Webデザイナーを目指して勉強を始めようと思っても、「自分に合う本がわからない」と悩んではいませんか?
Webデザインを学ぶ前に、デザインの基礎からおさらいする方法がおすすめです。
本記事では、デザインの基礎を学べる本を紹介し、Webデザインの基礎を学べる本を紹介します。
Webデザインをするために必要なツールの知識が詰まった本も紹介しますので、参考にしてください。
Webデザインを学ぶ前に必要なこととは?【基礎知識】
Webデザインを学ぶ前に必要なことは、デザインの基礎知識があることが前提。
Webデザインは、レイアウトの組み方・文字フォント・配色など、デザインの知識が必要です。
それでは、これからWebデザインの勉強を始める初心者向けに、ジャンル別におすすめの本を紹介します。
デザインの基礎を学ぶおすすめの本5選
Webデザインを学ぶ前に必要なのは、デザインの基礎を知ることです。
デザインをユーザーに認知してもらうには、デザインの基本原則をもとにした見せ方を知る必要があります。
デザインの基礎を学ぶのに役立つ本を5冊紹介しますので、参考にしてください。
Webデザインの基礎を学ぶなら「なるほどデザイン」
2015年に出版された本ですが、デザインを学ぶ人にもWebデザインを学ぶ人にも根強い人気を誇る1冊です。
デザインをする前に整理すべきことが、図解やイラストや写真でまとまっています。
デザインをこれから学ぶ初心者にはピッタリです。
Webデザイン初心者は1冊持つべき「ノンデザイナーズ・デザインブック」
約20年間ずっと売れ続けており、デザイナーに愛されている本。
本の名前にもあるように、デザイナーではない人に向けて書かれています。
デザインの4つの基本原則の説明があり、実例を交えて紹介されているので初心者は必ず1冊持っておきたい本です。
余白を活かしたWebデザイン「けっきょく、よはく。」
Webデザインは情報をつめこみすぎてもユーザーにとっては読みづらいため、良いデザインとはいえません。
デザインをするうえで大事なのは、余白を活用すること。
余白を入れすぎてもスカスカのページになってしまいます。
情報をつめこみすぎず、情報を引き算することを学べる1冊です。
初心者向けのWebデザイン基礎本「デザイン入門教室」
レイアウトや写真や配色のことやデザインの表現方法を、基礎から学ぶことのできる1冊です。
さらに文字や図で伝える手法も学び、事例をもとに実践できます。
Webデザインを勉強する人に限らず、紙面のデザインを手掛ける人にも購入されています。
Webデザイン上達への一歩「デザインの基本 かんたんだけどすごく良くなる77のルール」
デザインを学んでいないビジネスパーソンが、陥りがちなデザインのポイントを77に分けて解説している本。
間違っているデザインを、ビフォーアフターでスッキリしたデザインに見せている事例も豊富です。
成功している企業の訴求力あるデザインは、どこに重点をおいているのか理解できます。
デザインの実践で役にたつおすすめ本3選
デザインの基礎を学んだあとは、自分で実践してみるのがデザインの知識が身につく近道です。
デザインの本を読んで理解したと思ったけれど、デザインが思うようにできない人に役立つ本を紹介します。
デザインのセンスは身近なものから鍛えられる「センスがないと思っている人のための読むデザイン」
デザインの本を読んで実際にデザインにチャレンジしたものの、センスがなくて良いものができないと悩む人におすすめです。
身のまわりにあるものからデザインを学べる、ということを紹介しています。
フォントや配色、レイアウトまで身のまわりのものを見て、デザインのセンスを磨いて欲しい1冊です。
完成見本をトレースしてデザインを実践できる「トレース&模写で学ぶデザインドリル」
完成されたデザインをトレースして、デザインを学習できる本です。
1日1問ずつ1か月分の30問の演習課題がそろっています。
トレースするのに必要な題材や素材、テキストや完成見本まで用意。
完成見本をもとにトレースしながら手を動かしてデザインを学べる1冊です。
デザインを媒体に変更できるようになる応用編「トレース&模写で学ぶデザインドリル2」
「トレース&模写で学ぶデザインドリル」のコンセプト編とした第2弾。
1日1問ずつの30問の演習課題は同様に、目指すコンセプトをテーマにしてトレースできる応用編の1冊です。
1つのデザインでチラシやバナーといった、媒体を変えて作成するパターンも紹介されています。
デザインに必要な配色やタイポグラフィを学ぶ!おすすめ本3選
デザインの基礎を学びデザインのトレースにチャレンジしてみたけれど、デザインの出来栄えがイマイチ。
良質なデザインには、デザインする内容に合わせた配色センスやタイポグラフィのセンスが不可欠です。
デザインのレイアウトは整えられるけど、文字や配色に自信を持てない方におすすめの本を3冊紹介します。
Webデザインは配色のバランスが大事「配色デザイン見本帳」
どんなに良いWebデザインでも、配色が整わないと出来の悪いデザインになってしまいます。
デザインの見本を元に、配色の考え方を学ぶことができます。
色は組み合わせが大事だというのが理解できる1冊です。
色の組み合わせに迷ったときに「配色アイデア手帖~めくって見つける新しいデザインの本」
配色の組み合わせ方を、印象や年代、国、色相別のジャンルに分け紹介されています。
落ち着くカラーから、ポップなカラーまで色の見本は3000種類以上掲載。
カラーチャートも付いているので、Webデザインにすぐ役立ちます。
デザインの良し悪しを左右するタイポグラフィを学ぶには「タイポグラフィの基本ルール プロに学ぶ一生枯れない永久不滅テクニック」
デザインがよくてもタイポグラフィが合わないと、良いデザインとはいえないくらい文字要素の組み合わせは大事です。
フォントの知識や選び方といった、実務で使える情報が紹介されています。
Webデザインを学びたい人におすすめの本8選
デザインの基礎を学び配色やタイポグラフィについて学習したら、Webデザインにチャレンジ。
Webデザインは、培ったデザインスキルをWebサイト内で表現していきます。
Webサイトでデザインを表現するには、Webページを構成するHTMLやCSS、Javascriptといった言語を学ぶ必要があります。
ここからはWebデザインを学びたい人におすすめの本を8冊紹介します。
良質なデザインをお手本にするなら「Webデザイン良質見本帳」
Webデザインを勉強するときに、お手本になるサイトがあるとデザインをイメージしやすくなります。
でも、自分で良質なWebサイトを見つけてストックするのは時間がかかるもの。
「Webデザイン良質見本帳」は、洗練されたWebデザインの事例をなんと415点も紹介してまとめています。
良質なWebサイトをもとに、なぜ見本のサイトが魅力的なのかをわかりやすく解説しています。
Webデザインの初心者が基礎を学ぶなら「いちばんよくわかるWebデザインの基本」
Webデザインに必要なレイアウトや配色、写真やタイポグラフィを説明しています。
最近のレスポンシブデザインの知識も網羅しているので、まず基本を学ぶならこの1冊。
1日30分からはじめてWebデザイナーになれる「初心者からちゃんとしたプロになるWebデザイン基礎入門」
こちらの本では、まずWebデザインの概論をしっかり学び、制作に何が必要なのかを学びます。
学習時間の目安が記載されており、技術と理論の両方を教えてくれる本です。
本の名前の通り初心者からプロになる準備ができる1冊です。
HTML&CSSとWebデザインが学べる「1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座」
Webクリエイターボックスという、人気サイトを運営している管理人が執筆しています。
Web制作をするときの大事なポイントや、全体の流れを網羅的に説明している1冊。
サンプルデータもWebサイトからダウンロードでき、FlexboxやCSSグリッドといった最新の技術も学べます。
4つのレイアウトをもとに手を動かしながら学ぶ「HTML&CSSとWebデザインが1冊できちんと身につく本
多くのWebサイトが使用している4つのレイアウトをもとに、デザインの基礎を学べます。
実際にWebサイトを制作している現場で使われるノウハウが紹介されているので、より実践に近いイメージです。
HTMLやCSSと同じタイミングで学べる「確かな力が身につくJavascript超入門」
HTMLやCSSと同じくWebサイトを作成するときに必要な、Javascriptを身につけるのにおすすめの1冊です。
Javascriptとは何かを学び、実際にプログラムを作成していく流れになっています。
HTMLとCSSに慣れていない人にも安心「スラスラわかる HTML&CSSのきほん」
今までWebページをつくるHTMLやCSSにふれたことがない人にも、わかりやすいと評判の本。
実習用のツールや素材をダウンロードできるのも嬉しい特典です。
サンプルをひとつずつ手を動かしながら作っていくので、すぐ活用できるスキルを身につけることができます。
HTMLやCSSタグの逆引き事典「Web制作必携 HTML&CSS全事典」
Webサイトの制作やシステム開発の実務経験が豊富な著者が執筆しており、タグの意味から機能を呼びだせる場合も。
HTMLなどで使用しているタグから類似機能を持った別のタグを調べることもできます。
タグは覚えきれる量ではないので、まさしく事典として必要なときに辞書を引いて調べるのは便利です。
Webページの制作に必要なツールを学びたい人におすすめの本5選
いざWebページの制作にチャレンジ。
素材として使用する画像データを自分で調整できると、よりWebページの制作の幅が広がります。
画像やバナーを修正するためには、Adobe社のPhotoshopIllustratorが使えるようになると便利です。
PhotoshopやIllustratorを学べるおすすめの本を紹介します。
Illustratorでわからないことを逆引きで調べられる「Illustrator10年使える逆引き手帖」
逆引き手帖というタイトル通り、Illustratorの操作でわからないことがあるときに逆引き検索できる本です。
データはダウンロードして、実際に操作しながら学べるのもおすすめポイントです。
Illustratorは機能が多いソフトなので、操作方法から逆引きできる本を1冊持っておくと便利です。
Webデザイナーでもグラフィックデザインができるようになる「デザイン学校 これからはじめるIllustrator&Photoshopの本」
グラフィックデザイナーほどガッツリでなくても、簡単な写真調整やサイトバナーの修正ができると仕事の幅も増えます。
Webデザイナーでもグラフィックデザインで使用する、PhotoshopIllustratorの基本を学べる本です。
画像の加工やレタッチを学ぶには「Photoshopしっかり入門」
Adobe社のPhotoshopを操作して、画像の加工やレタッチをはじめたい方にピッタリの1冊です。
操作手順を丁寧に解説してくれるので、操作に迷うことなく学べます。
バナー制作を学ぶには「Illustratorしっかり入門」
Adobe社のIllustratorを操作して、バナー作成をはじめたい方にピッタリの1冊です。
初心者に向けて、アートワークの作成方法も解説してくれます。
手を動かしながら学べるので、Illustratorの操作が身につきます。
ワイヤーフレームやUI設計を学ぶには「AdobeXDではじめるWebデザイン&プロトタイピング」
Adobe社の「XD」を使用したWebデザインやプロトタイピングを学習できる本です。
ワイヤーフレームやデザインカンプ制作など、データ納品時にXDデータを求められることもあるので覚えておいて損はないです。
Webページの完成後に必要なWebマーケティングを学びたい人におすすめの本2選
完成したWebページが、どのような成果をあげているのか知るにはWebマーケティングの知識を学ぶのがおすすめです。
Webサイトを作成したりリニューアルするのは、サービスや商品の認知と売上獲得が大きな目的です。
作成したWebサイトが、どのような効果をうみだしているのかを学べる本を2冊紹介します。
売上の上がるWebサイトを作るヒントがある「沈黙のWebマーケティング」
WebデザイナーがWebサイトをつくる目的は、売上UP・サービスや商品の認知度を高めるためです。
この本は、消費者の心を動かすのに必要な言葉「コピーライティング」を学べます。
マンガ形式でストーリー仕立てで話が進んでいくので、とてもわかりやすい1冊です。
事業に貢献できるWebサイトをつくるには「コンバージョンを上げるWebデザイン改善集」
いくらデザインがよくてもWebサイトでサービスや商品をクリックされなければ、よいサイトとは言えません。
売れるWebサイトはWebサイトを作成したあと、どのような改善をして売上を上げているのかを学べます。
Webマーケティング寄りの1冊です。
Webデザインを学ぶには、まずはデザインの基礎知識から
Webデザインを学ぶ際に役立つ、おすすめの本28冊を紹介しました。
WebデザインやHTMLやCSSを学ぶのではなく、まずはデザインの基礎知識を身につけてから学ぶのがおすすめです。
Webデザインでもデザインの4つの基本原則を元にWebページが構成されています。
デザインを学んでからWebデザインの勉強に進んでください。
たくさん本を紹介しましたが、独学で勉強するのに不安を感じる人は、Chapter twoでWebデザインを学びませんか?
デザインの基礎からWebデザインまで学べる講座を用意しています。
少しでも興味がある方は、お気軽にお問い合わせにてご連絡ください。