもインパクトの少ないものになるので、動画の魅力を引き出すためにも効果的に使用しましょう。

 

トランジションの使い方解説

PremiereProでトランジションを設定する方法を解説します。

1、PremiereProを起動し、「新しいプロジェクト」を立ち上げます。

 すでに編集途中であれば、既存のプロジェクトから開いてください。

 

2、素材を2本読み込み、ドラッグ&ドロップでタイムラインに載せます。

 動画をカットして必要な部分だけ残すようにしましょう。

 

3、エフェクト→ビデオトランジションから使いたいトランジションを選びます。

 

4、動画と動画の間にドラッグ&ドロップして設定完了です。

5、タイムライン上をダブルクリックしポップアップを立ち上げるか、エフェクトコントロール→デュレーションよりトランジション長さを決めます。

トランジションとテロップ

トランジションを付ける場合の注意点としてはテロップの表示タイミングです。

トランジション効果が発揮されている間にテロップを表示したままにすると、不自然に文字だけが残ります。

 

テロップにも効果を付けることも可能ですが、より自然に表示するにはトランジション中はテロップを表示せず、シーンの切り替えと連動するように編集しましょう。

 

トランジションはテロップだけに付けることができます。

文字だけを動かして強調したいときに使うことができ便利です。

 

PremiereProに備わった標準トランジション一覧

※PremiereProの表示は2022年6月現在です。

 更新などにより表記が変わっていることがあります。

 

ディゾルブ

・クロスディゾルブ

 

・ディゾルブ

 

・フィルムディゾルブ

 

・ホワイトアウト

 

・モーフカット

人物の素材に対して使うことができるトランザクションです。

 自然や乗り物などには使うことができません。

 人物でも仮装していたりお面をかぶっていたりすると使えないことがあるので注意してください。

 

・型抜き

 

・暗転

 

アイリス (円形)

・クロス

 

・ダイヤモンド

 

・円形

 

・正方形

 

・押し出し

 

ワイプ

・くさび型ワイプ

 

・クロックワイプ

 

・ジグザグワイプ

 

・スパイラルボックス

 

・チェッカーボックス

 

・チェッカーボード

 

・チェッカーワイプ

 

・ドア(扉)

 

・ブラインド

 

・ペイントスプラッター

 

・マルチワイプ

 

・ランダムブロック

 

・ワイプ

 

・ワイプ(ランダム)

 

・ワイプ(放射状)

 

・割り込み

 

・帯状ワイプ

イマーシブビデオ

・VRアイリスワイプ

 

・VRクロマリーク

 

・VRグラデーションワイプ

 

・VRブラー

 

・VRメビウスビーム

 

・VRライトリーク

 

・VRランダムブロック

 

・VR光線

 

スライド

・スプリット

 

・スライド

 

・センタースプリット

 

・ホイップ

 

・帯状スライド

 

 

ズーム

・クロスズーム

 

 

・ページターン

 

・ページピール

 

旧バージョン

・キューブスピン

 

・グラデーションワイプ

 

・フリップオーバー

 

外部プラグインの導入方法とは?

After Effectsで使われていたAnimation ComposerをPremiere Pro版に変換したものが「Premiere Composer」で、2019年に登場しました。

 

トランジションだけではなく、テキストアニメーションやテキストボックス、SE音がパックされています。

このプラグインを導入するとAfter Effectsで制作していたアニメーションをPremiere Proで簡単に使えます

 

使い方も簡単で、ドラッグ&ドロップでタイムラインに配置するだけです。

手軽さとトランジションのかっこよさで使う人が増えています。

 

Premier Composerの導入方法は下記のとおりです。

1、ダウンロード先(https://misterhorse.com/premiere-composer)からダウンロードします。

※Windows版とMac版があるので注意してください。

 

2、ダウンロードできたファイルを開き、セットアップを行います。

 

3、会員登録を行います。

メールアドレスとパスワードを設定すると、登録メールアドレス宛にアドレスを認証するメールが届きます。

有効にして「Mister Horse Product Manager」でログインを行います。

 

4、インストール画面が表示されますので、インストールを行いましょう。

※Premiere Proを閉じてインストールしてください。

5、インストールが終わるとPremiere Proで表示できるようにします。

ウインドウ→エクステンションに表示される「Premiere Composer」を選択します。

6、新たにタブが表示されます。

 

7、タイムラインのトランジションを追加したいところにドラッグアンドドロップで挿入完了です。

通常のトランジションと同じ要領で長さを設定することも可能ですし、音声だけを消すこともできます。

 

インストールしたPremiere Composerを常に使うときには、ワークスペースに追加しておくことをおすすめします。

まとめ

動画編集ソフトPremiere Proで使うことができるトランジションを一覧にまとめました。

シーン切り替えのぎこちなさを解消してくれる機能で、動画全体がまとまって見えるのでおすすめです。

 

Premiere Proにはたくさんのトランジションが用意されており、使い方もドラッグアンドドロップで配置できます。

簡単だからと多用することのないように、動画に合わせて使うようにしましょう。

プロのような仕上がりにできます。

 

さらなるオリジナル動画を作りたくなったらプロに教えてもらうのはいかがでしょうか。

オンラインスクールで学ぶのも良いですし、対面講座を受けるのも良いです。

 

おすすめは動画制作会社が運営している「Chapter Two」です。

興味のある方は公式サイトをのぞいてみてください。

 

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