「動画編集ソフトに入っているフォントでは飽きてしまった」
「YouTuberが使っているようなインパクトのあるフォントを使うにはどうすればよいの?」
動画編集を行っているとサムネイルやテロップを作成する機会が多くあります。
通常ソフトに入っているフォントを使いますが、もっとインパクトのあるフォントを使いたくなることがありますよね。
今回の記事では、タイプ別に使えるフリーフォントをまとめました。
テロップやサムネイルの作成に使える、おすすめフリーフォントをご紹介します。
動画編集向けのフォントを選ぶときの注意点
動画編集で使えるフォントは数多くあり、無料で使えてとても便利です。
さまざまなフォントがあるため、使い方を間違えてしまうと見えづらい動画になってしまうだけでなく、規約違反になる可能性もあります。
規約をよく確認して使うようにしましょう。
商用利用可能であるか確認する
SNS投稿など動画を公開する前提で作成する人も多いでしょう。
商用利用が可能なフォントであるかどうか、概要を確認するようにしてください。
間接的な利用であっても、収益が上がる動画に使用するのであれば商用利用ができるものを使う必要があります。
ダウンロード前にしっかりと確認をするように心がけておきましょう。
クレジット表記が必要か確認する
クレジット表記とは出典元を明記する必要があるかどうかです。
クレジット表記に関しても概要に記載があります。
必要であれば動画の最後に表記を忘れないようにしてください。
展開されているフォントの範囲を確認する
太字・イタリック・プロポーショナルフォント・英字などフォントによって展開されている範囲が違っています。
動画編集ソフトで編集できるものもありますが、文字自体が整っていると使い勝手も良いです。
ダウンロード元のサイトには、表示例が掲載されています。
自分好みのものが展開されているか概要欄にて確認しておきましょう。
動画編集ソフトでフォントの追加が可能か確認する
取り込んだフォントが動画編集ソフトで使えなければ意味がありません。
編集で使っているソフトではダウンロードしたフォントが使えるのか、しっかりと確認してくださいね。
動画のテイストに合ったフォントか確認する
動画の内容に合わせてフォントを変えることで、より良い雰囲気に仕上がります。
やわらかい会話の場合はかわいい丸文字を使ってみたり、怖い話をしているときにはお化け屋敷で使われている文字を使ってみたり使用方法はさまざまです。
注目してほしい箇所は、太文字のフォントに変えると情報として伝わりやすい動画にできます。
フォントを変えるだけで文字だけでも情報としてインパクトを与えることができます。
用途によって使い分ける
普段目にしているようななじみの深いフォントはテロップ用に、遊び心のあるフォントは装飾用にと用途によって使い分けましょう。
テロップがすべて癖のある文字だと読んでいて疲れてしまいます。
用途によって使い分けることを念頭に、フリーフォントの導入を検討することをおすすめします。
おすすめフリーフォントサイト6選
最近はフリーフォントでも質の高いものが増えてきています。
そんな質の高いフリーフォントが集まっているサイトを5つ紹介します。
実務に使えるフォントが多くあるので気に入ったフォントがあれば使ってみて下さい。
FONT FREE
FONT FREEは無料で使えるフォント投稿サイトです。
フォント別にカテゴリも分けられているので自分が探しているフォントを見つけやすいです。
Windows、Mac両方でフォントを利用することが可能です。
広告なども少なく、サイト自体も非常に見やすいためおすすめできるサイトです。
Google fonts
Google fontsはGoogleが提供しているwebフォントサービスです。
コードをコピペして張り付けるだけで簡単にフォントを利用することができます。
Google fontsで使えるフォントはすべて無料で商標利用することが可能です。
Google fontsでは英語フォントも含め約1,000種類以上のフォントを使用することが可能です。
SANKOU!font
SANKOU!fontは商標利用可能な有料・フリーのフォントをまとめているサイトです。
フォントは有料・無料などで検索出来、他にもイメージで検索することができます。
自分が探しているフォントが探しやすいのでとても使いやすいサイトです。
またフォントをお気に入りする機能もあるので、いちいち探さなくていいのも魅力的です。
FONT BEAR
FONT BEARは商標利用可能なフォントを中心に掲載されています。
FONT BEARのページトップにはフォントを使用した画像が並べられています。
そのため、フォントを使うことによってどんな文字になるのか想像することができます。
細かいカテゴリ・タグで分けられているので簡単に使いたいフォントを探すことができます。
モジザイ
モジザイは書体・イメージキーワードからフォントの絞り込むことができます。
モジザイで利用できるフォントはすべて無料です。
商標利用可能なものが多いですが、中には▲条件ありと書かれているフォントがあります。
その場合は、クレジット表記が必要な場合や、二次配布の禁止等が条件となっています。
フォントAC
フォントACはイラストACなどを運営しているACワークスが提供しているフォントダウンロードサイトです。
日本語・英語フォントなど、さまざまなフォントをフリーでダウンロード可能です。
商標利用可能なため、企業ページなど様々な場所で完全無料で利用することができます。
サイト内に広告が多いため、最初は少し見ずらいかもしれません。
タイプ別おすすめフリーフォント特集
動画編集において、目的別に使えるフォントをまとめました。
フリーフォントは複数ありますので、おすすめを15種類をピックアップしましたので参考にされてください。
字幕におすすめのフォント
以下では字幕におすすめのフォントを紹介します。
源柔ゴシック
やわらかい印象を持つフォントで女性向き・子供向きのフォントといえます。
まるみを帯びたフォントで「丸さ控えめ」「標準」「丸さ強め」の3種類の展開です。
源真ゴシックと同様に著作権はAdobe社が所有しており、商用利用制限もかかっていません。
たぬき油性マジック
マジックで書いた手書き文字から実際に作成されてたフォントで、かわいらしさが特徴で今風の仕上がりです。
店頭POPで見かけるような見慣れたフォントなので動画で使われても親しみやすいでしょう。
商用利用可能で個人でも企業でも団体でも無料で使えますが著作権は作者が所有しています。
展開は1種類ですが、十分楽しめるフォントです。
やさしさゴシック
かわいらしい印象をもったフォントで手書き風のフォントも展開されています。
動画テロップで本文を作成するときには「やさしさゴシック」を使用し、一部ロゴ調に仕上げたいときには「やさしさゴシック手書き」を使うとよいでしょう。
商用利用可能で誰でも無料でダウンロードが可能です。
もちろんですがフォントの販売目的での使用はできません。
フロップデザイン
シンプルなゴシック体フォントで、やわらかい印象を持っています。
すっきりとした見た目をしているので長文で使用しても読みやすく、Web上で使っても読みやすく動画でも疲れずに閲覧できます。
鉄瓶フォント
源ノ角ゴシックを改変して作成された極太のゴシックフォントです。
無料でダウンロードして使うことができ、商用利用可能なのでロゴの作成や動画タイトルなどにも使うことができます。
ゴツゴツとした特徴あるフォントなのでインパクトを与えることができるでしょう。
ひらがな・カタカナをはじめ数字やアルファベット・漢字も豊富に展開されています。
Rounded M+
丸ゴシック体で展開している形態が豊富です。
文字の太さは7段階あり、無料でダウンロードして使うことができます。
商用利用も認められているため用途は多くあります。
コーポレートロゴ
かわいい雰囲気を持っている無料でダウンロードできるフォントです。
ロゴデザインとしても使えるような柔らかいフォントですが、太めのウエイトなのでインパクトを与えることもできます。
商用利用可能で無料でダウンロードできるフォントですので便利に使うことができます。
装飾におすすめのフォント
以下では装飾におすすめのフォントを紹介します。
けいふぉんと!
アニメをイメージして作られた太文字でかわいらしい印象のフォントです。
展開されているものはひらがなとカタカナのみですので、使用範囲は限られてしまいます。
インパクトを与えられるフォントですので、ロゴやタイトルなどで使っても良いでしょう。
らのべPOP
フォントタイトルの通りライトノベル本の表紙文字を表現したようなポップデザインのフォントです。サムネイルなど目立つところに使うには良いフォントでしょう。
ほのかアンティーク角
漢字がゴシック体でひらがなが明朝体の特徴あるフォントです。
マンガの吹き出しのような書体でレトロな雰囲気があります。
JKゴシック
女子高生が書いたような文字をフォントにしたもので、文字の線が細いのが特徴です。
全体的に見てまるみを帯びた文字ですが、止めの箇所が短いのですっきりしています。
商用利用可能で無料ダウンロードできますが、著作権は放棄していません。
特徴のあるフォント特集
以下では特徴のあるおすすめのフォントを紹介します。
殴り書きクレヨン
本当にクレヨンを使って作成された特徴あるフォントです。
「殴り書き」ということで少しつぶれた書体のものもありますが、読めないということはなさそうです。
多用せずワンポイントに抑えるくらいがちょうどよいでしょう。
りいてがき筆
手書き風筆文字で、WebのみならずPOPやはがきなどでも十分に使えるフォントです。
画数の多い文字は少し潰れてしまう感覚はありますが、それも味があって魅力的です。
絵文字があるので携帯電話風に表現したいときも良いかもしれません。
キルゴU
デザインされたような極太線のフォントです。
本当に大きな文字なので多用は厳禁、サムネイルなどワンポイントにとどめるようにしましょう。
ひらがな・カタカナ・漢字のみならずギリシャ文字やロシア文字も展開されています。
g_コミック古印体
ホラー映画などに使われているような書体のフォント。
収録されている文字数は少なめですが、かなりインパクトを与えることができるフォントになっています。
未展開分は有料版に収録されているそうなので、必要な方は購入を検討してみてくださいね。
商用利用可能なのでいろいろな媒体に使えるフリーフォントです。
フリーフォントの使い方
どれも専用サイトからインストールを行ってパソコン内に取り込みを行います。
ダウンロードを行ったときには圧縮されたファイルとなっています。
必要なフォントを選択し、ファイルを開きインストールボタンを押すことでパソコンに取り込むことが可能です。
インストールを行うと自動的にフォントと判断されてWordやExcelなどでも使えるようになります。
動画編集ソフトで文字を入れるときに選択できるようになっていますので、インストールしたフォントを選択してください。
取り込み方はとても簡単で、動画編集だけでなくWord文章でも使うことができますのでプレゼン資料などでも使えますよ。
フォントの使い方が分からなかったら
フォントの使い方やその他操作がわからない場合は動画編集スクールを検討してみましょう。
動画編集スクールでは、フォントの使い方以外に本格的な動画編集のスキルを身に着けることができます。
おすすめの動画編集スクールはChapterTwoです。
Chapter Two│営業特化の動画編集スクール
コース | グループコース マンツーマンコース |
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受講料金 | グループコース:398,000円 マンツーマンコース:598,000円 |
受講期間 | 3ヶ月+1ヶ月(ポートフォリオ制作期間) |
受講方法 | オンライン |
学べるスキル | After Effects/Premiere Pro/Photoshop/営業/書類作成等 |
サポート内容 | 営業サポート/打合せ同席サポート/案件紹介サポート/ チャットサポート/添削サポート/オンラインサロン |
運営会社 | 株式会社Chapter Two |
Chapter Twoは全国どこからでも実践的なカリキュラムを学習できる動画編集スクールです。 受講期間4か月間でプロの動画編集者としてのスキルが身につきます。 Chapter Twoでは随時カリキュラムのアップデート行っているため、常に最新の動画編集スキルを身に着けることが可能です。 Chapter Twoが運営しているオンラインサロンでは月額1,000円で学習が進む様々な取り組みが行われています。 在学中に終わらなかった課題やポートフォリオもオンラインサロンに入会していればいつまででも、サポートを受けることが可能です。 実践的なカリキュラムで学習し、万全なサポートを受けたい方におすすめのスクールです。 フォントの使い方やその他操作がわからない場合は動画編集スクールを検討してみましょう。
動画編集スクールおすすめ17選!人気ランキングと動画編集スクールの選び方
正しくフォントを使用しよう
動画編集で使えるフォントをまとめてご紹介しました。
どれも商用利用可能で無料でダウンロードして使うことができとても便利な物です。
利用規約をしっかり確認して決められた範囲内で使うようにしましょう。
動画内容にあわせたより良いフォントを選ぶようにしてください。
長文テロップに装飾用のフォントを使ってしまうなど使い道を間違えないよう注意しましょう。
フリーフォント導入で動画編集の楽しさを実感された方には、オンラインスクールで本格的な動画編集を学ぶことをおすすめします。
5G普及で動画で情報を配信するようになる機会が増え、動画編集に注目が集まっています。
動画編集を学ぶことでフリーランスや副業で活躍できるようになるでしょう。