動画編集初心者の人は、「動画編集のスキルがない」「使いこなせる自信がない」と悩む人も多いでしょう。
動画編集初心者の人でも、テンプレートを使用すれば、簡単にクオリティの高い動画を制作することも可能です。
そこで、今回は動画編集におけるテンプレートとはなにか、動画編集で使えるテンプレートサイトなどについて詳しく紹介していきます。
ぜひ、参考にしてください。
動画編集におけるテンプレートとは
動画編集におけるテンプレートは、主にアニメーションやテロップなどがパッケージとなっているデータを指します。
動画編集で使う素材を全てゼロから作成するとなると、かなりの時間がかかります。
そこで、プロが作成したテンプレートを使うことで、初心者でも簡単にプロ並みの動画編集が可能です。
テンプレートを使えば、後は素材をカット編集するだけの作業になるため、作業効率もかなり上がります。
動画編集でテンプレートを使うメリット
続いて、動画編集でテンプレートを使うメリットを紹介します。
動画編集でテンプレートを使うメリットには、次のようなものがあります。
- 作業時間が短縮できる
- 初心者でもプロ並みの動画を作れる
- 制作コストを削減できる
それでは、それぞれ確認していきましょう。
作業時間が短縮できる
テンプレートを使用することで、作業時間が短縮できるというメリットがあります。
あなたが実際に作りたい動画のカット編集や素材の差し替えをするだけで、簡単に動画を作れます。
例えば、副業で動画編集の仕事をする場合、ゼロから素材を作って動画編集する場合と、テンプレートを使用して編集する場合では、倍くらいの作業時間に差が出てきます。
そのため、テンプレートを使用せずに1か月で単価5,000円の案件を10本こなす場合、テンプレートを使用すれば、1か月で倍の10万円ほど稼ぐことも可能です。
このように、動画編集において、作業時間をいかに効率化させるかはとても重要なポイントとなるため、テンプレートの使用はおすすめです。
初心者でもプロ並みの動画を作れる
テンプレートを使用すれば、初心者でもプロ並みの動画を作れるというメリットがあります。
初心者がいきなりプロ並みの動画を作ることは難しく、経験と実績をコツコツ積む必要があります。
しかし、テンプレートを使用すれば、プロ並みの動画を作ることができるため、動画テンプレートの大きなメリットとなるでしょう。
制作コストを削減できる
動画編集をする時に使用する素材やテンプレートを外注して作る人もいます。
しかし、動画編集で使えるテンプレートを利用すれば、動画制作コストを抑えることもでき、コスト削減に繋がります。
予算がない人でも無料で使えるテンプレートもありますので、気になる人はぜひ、導入してみてはいかがでしょうか。
動画編集で使えるテンプレートの種類
動画編集で使えるテンプレートには、主に「クラウド型」「ソフトウェア型」の2種類があります。
クラウド型のテンプレートは、インターネットに接続されたパソコンやスマホ経由で簡単にダウンロードして使用することが可能です。
一方でソフトウェア型のテンプレートは、一度インストールしてしまえば、オフラインの状態でも動画編集をすることができます。
このように、動画編集で使えるテンプレートには、それぞれ特徴が異なるため、自分の環境に合ったものを選ぶと良いでしょう。
動画編集で使えるテンプレートサイト
ここからは、動画編集で使えるテンプレートサイトを紹介します。
動画編集で使えるテンプレートサイトは以下のようなものが挙げられます。
- MotionElements
- LightMV(ライト・MV)
- CM STUDIO(CM・スタジオ)
- Renderforest(レンダーフォレスト)
- PhotoCinema+
- フリー素材館
テンプレートサイトによっても、提供しているプランや内容名が異なるため、自分に合ったテンプレートサイトを選びましょう。
MotionElements
MotionElementsは全世界のストックメディアを扱うオンラインマーケットプレイスです。
動画編集で使えるテンプレートが300万以上用意されており、4K動画素材, HDクリップ, CG動画背景素材も豊富です。
AI・ビジュアルリサーチでは、動画を使って他の動画を検索することもでき、似たような動画の中から、使いたいテンプレートを探すことも容易です。
また、一度購入することで一生使えるロイヤリティフリーのライセンスなどもあり、これから動画編集者として本格的に活動したいと考えている人には、特におすすめできるテンプレートサイトです。
LightMV(ライト・MV)
LightMVはオンラインでクオリティの高い動画を気軽に作れるサービスです。
プロ並みのテンプレート、写真と動画をワンクリックでビデオ作成することができ、イントロやプロモビデオから結婚式・誕生日の祝いビデオまで、いい品揃えの高品質テンプレートが充実しています。
また、LightMVはチュートリアルで初心者にも分かりやすく解説されているため、チュートリアルを見ながら進めるだけで動画を完成させられるというメリットもあります。
800本以上のテンプレートがあり、ベテランデザイナーにより続々追加されているため、テンプレートの種類が少なくて飽きてしまうこともありません。
CM STUDIO(CM・スタジオ)
CM STUDIOはさまざまな大手企業から採用されており、400種類以上の演出フォーマットを使用することができるサービスです。
世界中のクリエーターが制作した様々な目的・業界で使っていただける演出フォーマットが用意されており、簡単にプロ並みの動画を作ることができます。
また、CM STUDIOは、 ビジネスで使える動画が初期・月額不要で制作できる 「クラウド動画生成サービス」ですので、ちょっとした動画を作りたい時や、副業で不定期に動画編集をする人にもおすすめです。
月額料金がなく、必要な時に必要な分だけ使えるため、無駄なコストは一切かかりません。
Renderforest(レンダーフォレスト)
Renderforestは高品質の動画、ロゴ、モックアップ、グラフィックからプロ並みのホームページまで作成できるサービスです。
- YouTube
- 紹介アニメ
- キネティック・タイポグラフィ
- 製品やサービスのプロモーションビデオ
- オーディオビジュアライザー
- 結婚式や旅行のスライドショー
- アプリの広告
- イベントの招待
- 企業案内プレゼンテーション
- インフォグラフィック
上記のような多種多様なシーンで使用でき、動画編集以外でも使えるテンプレートが豊富に用意されていますので、仕事の幅が広がるというメリットがあります。
そのため、副業やフリーランスとして動画編集をする人には、特におすすめのテンプレートサイトです。
また、Renderforestでは、オリジナルのロゴを作り、自分のブランドを立ち上げることもでき、ホームページ作成に必須な無料のサブドメインや100+のプレミアム・コンポーネントなどの機能も搭載しているため、一度利用してみてはいかがでしょうか。
PhotoCinema+
PhotoCinema+はこだわりの動画がだれでも楽しく作れるソフトです。
複数の写真と動画に音楽とメッセージを加えるだけで、“感動を呼ぶ” 映画のようなムービーが完成することができ、PhotoCinema+ならではの編集機能と、多彩なテンプレートで、クオリティの高い動画を作ることができます。
全7種類のシナリオテンプレート、148種類以上のフレーズ、80種類以上の編集効果を使用することができ、映像のプロのノウハウがつまった演出で、あなたの動画編集をサポートしてくれます。
初心者でもストーリー仕立ての動画を作れる「シナリオモード」をはじめ、素材を用意するだけで指定した曲に合わせた動画ができる「おまかせモード」、構成から細部まで細かく編集ができる「じぶんでモード」の3つの編集モードが搭載されており、自分のレベルに合った動画を作ることも可能です。
フリー素材館
フリー素材館は用意されている素材を全て無料でダウンロードできるサイトです。
プロも使っているフリー素材も多く、会員登録や手続きなども不要で、必要な時にすぐに素材を使える点が特徴です。
YouTube用の素材には、以下のような素材が用意されています。
- 猫のしっぽ
- 花びら
- ハート
- 怒りの炎
- 集中線
- 星のクラッカー
- ハートのクラッカー
- 紙吹雪のクラッカー
- 光のクラッカー
無料で使えるということもあり、動画編集初心者の人や、これから動画編集を始めようと考えている人におすすめのサイトです。
他のテンプレートサイトでは、月額料金が発生してしまうことも多いですが、フリー素材館は完全無料となりますので、予算に余裕がない人にもおすすめのテンプレートサイトです。
まとめ
今回は、動画編集におけるテンプレートとはなにか、動画編集で使えるテンプレートサイトなどについて詳しく紹介してきました。
動画編集がてきなくても、テンプレートを使えば、初心者でもプロ並みのクオリティの高い動画を作ることができます。
また、テンプレートと言っても、さまざまな種類が用意されているため、オリジナリティの高い動画を作ることもできます。
テンプレートを使えばゼロから動画を編集するよりも工数が少なくなるため、作業効率もかなり上がります。
そのため、動画編集をする際は、ぜひテンプレートを取り入れてみてください。