副業の重要性が騒がれている昨今、低コストですぐに始められるWebデザイナーが人気を集めています。
しかし、副業のWebデザイナーは一体いくら稼げて、くわえてどのようなスキルが必要なのかがわからないですよね。
そこで本記事では、副業Webデザイナーの収入の目安や具体的な案件を解説します。
副業Webデザイナーに必要なスキルや案件を獲得する方法なども学び、ぜひ最初の一歩を踏み出してみてください。
副業Webデザイナーの収入の目安は○○万円、案件をもとに解説
Webデザインは、案件によって単価が変わります。
ここでは、副業でも挑戦できる案件を解説し、どのくらいの収入が得られるのかを解説します。
Webデザインの副業案件のジャンルは、大きく分けて以下4つです。
- バナー・ロゴ・アイコン制作
- Webサイトの構築・修正
- ランディングページ
- Webサイトのデザイン制作
それぞれ詳しくみていきましょう。
副業Webデザイナーの案件事例1.バナー・ロゴ・アイコン制作【月5万円】
バナーとは、Webサイトのリンクが貼り付けられている四角い広告のことです。
ロゴやアイコンは、Webサイトで使用されるサービスやお店の名前をデザインします。
企業や個人でWeb制作をしている方からの依頼が多く、ランサーズでは、3つの案件の相場は1〜5万円。
複数の案件を掛け持ちして月5万円に到達するイメージでしょうか。
比較的すぐに始められるので、副業のWebデザイナーの登竜門的な立ち位置です。
副業Webデザイナーの案件事例2.ランディングページ制作【月10万円】
ランディングページとは、企業が広告用に作成する1ページのWebサイトです。
ランディングページ制作は副業にオススメです。
クラウドワークスで調べてみたところ、単価相場は5万円〜10万円と高く、作成期間が1ヶ月弱と短期。
副業は時間に限りがあるなかで、営業や制作をしなくてはいけません。
しかし、ランディングページの案件を獲得できれば、営業の数が少なくても副収入には満足のいく金額が得られます。
副業Webデザイナーの案件事例3.Webサイトの構築・改善【月10万円】
次に解説するのはWebサイトの構築や改善のお仕事です。
既存のWebサイトのデザインを変更したり、内部リンクと呼ばれるページリンクを挿入したりします。
最近では個人でECサイトを構築される方が増えていて需要も高くなってきています。
ECサイトとは、インターネット上で商品の販売をしているサイトのことです。
クラウドワークスをみてみると、サイト構築や改善のお仕事は、1件5万円〜10万円。
1件獲得すると、継続的に案件を頂けることもあります。
副業Webデザイナーの案件事例4.Webサイトのデザイン制作【月20万円】
Webサイトのデザイン制作は、一からサイトのデザインを考えて作業をしていきます。
企業のホームページや求人用のコーポレートサイトなどが挙げられます。
一からの制作になるので、単価も上がりランサーズをみてみると、20万円くらいが相場です。
その分、工程も増えるので副業で行うには少々大変ですが、スキルや実績は身に付きます。
未経験からでも始められる副業Webデザイナーの学習方法2選
ここからは、未経験の方が副業でWebデザイナーを始めるときの2つの学習方法を解説します。
目的に合わせた学習方法をぜひ選んでみてください。
副業Webデザイナーの学習法1.独学する
一つ目は独学です。
最近では、Webデザインに必要な知識やソフトの紹介をしていたり、一からWebデザイナーで稼いでいくためのロードマップを紹介してくれていたりする動画があります。
動画以外にも書籍を使って学習する方もいます。
自分のペースで頑張りたい方や、あまり資金をかけたくない方にはオススメです。
副業Webデザイナーの学習法2.スクールに通う
資金に余裕がある方や誰かに教えてもらいながら進んでいきたい方にはスクールが良いでしょう。
スクールには主に2種類あります。
オンラインで完結するスクールと通学を含むスクールです。
働きながら学習したい人やスキマ時間を上手く活用して学習したい人は、オンラインスクールがオススメです。
時間に余裕がある・今後就職をしていきたいと考えている方は、通学がオススメです。
通学のデザインスクールは、デザイン以外にも、マーケティングやディレクションの方法を学べたりリクルートに力を入れていたりするためです。
「副業で稼いでいきたい」と考えている方はオンラインスクールで問題ありません。
副業Webデザイナーが安定した収入を得るために必要なスキル3選
ここからは、副業Webデザイナーが安定した収入を得るために必要なスキルを解説します。
大きく分けて3つです。
- コーディングスキル
- グラフィックデザイン
- WordPressの知識
各スキルの詳細をみていきましょう。
副業Webデザイナーに必要なスキル1.コーディングスキル
コーディングとは、Webサイトとして見えるようにするために必要な設計図のようなものです。
その際に使用するのがHTMLやCSSと呼ばれるマークアップ言語です。
HTMLは、サイトの骨組みを作成する言語で、CSSはその骨組みに色をつけたり形を変えたりします。
その他にも必要な言語はありますが、主に2つの言語を取得するのが最初のステップになるでしょう。
副業Webデザイナーに必要なスキル2.グラフィックデザイン
グラフィックデザインのスキルも重要です。
グラフィックデザインで使用するのは、IllustratorやPhotoshopと呼ばれるソフトです。
Illustratorは、ロゴのデザインやイラストなどに向いているソフト。
Photoshopは、画像の加工を得意とするソフトです。
撮った写真や既存の画像の加工が可能です。
バナーやロゴ、アイコン制作で多用するので、覚えておく必要があります。
副業Webデザイナーに必要なスキル3.Word Pressの知識
WordPressは、先ほど解説したHTMLやCSSといったマークアップ言語を使えなくてもサイト設計ができるツールです。
一般的にはCMS(コンテンツマネジメントシステム)と呼ばれています。
最近では、Shopifyのような個人でできるECサイトが普及していて、WordPressは構築や連携に使用されていて人気です。
そのため、WordPressを一から立ち上げるスキルがあると、仕事の幅も広がります。
コーディングのスキルがなくてもWebサイトを立ち上げられるので、WordPressから始めてみるのも良いですね。
副業Webデザイナーが案件を獲得して最初の収入を得る方法とは?
Webデザイナーの収入面や実践で使用するスキルを解説しました。
ここからは、Webデザイナーが案件を獲得するまでの方法を解説します。
少しコツをつかむだけで仕事が獲得できますので、Webデザインのスキルを磨いたら、ここで紹介する方法で案件を獲得してみてください。
収入を得る方法1.クラウドソーシングサイトを活用する
クラウドソーシングサイトとは、インターネット上で仕事を受けたい人とお願いしたい人をマッチングさせるサービスのことです。
クラウドソーシングサイトが普及したことでインターネットを活用したスキルのある人は劇的に働きやすくなりました。
副業でWebデザイナーを始めるなら使わない手はないでしょう。
特にオススメなのは以下の3つです。
- ランサーズ
- クラウドワークス
- ココナラ
国内利用者数が多く、案件数も豊富です。
この中でもWebデザインの案件が多いのはクラウドワークスではないでしょうか。
Web制作だけではなく、Webサイトの修正や更新・CMS導入・UI/UXのデザイン案件まであります。
国内利用者数もNo. 1なので、始めてクラウドソーシングサイトを使用される方は、クラウドワークスがオススメです。
収入を得る方法2.エージェントの活用
2つ目は、エージェントを活用する方法です。
あなたの求めるWebデザインの案件をエージェントに伝えることで、それに近い条件の案件を紹介してくれます。
エージェントで紹介される求人は週3日稼働や月収が高くて魅力的です。
ただ、実務経験が必要であったりして経験者を優遇する傾向があります。
そのため、オススメの方法は、クラウドソーシングサイトを活用して、経験を積んでからエージェントに登録をするのが良いでしょう。
案件を探しやすいですし、応募を通過する可能性が上がります。
収入を得る方法3.SNSで情報発信をする
SNSで発信するのも有効です。
学んだスキルを発表したりWebデザインに関する情報をアウトプットしたりすることで、信頼を積み重ねていきます。
そうすると、あなたの発信を見た人から発注されるという可能性も。
また、Webデザインを必要としている人に直接メッセージを送って営業することもSNSではできます。
その他にも、ハッシュタグを活用して案件を探すなど、SNSを活かした営業方法はたくさんあります。
時間はかかる方法ですが、実践する価値は高いでしょう。
副業Webデザイナーでいくら稼ぐか目標を設定しよう!
副業Webデザイナーの収入の目安や必要なスキルを解説しました。
ポイントは以下です。
- 案件によって単価は変わる、1〜5万円のもあれば10〜20万円もある
- 副業でWebデザインを始めたいと思ったら独学かスクールに通う
- コーディングスキルやデザインのスキル、WordPressの知識は必須
- クラウドソーシングサイトやSNSを活用して案件を獲得していく
副業は時間との勝負です。
そして、Webデザイナーの案件は種類によって単価が大きく分かれています。
そのため、なるべく早い段階から「どのスキルでいくら稼ぎたいのか」というのを明確にしておくのがオススメです。
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