WEBデザイン 2022.07.30(土)

Webデザインはphotoshopとillustratorどっちがいい?それぞれの違いを紹介

Webデザインはphotoshopとillustratorどっちをよく使うの?といった疑問を持つことも多いでしょう。

本記事ではそんな疑問にお答えします。

初心者におすすめのソフト、photoshopでできること、illustratorでできることなどについて詳しく紹介しますので、参考にしてください。

Webデザインはphotoshopとillustratorどっちがいい?

Webデザインを学ぶ時に、photoshopとillustratorどっちがいいか疑問に思う人も多いですが、結論本格的にWebデザイナーを目指している人はphotoshopとillustratorどちらも使いこなせるようにしておく必要があります。

簡単なWebデザインであればphotoshopだけで完結できますが、そもそもphotoshopとillustratorはそれぞれでできることが異なります。

初心者がこれからWebデザイナーを目指すのであれば、photoshopから学ぶのがおすすめです。

photoshopで作成したデザインカンプや素材を書き出してから、illustratorを使ってロゴやアイコンなどの作成をすることが多いため、初心者はまずはphotoshopから覚えましょう。

photoshopとillustratorの違い

ここでは、photoshopとillustratorの違いについて紹介していきます。

photoshopとillustratorそれぞれでできることについて解説していきますので、参考にしてください。

photoshopでできること

photoshopとは、簡単に説明すると世界で最も有名な画像編集ソフトです。

写真を加工したり、合成したりすることでいろいろなことができます。

photoshopの機能について簡単にまとめましたので、参考にしてください。

選択とマスク機能 境界線を調整した機能
トーンカーブ 画像の明るさやコントラクト、色調などを調整する機能
Vanising Point オブジェクトなどの遠近法に基づく画像を作成する機能
ペンツールでパスを作成 ペンツールを使って直線や曲線などを描画できる機能
HDR 合成 複数の写真からHDR (ハイダイナミックレンジ)写真を作れる機能
Camera Raw 写真などの現像処理ができる機能
ビデオ編集 カット、再生速度の変更、トランジションなど

上記で紹介した以外にも、写真を映画風の写真に加工したり、写真に雪を降らせたり、多重露光で幻想的な見せ方にできたりなど、知識やスキルを積めばクオリティの高い画像編集などをすることができます。

illustratorでできること

illustratorはポスターやチラシ、ロゴのデザインなど、さまざまなデザインやレイアウトに優れているツールです。

illustratorでは次のような機能が利用できます。

ペンツール オリジナルロゴやイラストの作成
アンカーポイントの切り替え 直線を曲線に変更
パスの編集 ハートマークなどの曲線と直線を含むオブジェクトで思い通りのイラストが作成できる機能
はさみツール 図形を分割して作成する機能
ブレンドツール 2個以上のオブジェクトから中間のオブジェクトやグラデーションを作る機能
スウォッチパネル 背面に塗りと線のない正方形を配置できる機能
透明パネル 2個以上のオブジェクトから中間のオブジェクトやグラデーションを作る機能
パスファインダパネル 複数の図形を組み合わせることでイラストが作れる機能
パスのオフセット 作成したオブジェクトの周りに同じ形状のパスを作成する場合につかわれる機能
ライブトレース ビットマップ画像をアンカーポイントを持つベクトル画像に変換できる機能

illustratorは主にWebデザインの各パーツを制作するのに優れており、図柄の細かな描き込みやテキスト、図形などが簡単に作れます。

Webデザインにイラストを使いたい時は、illustratorで作成したり、素材を編集してからphotoshopで作成するカンプに落とし込むこともあります。

初心者はphotoshopとillustratorどっちがおすすめ?

photoshopもillustratorも両方Webデザインには欠かせないソフトです。

強いて言うならphotoshopはWebサイトを制作して、illustratorは印刷物やイラストなどの制作で用いられることが多いです。

そのため、基本的にはphotoshopの使い方を熟知したうえで、illustratorの使い方を学ぶことが大切です。

また、プロのWebデザイナーを目指すのであれば、photoshopとillustratorどちらも使えた方がよりクオリティの高いWebデザインが可能になります。

ちなみに、photoshopとillustrator以外にも、XDを使いこなせるようになれば、3D変形による奥行のあるデザインやプロトタイプなどの共有も簡単にできるため、興味がある人はXDもインストールして学習してみてください。

photoshopがおすすめな人

photoshopがおすすめな人は次のような人です。

  • Webデザイナー初心者
  • コンテンツに応じたデザインをしたい人
  • 実務レベルを上げたい人
  • 目的に応じて画像保存形式を使い分けしたい人
  • フリーランスのWebデザイナー

上記に一つでも当てはまる場合はphotoshopがおすすめです。

特に、Webデザイナー初心者はphotoshopを身に付けるだけでさまざまな仕事を請け負うこともでい、Webデザイナーの副業をすぐに始めてお金を稼ぐこともできます。

かといって、photoshopだけを学んでいればいいわけでありませんが、どちらもまだ使用したことがない人は、photoshopから学びをスタートするのが良いでしょう。

illustratorがおすすめな人

illustratorがおすすめな人は次のような人です。

  • 好きなことで収入を得たい人
  • 個性を武器にできる人
  • イラストで人に影響を与えたい人
  • フリーランスや副業のWebデザイナーを目指している人

上記の項目に一つでも当てはまる人はillustratorがおすすめです。

illustratorは主にデザイン、線や図形を組み合わせたイラストの作成に最適なツールとなっています。

そのため、イラストの作成や地図やグラフの作成などにもおすすめです。

photoshopとillustrator迷ったら無料体験版を利用しよう!

photoshopとillustratorどっちがいいか迷ってしまう場合は、まずは無料体験版を利用しましょう。

photoshopとillustratorどちらにも無料体験版があり、製品版と同じような機能とサービスをお試しできます。

  お試し期間 内容
photoshop 7日間

写真編集に必須のツールがすべて揃います。

Lightroomデスクトップ版とモバイル版、Lightroom Classic、Photoshopデスクトップ& iPad版、ステップバイステップ形式のチュートリアル、Adobe PortfolioとAdobe Fonts

illustrator 7日間 印刷、Web、ビデオ、モバイルに向けた高品質なアートワークやイラストを作成、Illustratorデスクトップ版およびiPad版、ステップバイステップ形式のチュートリアル 100GBのストレージ、Adobe Portfolio、Adobe、Fontsフォントサービス

また、この他にもphotoshopとillustrator、Premiere Pro、Acrobat Proなど、20以上のCreative Cloudアプリが利用できるコンプリートプランも7日間無料でお試しすることができます。

ちなみに、現在学生であればCreative Cloudコンプリートプランが最大66%OFFの料金で利用できるため、こちらもおすすめです。

プロのWebデザイナーはphotoshopとillustratorを使いこなしている

現在プロのWebデザイナーはphotoshopとillustratorどちらも使いこなしています。

もちろん、photoshopだけでデザインを完結することはできますし、illustratorを使いこなせなくても問題はありません。

しかし、他のデザイナーよりもクオリティ高く、差別化を図るようなデザインに仕上げたい場合はphotoshopとillustratorどちらも使いこなせると良いでしょう。

特に、これから就転職する人やフリーランスでたくさんの案件を獲得したい人などはphotoshopとillustratorどちらも使いこなせるようにしておくことで、選択肢が広がります。

逆にどちらか一方しか使えない場合は、両方使える人に負けてしまう可能性もあるため少しずつ学んでいきましょう。

プロのWebデザイナーを目指すならオンラインスクールがおすすめ

今回は初心者におすすめのソフト、photoshopでできること、illustratorでできることなどについて詳しく紹介してきました。

一人でゼロからphotoshopとillustratorを使いこなすまでにはかなりの時間がかかってしまいます。

そのため、効率良くスキルを身に付けるためには、スクールに通うのが良いでしょう。

スクールの中でも特におすすめなのがChapter Twoです。

Chapter TwoのWebデザイナーコースでは、完全オンラインでphotoshopとillustratorのスキルが身に付きます。

また、LPデザイン術や広告用バナー作成術、基礎コーディング(HTML/CSS)などを学ぶことができます。

少しでも気になる人はChapter Twoへ相談、申込をしてみてはいかがでしょうか。

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