一昔前まではパソコンが無ければ動画編集をすることができませんでしたが、現在はパソコン並みのスペックを持つiPhoneやiPadなどで初心者でも簡単に動画編集できる環境が整っています。
また、iPadやスマホなどは気軽にどこでも動画編集ができることから、近年注目を浴びています。
そこで、今回は動画編集をiPadで行うメリット・デメリットやiPadで動画編集ができるおすすめの無料アプリなどについて詳しく紹介していきます。
動画編集はiPadでもできる？
結論からいうと、iPadで動画編集をすることは可能です。
最新型のiPadではCPUのスペックも高くなっており、一般的なPCに劣らない機能が搭載されています。
また、パソコンがない人でもBluetoothのキーボードやマウスを使えば、PCと同じような感覚で動画編集をすることができます。
PCはどうしても持ち運ぶ際に不便ですが、iPadであれば小さなバックにも入り、持ち運びに便利なため、どこでも動画編集ができるというメリットがあります。
また、パソコンの動画編集ソフトは初心者が簡単に扱えるものも少なく、Appleユーザーであれば操作性にも慣れている人が多いため、おすすめです。
動画編集をiPadで行うメリット・デメリット
続いて、動画編集をiPadで行うメリット・デメリットについて紹介していきます。
動画編集を動画編集をiPadで行うメリット・デメリットは以下になります。
- メリット1：iPadやスマホで撮った動画をすぐに編集できる
- メリット2：パソコンの使い方に慣れていない人でも編集できる
- デメリット1：大容量の動画が扱えない
- デメリット2：機能がパソコンよりも劣る
それでは、それぞれ詳しく解説していきます。
iPadやスマホで撮った動画をすぐに編集できる
iPadで動画編集をする場合、スマホで撮った動画をすぐに編集できるというメリットがあります。
通常動画編集を行う場合は、撮影した動画をパソコンに読み込み、専用の動画編集ソフトにアップロードする必要があります。
iPadの場合はスマホを連携して簡単に動画をアップロードすることができるため、アップロードにも時間がかかりません。
iPhoneで撮影した動画をそのまま編集からエンコードまでできるため、より早い動画編集が可能です。
パソコンの使い方に慣れていない人でも編集できる
iPadはタップのみの操作で視覚的に動画編集ソフトが操作できます。
タップのみの操作性に優れているため、通勤中や通学中などの隙間時間や移動時間でも気軽に動画編集ができる点も特徴です。
パソコンの操作に慣れていない人でも動画編集ができる点はiPadで動画編集をする大きなメリットと言えるでしょう。
大容量の動画が扱えない
iPadは大容量の動画が扱えないというデメリットがあります。
iPadやスマホなどは動画を読み込める容量に制限があり、再生時間が長い動画はアップロードできない可能性も高いです。
そのため、再生時間が長い動画を編集する場合は、パソコンでの動画編集をおすすめします。
また、iPadだと容量の制限があるために、動作が重くなってしまう点があるため注意が必要です。
機能がパソコンよりも劣る
iPadで動画編集をする場合、機能がパソコンよりも劣るというデメリットがあります。
特にiPadの場合はマウスなしで行う場合は一括操作ができません。
また、アニメーションを用いた動画編集をしたい場合もiPadでは編集できないため、結果的にパソコンが必要になり、二度手間になってしまうこともあります。
iPadで動画編集ができるおすすめの無料アプリ！
続いて、iPadで動画編集ができるおすすめの無料アプリを紹介していきます。
これからiPadで動画編集をする人は、以下の無料アプリの利用をおすすめします。
- iMovie （アイムービー）
- Adobe Premiere Rush （アドビプレミアラッシュ）
- Quik
- InShot
- キネマスター
それでは、それぞれ詳しく解説していきます。
iMovie （アイムービー）
iMovieは動画編集初心者でも動画編集における専門的スキルや知識が不要で、簡単な操作のみでカット編集やテキスト挿入、エフェクトの挿入などの動画編集が簡単にできる点が特徴です。
また、iMovieは動画編集における基本的な機能はほとんど揃っているため、無料なのにもかかわらずクオリティの高い動画を作ることができます。
普段からiPhoneやiPadの操作に慣れている人であれば基本的に操作に戸惑うことはないでしょう。
現在YouTubeなどの動画コンテンツに動画を投稿している人もiMovieを使って動画編集している人も多く、編集した動画をSNSに簡単にシェアできる点も特徴です。
撮影した動画をすぐに編集して投稿したい人や、動画編集が初めての人におすすめの編集アプリです。
また、MacOSであればiMovieを利用することができるため、自宅ではMacで動画編集し、通勤中や動画編集をする際はiPadを使うなどの状況に応じて編集できる点も特徴です。
Adobe Premiere Rush （アドビプレミアラッシュ）
Adobe Premiere RushはAdobeの動画編集ソフトです。
WindowsやMacなどのパソコンでも利用することができますが、iPadでも利用できます。
直感的に編集できる高い操作性と豊富な機能から動画編集初心者の人から特に人気のある動画編集ソフトです。
特に高品質なテンプレート機能が優秀で、文書や表などの様々なデータを作成する際に必要な土台部分はあらかじめテンプレートとして用意されているため、初心者でも挫折してしまうリスクが少ないです。
また、元々Adobe Premiere Rushは動画編集初心者向けに作られたアプリということもあり、動画編集のハードルが低くなるアプリでもあります。
また、モバイル専用の無料プランもあるため、まずは無料プランで仕様をみて確認してみるのも良いかもしれません。
Quik
QuikはスマートフォンやGoProなど、あらゆるカメラで撮影した写真やビデオを簡単に編集することができる動画編集アプリです。
容量が無制限になっているため、素材の動画や編集後の動画を100％の品質で保存することができます。
また、動画編集をする際は搭載されているテーマを設定するだけで、一切手を加えることなく自動的に動画編集をすることができ、動画編集の知識やスキルがない人でも簡単に編集を行えます。
動画編集をする際に挿入する音声は「Quik」に用意された音楽以外でも、スマホに保存された音楽を取り込むこともでき、自分だけのオリジナルの装飾を加えることも可能です。
Quikは評判も良く、多くの人に指示されていますので、iPadで動画編集をする人に特におすすめのアプリでもあります。
InShot
InShotはスマホやiPadで簡単に動画編集ができるアプリです。
特にBGMやエフェクト、フィルターなどの挿入・可能が優秀で、基本的な動画編集機能が搭載されています。
スマホやiPadで動画編集をするなら「InShot一択！」という人も多く、クオリティの高い動画を編集したい人には特におすすめです。
インスタグラムなどに投稿するおしゃれば動画も簡単に作ることができ、作った動画はそのままSNSに共有できます。
また、InShotは年間1,400円というお手頃な価格となっており、収入がない学生でも気軽に利用できるアプリです。
もちろん、無料版でも問題ありませんが、有料版の方が豊富な機能を使えるため、本格的に動画編集で収入を得たい場合は、有料版を利用することをおすすめします。
有料版の無料期間もあるため、まずは自分に合うか確認してみるのも良いかもしれません。
キネマスター
キネマスターはiPhone/Android用の動画編集アプリです。
もちろん、iPadでも利用することができ、動画編集における基本的な機能はほぼ搭載されています。
操作性は他の動画編集アプリと比べても独特なため、慣れるのに時間がかかってしまうことも多いですが、iPadでもパソコンの動画編集ソフトのように複雑で細かい動画編集がしたい人におすすめのアプリです。
キネマスターは無料版と有料版があり、無料版でも40種類近いトランジションが使え、十分にクオリティの高い動画編集ができるため、わざわざ有料版を購入する必要もありません。
また、公式YouTubeチャンネルもあり、使い方が分かる動画も投稿されていますので、参考にしてください。
動きのある演出も導入をしたい人や、パソコンの動画編集ソフトのような複雑な編集がしたい場合は、ぜひ利用してみてください。
本格的な動画編集はパソコンで行うがおすすめ！
動画編集はiPadなどのタブレットやスマホでもできますが、パソコンの動画編集ソフトで編集した動画よりもクオリティが下がってしまいます。
機能が制限されるだけではなく、編集できる動画の時間に制限があったりなど動画編集をする上で様々な壁に当たってしまいます。
そのため、動画編集をする際はパソコンの動画編集ソフトで編集することをおすすめします。
また、ChapterTwoでは動画編集の基本的な知識だけではなく、独立・フリーランスとして活動する際に必要な営業スキルも身に付けられるためおすすめです。
ChapterTwoはLINEで気軽に受講前でも相談することができますので、これから動画編集で本格的に副業やフリーランスなどで収入を得たいと考えている場合は、ぜひChapterTwoを利用してみてください。
