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Adobe After Effectsエフェクト一覧|エフェクトを利用した動画例も紹介

「Adobe After Effectsのエフェクトはどんな種類がある?」

「Adobe After Effectsで実現できるエフェクト、効果が知りたい!」

といった悩みを抱える人も多いでしょう。

After EffectsはAdobeが提供する編集ツールで、動画編集初心者の方からプロの編集者まで幅広い層に人気となっています。

とはいっても、 After Effectsを使う前にどんな機能、エフェクトがあるのか気になりますよね。

そこで、今回は After Effectsの標準エフェクトやAfter Effectsを用いて作られた動画の例などについて詳しく紹介していきます。

After Effects標準エフェクト

映像

Adobe After Effectsに標準搭載されているエフェクトは次のようになります。

  • Boris FX Mocha AE
  • CINEMA 4D
  • キーイング
  • マット
  • エクスプレッション制御
  • トランジション
  • オーディオ
  • チャンネル
  • イマージブビデオ
  • カラー補正
  • シミュレーション
  • スタイライズ
  • ディストーション
  • テキスト
  • ブラー&シャープ
  • ノイズ&グレイン
  • 描画

それでは、それぞれのエフェクトについて詳しく紹介していきます。

Boris FX Mocha AE

Boris FX Mocha AEは動画の平面(プラナー)を編集するエフェクトです。

基本的にはスマホ画面やモニターへのはめ込み合成などに用いられるエフェクトで、グリーンスクリーンの切り抜きや漏れなどを抑制することができます。

Boris PROの別ソフトとの相性が良く、映像の特定の部分を指定してトラッキングすることができます。

また、Boris FX Mocha AEを用いれば好きなTシャツにロゴやイラストを挿入することもでき、自動的に違和感がないように処理してくれる点も特徴です。

CINEMA 4D

CINEMA 4Dは3Dロゴアニメーションを作ったり、Adobe Stockから3Dモデルをダウンロードしてアニメーションをつけることができます。

AfterEffects CCでCinema 4Dファイルを開いて連携し、inema 4Dで作ったライトやカメラ、オブジェクトの位置を3Dの平面やオブジェクトとして持ってくることも可能です。

マルチパスレンダリングでは、合成やエフェクトの挿入も簡単で、影を薄くする加工や、Cinema 4Dファイルをそのままインポートすることもできます。

キーイング

キーイングは、任意の色に透過して合成するためのエフェクトです。

動画を合成する時にグリーンスクリーンやブルースクリーンを切り抜く時などに使われることが多いです。

部分的に透過するレイヤーを選択後、ソフト内のエフェクト/キーイング/カラー差キーを選択します。

その後は適切かキーカラーを選択して、カラーマッチ精度を決めて、調整していきます。

キーイングでは異なるマットエフェクトを使用することもでき、動画編集におけるエフェクトの選択肢が広がる点も魅力です。

マット

マットエフェクトは動画内でイメージにそぐわない透明部分を埋めるために、チョークと拡散の工程を繰り返していきます。

マットのシェイプを維持するためには、エッジ部分をチョークして元に戻す必要があります。

動画内で不要な穴が埋まるまでこの工程を繰り返していくことで、よりキレイでクオリティの高い動画を編集することも可能です。

エクスプレッション制御

「エクスプレッション」とはAfter Effects上でモーションやエフェクトをかけるための簡単なプログラムのこと。複雑なアニメーションを作る工程をキーフレームを打たずに簡略化できるため、使いこなせると非常に便利です。動画につけたアニメーションを一コマ一コマ修正する手間なく、複数のレイヤーを制御してアニメーションを細かく作り込むことができます。代表的な使い方としては、LoopOut(ループアニメーション)、Wiggle(手ブレ感のあるモーション)、time(モーションの時間範囲を設定)などがあります。

After Effectsトランジションエフェクト

Adobe After Effectsのトランジションエフェクトは次のようなものがあります。

  • CC Glass Wipe エフェクト
  • CC Grid Wipe エフェクト
  • CC Image Wipe エフェクト
  • CC Jaws エフェクト
  • CC Light Wipe エフェクト
  • CC Line Sweep エフェクト
  • CC Radial ScaleWipe エフェクト
  • CC Scale Wipe エフェクト
  • CC Twister エフェクト
  • CC WarpoMatic エフェクト

これらのエフェクトはマスクをアニメーション化し、カスタムトランジションを作成することもでき、簡単な操作でエフェクトを重ねたり、3D操作をしたりできます。

有料サービスを使えば時間の短縮もできますので、「納期に間に合わない」「動画編集にかかる時間を短くしたい」と思う人は有料のサービスを使って時短しましょう。

オーディオ

Adobe After Effectsのオーディオエフェクトはサウンドに広がりを加えたり、オーディオ特性を補正することができます。

また、初心者でも簡単にサウンドの雰囲気を大きく変化させることもでき、トーンエフェクトと組み合わせれば多彩なサウンドを生成することも可能です。

チャンネル

チャンネルエフェクトは背景が透明な動画として書き出したい場合の書き出しをすることができ、簡単に背景が透明なアルファチャンネル時の動画を作ることができます。

また、Knoll Unmult プラグインを使用することで、レイヤーの暗い部分をもとにアルファチャンネルを作成することもできます。

イマーシブビデオ

イマーシブビデオエフェクトはVR/360 度ビデオを編集するためのネイティブのイマーシブビデオエフェクトが提供されています。

イマーシブビデオエフェクトではコンピューターのGPU を使用してレンダリングします。

カラー補正

カラー補正はLumetri カラー効果やカラー補正カーブによる選択的なカラー調整などができ、目で見た通りの色合いにすることができます。

このカラー補正をしないと、同じ白色でも、他の色の要素が加わると不自然な色合いになってしまいます。

ですが、カラー補正エフェクトを利用すれば人間の目で見たものと同じレベルの色合いで、自然な色味にすることができます。

After Effectsシミュレーションエフェクト

シミュレーションエフェクトは次のようなエフェクトが簡単に挿入できます。

  • ウェーブワールド
  • カードダンス
  • コースティック
  • シャター
  • パーティクルプレイグラウンド

ウェーブワールドは波紋アニメーションを作ることが出来、カードダンスはレイヤーを複数に分割して動きを与えることが出来ます。

自然にあるような現象を再現するエフェクトとなっており、組み合わせや設定次第で別の減少を再現したりなど、応用が効くエフェクトとなっています。

スタイライズ

スタイライズエフェクトは動画の表面やエッジの質感などを変化させるためのエフェクトで、ガラスやプラスチック、マンガやスケッチの質感などの、さまざまな表現の応用ができるエフェクトです。

ディストーション

ディストーションは動画内でページをめくったような表現や切り裂くような表現、歪ませるなどの表現をすることができるエフェクトです。

基本的には動画内で印象を付けたい時や、ダイナミックな処理を与えることができるエフェクトになります。

テキスト

テキストは映像にただ文字やテキストを挿入するだけでなく、数値に関するテキストをイメージ追加できるエフェクトです。

動画の再生時間を表示させたり、動画内にカウントダウン表示を追加することもできます。

ブラー&シャープ

ブラー&シャープエフェクトはぼかしや輪郭の形成などに利用するエフェクトで、さまざまなパターンの中からフォーカスを再現したり、手ブレのぼかしを軽減することも可能です。

ノイズ&グレイン

ノイズ&グレインエフェクトは画像の不要な粒子やノイズを除去するために役立つ様々なエフェクトで、意図的にノイズを加えたり、除去して自然な映像にすることもできます。

描画

描画は新しくオブジェクトを追加できるエフェクトです。

音の波型やレンズフレアなどを再現することができ、描画だけでもかなりの種類があります。

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エフェクトを活用して動画のクオリティを上げよう

動画編集

今回はAdobe After Effectsの標準エフェクトやAdobe After Effectsを用いて作られた動画の例などについて詳しく紹介してきました。

全てのエフェクトをすぐに使いこなすことは難しいですが、紹介したエフェクトを上手く活用することで、クオリティの高い動画を作ることができます。

Adobe After Effectsのエフェクトを使いこなすには、まずは練習して実績や経験を積むことが大切ですので、一つずつ自分のペースでAdobe After Effectsのエフェクトを使いこなせるようにしましょう!

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