動画クリエイターは近年人気の職業として注目されています。
YouTubeなどの動画コンテンツが普及している現在、私たちが常日頃から目にしている動画は誰が作ったのか分からないという人も多いでしょう。
今回は、日本と海外で知名度と実力を誇る、有名クリエイターたちをご紹介していきます。
世界で活躍する有名な動画クリエイター
では、早速有名な動画クリエイターをご紹介していきます。
田向 潤(たむかい じゅん)
田向 潤さんは1980年生まれ、2011年8月にはフリーランスとして活躍され、現在映像ディレクター・グラフィックデザイナーとして活動しています。
有名どころで言うと、Jacob Collierの「With The Love In My Heart」やきゃりーぱみゅぱみゅの「PONPONPON」、chelmicoの「Easy Breezy」などのミュージックビデオを手掛けたことがある有名映像クリエイターです。
他にも、「ヤフオク!」・「PARCO サマーセール」・「レオパレス21」・「Newニンテンドー3DS」などの誰しもが知っている企業のCM演出なども手掛けています。
今まで多数のアーティストのミュージックビデオの演出などを担ってきた田向 潤さんですが、現在はその実力と実績が評価され、スペースシャワーTV「映像作家の世界・特別編『CAVIAR 20』」などのテレビ番組などにも多く出演しています。
▼田向 潤さんの作品
きゃりーぱみゅぱみゅ 「PONPONPON」
関根 光才(せきね こうさい)
関根光才さんは東京生まれ、上智大学文学部哲学科卒業後、広告映像制作会社に勤務しながらミュージックビデオや映画、広告映像などの演出を制作していました。
関根光才さんの初出演作品である「RIGHT PLACE」が海外の映画賞を獲得し、日本人の広告映像クリエイターとして日本だけではなく、海外でも認知されるようになりました。
その後、活動の幅を海外に広げ、カンヌ国際広告祭などでグランプリを獲得したり、New York Festivalで金賞を獲得したりなど、国際的にも知名度を獲得します。
日本でも、「トヨタ」や「ホンダ」の大手企業のCMやAKB48のミュージックビデオなどの制作を行ったことでも有名です。話題となった2021年衆議院選挙への投票を呼びかけるプロジェクト「VOICE PROJECT 投票はあなたの声」の発起人でもあります。
現在は日本・海外で広告映像クリエイターとして活動しています。
▼関根光才さんの作品
「VOICE PROJECT 投票はあなたの声」
安藤 隼人(あんどう はやと)
安藤 隼人さんは1980年生まれの日本の有名動画クリエイターです。
主に企業のCMやアーティストのミュージックビデオなどを手掛け、過去には井上陽水の「care」、HKT48の「Go Bananas!」、けやき坂46(現・日向坂46)の「君に話しておきたいこと」、Creepy nutsの「Lazy Boy」、山下智久の「Right moves」などの演出を担当していました。
CMでは「い・ろ・は・す」、「SUBARU」、「ABCマート」、「CoCo壱番屋」などを手掛けたことがある実績があります。
映像作家100人にも選ばれており、日本で知名度・実力ともに備えている動画クリエイターの一人です。
▼安藤 隼人さんの作品
けやき坂46(現・日向坂46) 「君に話しておきたいこと」
林 響太朗(はやし きょうたろう)
林 響太朗さんは1989年生まれの映像作家、撮影監督です。
現在は動画クリエイターとしても活動されており、大手グローバルブランドの広告やミュージックビデオの演出・監督など活躍しています。
ミュージックビデオの演出・監督では星野源の「Pop Virus」・「Ain’t Nobody Know」、Mr.Childrenの「here comes my love」、米津玄師の「TEENAGE RIOT」、あいみょんの「愛を伝えたいだとか」など、様々なアーティストのミュージックビデオを手掛けています。
他にも、菅田将暉、IZ*ONE、ヨルシカ、ゆずなどの誰もが知っているような有名アーティストのミュージックビデオを手掛けたことがある実績があります。
CMでは、「資生堂」「花王」「ソニー」「トヨタ自動車」「ホンダ」「アディダス」などの大手企業の演出・監督を行い、実力と知名度に申し分ない有名動画クリエイターと言えるでしょう。
▼林 響太朗さんの作品
星野源 「Pop Virus」
内山 拓也(うちやま たくや)
内山拓也さんは1992年に生まれ、映画監督やミュージックビデオの演出・監督として活動している動画クリエイターです。
過去にはKing Gnuの「The hole」や平井堅の「#302」などのミュージックビデオの演出・監督を手掛けており、現在は短編映画である「佐々木、イン、マイマイン」の監督なども務めています。
▼内山 拓也さんの作品
短編映画「佐々木、イン、マイマイン」
二宮 大輔(にのみや だいすけ)
二宮 大輔さんは1982年生まれの日本の映像作家です。
現在はCMやミュージックビデオ、ライブなどの映像作家として活動しており、多くの作品を生み出しています。
皆さんが知っているようなところで言うと、安室奈美恵の「Big Boys Cry」「Alive」、E-girlsの「Go! Go! Let’s Go!」、EXILEの「STYLE of 24karats」、Kis-My-Ft2の「Everybody Go」「キ・ス・ウ・マ・イ 〜KISS YOUR MIND〜」などのミュージックビデオの監督を手掛けています。2020年に公開され話題となった、レディー・ガガとアリアナ・グランデのコラボ曲「Rain On me」の渡辺直美によるパロディPVも二宮氏の制作です。
他にも、SMAPやAAA、浜崎あゆみ、平井堅などの有名アーティストのミュージックビデオを世に出してきた実績が豊富にあります。
▼二宮 大輔さんの作品
Lady Gaga “Rain On Me with Ariana Grande” Official Parody
Casey Neistat(ケイシー・ナイスタット)
Casey Neistatは現在自身のYouTubeチャンネル登録者数1,200万人を超えており、アメリカを中心に活動する有名な動画クリエイターです。
Casey Neistatの投稿する動画のスタイルは基本的に決まっており、動画でタイムラプス機能を多用して自らを撮影する動画スタイルを確立させており、ドローンを使っての撮影や一風変わった動画を投稿しているのが特徴です。
Casey Neistatは過去に「Travis Scott- goosebumps ft. Kendrick Lamar」「Selena-Gomez Rare」「The Weeknd -In The Night」などの映像作品を制作しています。
▼Casey Neistatの作品
ヒロ・ムライ
ヒロ・ムライさんは1983年に東京で生まれ、現在はロサンゼルスに拠点の置き、映画監督、映像作家、ディレクターとして活動しています。
ヒロ・ムライさんが手がけたアメリカのドラマである「アトランタがゴールデングローブ賞を受賞したことで日本だけではなく海外にも認知されるようになり、その後に監督を務めたChildish Gambinoの「This Is America」のミュージックビデオがBillboard Hot 100チャートで1位を獲得するなど、実績も豊富な有名動画クリエイターです。
▼ヒロ・ムライの作品
Childish Gambino 「This Is America」
動画クリエイターとして有名になるためには
ここからは、動画クリエイターとして有名になるための方法について解説していきます。
動画クリエイターとして活動する場合に特別必要な資格などはありません。動画制作の実力と拡散力があれば誰でも動画クリエイターとして有名になれるチャンスがあります。
スキル・知識を磨く
動画クリエイターとして有名になるためには、まずは動画編集や撮影技術、CG技術などの動画クリエイターとして必要不可欠なスキル・知識を磨くことが重要です。
ただの動画クリエイターになることは誰でもできますが、有名動画クリエイターとして活躍するためには、基本的なスキル・知識はもちろんのこと、オリジナルな思考や技術を磨きましょう。
スキルや知識を磨くためには、場数をこなすことが重要となりますので、これから動画クリエイターとして有名になりたい人はとにかく実績を重ねることを意識しましょう。
スキル・知識は独学ではなく、スクールや副業を通じて磨くと早道です。
資格を取得する
先ほどお伝えしたように、動画クリエイターとして活動するために必要な資格はありません。
しかし、動画クリエイターとしてさらに活躍したいのであれば、「画像処理検定」や「CGクリエイター」などの資格を取得しておくことも大切です。
資格は自分のスキルを客観的に証明することができるものですので、積極的に取得することをおすすめします。就職や転職時にも有利に進めることができます。
人脈を作る
動画クリエイターはプロジェクトの規模にもよりますが、動画制作には多くの人が関与しています。
多くのプロジェクトに参加し、人脈を作ることができれば、有名動画クリエイターとして活躍することができるかもしれません。
ただし、人脈を作ったとしても自分の実力が不足している場合は意味がありませんので、きちんと実績を積みながら腕を磨くことは重要です。
プロの動画クリエイターとして活躍するなら「Chapter Two」
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動画クリエイターとして活動する場合、特にフリーランスであれば技術やスキルを身に付けたとしても、高単価の案件を獲得できなければそこまで稼ぐことは難しくなります。
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