WEBデザイン 2022.04.26(火)

Webデザインは独学できる?何から学ぶ?おすすめ勉強法を解説

Webデザイナーは、副業や在宅ワークで人気が高い仕事です。

フリーランスとして独立している人も多く、未経験から挑戦する人も増えています。

未経験からWebデザイナーを目指す人にとって、一番多い悩みが「学び方」。

スクールに通うには、通学時間と費用が必要で、確保が難しい方も多いかと思います。

本記事では、独学でWebデザインのスキルを身につける方法を解説します。

Webデザインを独学で学ぶことはできる?

「独学でWebデザインを学ぶのは難しそう」「スクールに通わないと無理なのでは」と考える方も多いでしょう。

何故そう思ってしまうのでしょうか。

未経験の人は、Webデザインがどういうものなのかイメージができません。

学習する前なので当然です。

ここでは、Webデザインの独学は可能なのか・そもそもWebデザインは何を学ぶのかを解説します。

結論、Webデザインの独学は可能!

結論からいうと、Webデザインの独学は可能です。

実際に、独学でWebデザインを学び、Webデザイナーとして活躍している人は多くいます。

では、どうやってWebデザインを学べば良いのでしょうか。

まず、Webデザインで学ぶ内容を把握することが大切です。

本項では以下の2つを解説します。

  1. Webデザインで学ぶこと
  2. Webデザインに必要な物

それでは、各段階を見ていきましょう。

Webデザインで学ぶこと

Webデザインで最初に学ぶことは、大きく分けて以下の3つです。

  1. Webデザインの基礎知識
  2. コーディング
  3. デザインツールの使い方

各項目について解説します。

1.Webデザインの基礎知識

Webデザインの基礎知識では、Webサイトがどのように制作されているかを学習します。

企画からWebサイトを公開するまでの流れや、デザインについての基礎知識を身につける段階です。

2.コーディング

Webサイトは、主にHTMLやCSSという言語で制作されています。

それぞれの構文の要素や、構造を理解しましょう。

他にもJavaScriptやJQueryという物もありますが、まずHTMLとCSSを学ぶことをおすすめします。

3.デザインツールの使い方

Webデザインは様々なツールを使用しますが、必ずマスターしたいツールが以下の2つです。

  • Adobe Photoshop(画像編集)
  • Adobe Illustrator(イラスト作成)

どちらも有名なソフトなので、ご存じの方も多いかと思います。

デザインの業界では、この2つのソフトを使える事が「必須」といっても過言ではありません。

しっかりと学習してスキルを身につけてください。

他にも、Adobe XDというソフトがあり、ワイヤーフレームを制作などに使用するソフトです。

余裕をみつけて、こちらの操作についても学んでおくと良いでしょう。

Webデザインに必要なもの

1.パソコン

Webデザインを学ぶのに必要な物は、パソコンです。

当然ですが、パソコンがないと始まりません。

WindowsかMacでお好きな物を選んでください。

動画編集や、3DCGなどを制作するほどのハイスペックPCは必要ありませんが、ある程度のスペックは必要です。

最近のパソコンであれば、以下を参考に選んでください。

  • CPUが4~8コア
  • メモリ16GB
  • SSD(HDD)1TB以上

2.周辺機器

ノートパソコンの場合、トラックパッドでも良いのですが、マウスの使用をおすすめします。

画像編集など、細かな作業があるので、マウスの方がより効率的に作業できるためです。

自分の手のサイズなど、環境と好みに合わせて選んでください。

3.デザインツール

前項でご紹介した、Adobe Photoshopなどのツールをインストールしましょう。

もし、どちらかしか選べないという場合は、Photoshopを優先してください。

4.書籍など

Webデザインの基本や、コーディングを学習するために準備しましょう。

古本や中古でも良いですが、古い物は現状とソフトのバージョンなどが違い、学習しづらい事があります。

なるべく最新の物を準備してください。

また、動画サービスでの学習もおすすめです。

操作方法が動画で確認出来るので、効率よく学習できます。

お好みで選んでください。

【独学】Webデザインは何から学べば良い?

「Webデザイン、何から学べば良いのだろう?」と悩んでしまったときは、自分が得意なものや・興味のあるものを選んでください。

たとえば、以下です。

  • デザインが好きな場合は、Webデザインの基礎知識とデザインツールの使い方
  • コーディングが得意なのであれば、Webデザインの基礎知識とHTML/CSS

Webデザインの基礎知識は、必須の項目なので必ず学ぶ必要があります。

デザインとコーディングは最終的に、どちらも学習身につけるので、自分が得意なものを選ぶ事がおすすめです。

最初に得意なことを学ぶことで、モチベーションを維持できる効果も期待出来ます。

Webデザインを独学で身につける3つの方法とは?

Webデザインで学ぶことはたくさんあります。

未経験からの学習だと、圧倒されてしまうかもしれません。

各段階を細かく分けて、無理のない学習計画を立て、それぞれにゴールを設定しましょう。

Webデザイン独学の方法1.デザイン

Webデザインの学習で最優先なのは、デザインツールの使い方をマスターすること。

その中でも、Adobe Photoshopの学習を最優先すると良いでしょう。

これは、Webデザインの学習は模写をするのが一番上達が早いためです。

Photoshopを使用して、優れたデザインのWebページを模写していくことで、

どのようなデザインが良いのか理解していきます。

模写は1つではなく、3つ以上のサイトを模写することをお勧めします。

それに合わせて、色やレイアウトなどのデザインの基本を勉強しましょう。

たとえば、以下のような学び方があります。

  • パソコンに迎える時はデザインツールのスキルを磨く
  • 外出先や空き時間、寝る前などは書籍などでデザインの基本を学ぶ

自分にあった学び方で、無理なく進めていきましょう。

Webデザイン独学の方法2.コーディング

コーディングを学ぶ時は、HTMLとCSSの基礎から学びましょう。

まずは、HTMLとCSSがどのような役割なのかしっかり理解することが大切です。

基礎学習が終わったら、デザインの学習と同じように他のサイトを模写します。

模写をすることで、HTMLとCSSのタグがどのように表示されるか実践的に学べます。

デザインの模写をしたサイトをコーディングしてみるのはおすすめです。

模写する時に、知らないHTMLタグなどがあるかもしれません。

この時に、基礎学習に戻ろうとする人がいます。

知らなかった部分を調べて身につけたら、先に進みましょう。

Webデザイン独学の方法3.オリジナルサイトを作る

デザインとコーディングを学習したら、実際にオリジナルサイトを作ってみましょう。

Webサイトの企画からデザイン、コーディングまで一連の流れをすべてやってみます。

実際に公開するものでも良いですし、仮想のWebサイトでもかまいません。

オリジナルサイトの制作は、その時点で自分が身に着けたスキルを把握できます。

Webデザイン独学のためのおすすめ書籍・サービス

Webデザインの独学では、使用する教材選びが重要です。

教材を選ぶ際、自分にあうものを選ぶポイントは以下2つです。

  1. 分量が多すぎるものを選ばない
  2. 自分がわかりやすい言葉で説明されているか

この2点を考慮して、自分に合う教材を選んでみてください。

おすすめ書籍2選【Webデザイン独学用】

Webデザインを学ぶときのおすすめ書籍を2冊紹介します。

  1. 1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座
  2. ノンデザイナーズ・デザインブック

各書籍の概要をみていきましょう。

1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座

Webサイト制作の一連の流れを学習できます。

コーディング寄りの内容ですが、企画からデザイン、ツールの解説もあります。

未経験からWebデザインを独学する最初の一冊におすすめです。

ノンデザイナーズ・デザインブック

デザインの世界ではとても有名で、デザイナー必携の書籍です。

Webデザインに特化したものではありませんが、レイアウトや色など、デザインの基本が学べます。

未経験者がデザインを学ぶのにとてもわかりやすい一冊です。

おすすめサービス3選【Webデザイン独学向け】

Webデザインが学べるおすすめのサービスを3つご紹介します。

  1. ドットインストール
  2. Progate
  3. Udemy

各サービスの特徴をみていきましょう。

ドットインストール

画像引用:ドットインストール

ドットインストールは、Web制作を独学で学ぶ場合、とてもおすすめのサービスです。

Web制作を動画で学ぶことができます。

プレミアム会員では、月額1,080円(税込)かかりますが、全てのレッスンを受けられます。

無料でも基礎的な部分が学べるので、まず無料で試してみてみてはいかがでしょうか。

Progate

画像引用:Progate

Progateは、動画ではなく、スライドで学ぶサービスです。

わかりやすいスライドが特徴で、1つのレッスンが終了したら演習問題を解くことで、学習内容を定着させます。

プラス会員では、月額1,078円(税込)かかりますが、より高度な学習も可能です。

こちらも無料でも基礎的な部分が学べるので、まず無料から試してみてみてはいかがでしょうか。

Udemy

画像引用:Udemy

Udemyは、講座の配信で有名なサービスです。

Webデザインやデザインツールの講座が豊富にあり、自分にあった講座を選ぶ事ができます。

講座を購入する方式なので、一度購入すると永続的に学習できます。

高額な講座もありますが、セールを実施していることが多く、学習コストを抑えることができます。

Webデザイン独学のメリット・デメリットとは?

ここまで読んでいただいた方は、Webデザインの独学のメリット・デメリットが気になっているのではないでしょうか。

メリット・デメリットは学習方法を決める時の大きな判断材料になります。

ここでは、独学の心構えと、メリット・デメリットについて解説します。

それぞれをしっかりと理解していきましょう。

独学の心構え

独学は自分一人で学習計画を立て、実行します。

誰からの制約も受けないので自由ですが、誰も管理してくれません。

最後までやり遂げるために「何のために学ぶのか」を明確にしましょう。

独学で学ぶことを決めたきっかけを活用するのも良い方法です。

壁にぶつかったとき・甘えが出てきそうなときは、学ぶ目標ときっかけを思い出してください。

目標ときっかけを書き出しておいて、目につくところに置く・デスクトップの背景にするのも良い方法です。

Webデザインを独学で学ぶメリット

独学の大きなメリットを2つ挙げます。

  1. 自分の好きな時間に学習できることと
  2. スクールに比べて費用も抑えられること

時間的制約が無いので、仕事をしながらでも学ぶことができます。

大きな費用がかからないので、金銭的な負担が少なく始めやすい面もあります。

Webデザインを独学で学ぶデメリット

独学の大きなデメリットを2つあげます。

  1. スクールに比べて学習に時間がかかる
  2. モチベーションが維持しづらく挫折しやすい

独学はわからないことがあった場合など、全て自分で調べる必要があります。

学習方法も自分で決めるので、効率が悪くなりがちです。

一緒に学ぶ人がいないので、モチベーションの維持が難しく、孤独感を感じてしまうことも。

この2つは独学で挫折する大きな原因です。

特に、モチベーションの維持は最大の的になってしまうでしょう。

ここで、挫折を回避する方法を2つご紹介します。

  • 学習アプリを使用して学習結果を発信する
  • 同じ目標を持っている人がいるコミュニティに入る

他の人と交流を持つことで、モチベーションが維持しやすくなります。

独学の孤独感も和らぎますので、是非参考にしてみてください。

【結論】Webデザインは独学でも学べます

本記事では、Webデザインを独学で学ぶ方法を解説しました。

独学は自由な反面、全てを自分で管理する必要があります。

Webデザインを独学で学ぶ時のポイントは以下3つです。

  • 適切な教材を選ぶ
  • 学習計画をきちんと立てる
  • モチベーションを維持する

上記のポイントを押さえて学習することが大切です。

きっと、挫折することなくWebデザインのスキルを習得できるはずです。

 

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