WEBデザイン 2022.03.26(土)

Webデザイナーの年収はいくら?長く活躍するための方法も解説!

Webデザイナーの年収はいくらなのか?

年収はWebデザイナーを目指すべきかどうかの決め手の1つになる大切なポイントです。

しかしWebデザイナーの年収は、年齢や地域によって様々で、自分で調べるのは大変。

そこで今回はWebデザイナーの年収がいくらなのかについてお伝えします。

地域別・年代別などに分けてお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

Webデザイナーの年収はいくら?

地域ごと、そして年代別に見たWebデザイナーの平均年収はいくらなのでしょうか。

自分の条件に合わせてご覧ください。

【地域別】Webデザイナーの平均年収は446万円

まずはWebデザイナーの地域別平均年収を見てみましょう。

地域 平均年収(正社員) 平均時給(派遣社員) 平均時給(アルバイト)
北海道・東北 379万円 1,171円 902円
甲信越・北陸 356万円
関東 400万円 1,755円 1,174円
東海 384万円 1,426円 1,001円
関西 382万円 1,501円 1,001円
中国 339万円 1,351円
四国 338万円
九州・沖縄 354万円 1,302円 1,007円

参考元:求人ボックス Webデザイナーの仕事の年収・時給・給料(2022.3 時点)

最も平均年収が高い関東の中でも、トップは東京都で497万円、次いで神奈川県が406万円でした。

派遣社員やアルバイトの時給からも、関東が最も収入が高い状況です。

関東の平均年収が高い理由として、地方ではWebメディアの立ち上げによる自社アピールが標準化していない点が挙げられます。

【年代別】30代Webデザイナーの平均年収は約430万円

Webデザイナーの年代別平均年収をお伝えします。

年代 男性 女性
20~24 296万円 288万円
25~29 362万円 338万円
30~34 431万円 380万円
35~39 503万円 399万円
40~44 556万円 416万円
45~49 563万円 410万円
50~54 621万円 514万円
55~59 651万円 504万円

参考元:求人ボックス Webデザイナーの仕事の年収・時給・給料(2022.3 時点)

20代までは男女間に大きな差がなく、30代から男女間の平均年収に差が開いています。

30代から男女間の差が開くのは、結婚や出産などの理由で離職・休職する女性がいるためと考えられます。

平均年収は月収のほか、賞与も大きく関わります。

中小企業と大企業では賞与の差が大きく、1,000人未満の中小企業では平均約50万円、1,000人以上の大企業となると平均約113万円です。

Webデザイナーとして職につく際は、就職先の規模も含めて考える必要があります。

Webデザイナーが年収アップする4つの方法

Webデザイナーとして年収をアップするためには、自分自身の努力が必要です。

しかし、どのように努力するといいかがわからなければ努力のしようがありません。

Webデザイナーが年収をアップする方法を紹介します。

年収アップ方法1.条件のいい会社に転職

最初は大企業に必要とされるほどの知識・経験・スキルがないため、中小企業で経験を積みながら働く方が多いのではないでしょうか。

中小企業は就職しやすいですが、賞与を考慮すると大企業が有利です。

そこで、中小企業ではたらく期間は下積みとして割り切り、十分な経験を積んでから転職しましょう。

実際に転職によって年収がアップしたケースも多く見られます。

年収アップ方法2.スキルを身に付けてキャリアアップ

Webの世界は日進月歩、WebデザイナーもWebの進化に合わせたスキルアップが必要です。

最先端のWebデザインスキルがあれば、顧客に喜ばれるのはもちろん、年収アップも可能です。

Webデザインだけでなく、Web制作に関する幅広い知識を身に付けるのもおすすめ。

1つのプロジェクトを1人の力で完結できるほどの知識と実力があれば、フリーランスで活躍する道も開けます。

年収アップ方法3.指揮する側にキャリアチェンジ

指揮する側、つまりWebディレクターには、開発ディレクターと運用ディレクターの2種類があります。

開発ディレクターはサイト構築からリリースまでを、運用ディレクターはリリース後の運用を担います。

運用ディレクターに比べて、開発ディレクターのほうが仕事に対する幅広い知識が必要なのが特徴です。

Webデザイナーとして働くかたわら、Web制作に関する知識を学びとる努力をしましょう。

年収アップ方法4.クラウドソーシングで副業

クラウドソーシングとは、オンラインで仕事の受発注ができるサービスです。

受注できる仕事の形式はコンペ・タスク・プロジェクトなど様々。

納期が指定されるケースがほとんどですが、基本的には時間や場所にとらわれずに仕事ができます。

ただしクラウドソーシングは、本業の就業規則を確認してからの利用がおすすめ。

近年では副業を許可する企業が増えていますが、全ての企業が許可しているわけではありません。

余計なトラブルなく副業で年収を増やすためにも、必ず就業規則をチェックしましょう。

長続きするWebデザイナーに求められるスキルとは?

Webデザイナーの将来性に不安を感じている方が多いのではないでしょうか。

そこで、Webデザイナーとして長く活躍するためのスキルを紹介します。

紹介するスキルは年収アップにもつながりますので、ぜひご参考ください。

Webデザイナースキル1.UI/UXデザインスキル

UIとはユーザーインターフェース(User Interface)の略称で、サイトのデザインやフォントなど、視覚的な全ての情報をさします。

対してUXとはユーザーエクスペリエンス(User Experiense)の略称で、使いやすい・見やすいなど、サービス利用中のユーザーの感想です。

より良いUXを提供するためにUIへの配慮が必要不可欠のため、UI/UXとセットで表記されます。

ユーザーは使いやすく充実したサービスを求めるため、今後はさらにUI/UXデザインスキルが求められます。

Webデザイナースキル2.webマーケティングスキル

今はどんなデザインが流行っているか、どのような配置だと使いやすいと言われるのかなど、競合をリサーチするスキルです。

マーケティングは一般的にディレクターが行う業務ですが、Webデザイナーがマーケティングを行うのには大きなメリットがあります。

例えば現在流行っているデザインについてリサーチしたとしましょう。

現在はどんなデザインが流行っているのか、なぜ流行っているのかは、実際に現場を経験したWebデザイナーが最もよく知っているのではないでしょうか。

Webディレクターが知り得ない情報を含めたリサーチは、Web制作をするにあたって大きな力となります。

マーケティングスキルを持っていれば、ディレクターやクライアントに、きっと喜ばれます。

Webデザイナースキル3.ライティングスキル

Webデザイナーがライティングスキルを身に付けるメリットは以下の2つです。

  1. LPやバナーなどの制作が1人で完結する
  2. コミュニケーションスキルが向上する

ライティングスキルを学ぶと、自然に日本語が上手になります。

クライアントやディレクターとのコミュニケーションが円滑になり、求められるデザインがわかりやすく、修正の回数削減も可能です。

さらにLPやバナーなどの制作が1人で完結できるのは、Webデザイナーとして重宝されます。

なぜなら、クライアントが1つの案件に対して依頼先を複数にする必要がなくなるため。

ライティングスキルを身に付けて、クライアントに頼られるWebデザイナーを目指しましょう。

Webデザイナースキル4.プログラミングスキル

プログラミングスキルの習得は難しいですが、Web制作を一緒に行うエンジニアとの連携度向上が可能です。

特に、HTML・CSS・JavaScript・jQueryなどの知識があればWebデザイナーとしての強みになります。

他にも、Webサイト制作を簡単に行える「WordPress」をカスタマイズする技術を身に付けるのがポイント。

日本でもWordPressを使用したサイトがたくさんあるため、頼れるWebデザイナーを目指す方はチェックすべきです。

Webデザイナーはフリーランスと副業、どちら向き?

Webデザイナーはフリーランスと副業、どちらに向いているのかを検証しました。

自由だけど強い責任感を求められるフリーランスと、手軽だが忙しい副業。

どちらが自分に向いているかイメージしながらご覧ください。

Webデザイナーのフリーランス平均年収は約500万円

求人ボックス Webデザイナーの仕事の年収・時給・給料(2022.3 時点)によると、Webデザイナーのフリーランスは平均年収が約500万円でした。

ただし、初心者Webデザイナーのうちから500万円というわけではない点に注意が必要です。

SNSや人脈によって一定以上の仕事を確保できなければ、収入は当然減少します。

フリーランスは時間の使い方が自由ですが、自立するために努力する期間が必要です。

Webデザイナー副業の平均年収は最大480万円

求人ボックス Webデザイナーの仕事の年収・時給・給料(2022.3 時点)によると、Webデザイナー副業の平均年収は最大で480万円。

副業だけで食べていける金額です。

しかし、副業ではどれだけの時間を割けるかが収入に大きな影響を与える点に要注意です。

5~10分程度のスキマ時間に業務をこなすだけでは、480万円の収入は得られません。

そのかわり頑張るほどに、収入として自分に返ってきます。

【結論】Webデザイナーはフリーランスも副業も可能

フリーランス・副業はそれぞれ努力が必要ですが、どちらも可能です。

クラウドソーシングサービスの普及もあり、仕事を獲得しやすくなっているのも好影響を与えています。

上司や同僚との人間関係の構築が苦手な方や、人並み以上の収入を目指したい方はご検討ください。

Webデザイナーを志望される方へ

今回は、Webデザイナーの年収はいくらか、どんなスキルがあると有利なのか、フリーランスや副業に向いているのかについてお伝えしました。

クリエイター人材育成スクール「Chapter Two」では、高単価の仕事を受注できるレベルのWebデザイン学習が可能です。

Webデザイナーを目指したいと感じている方はお気軽にお問い合わせください。

Related Article
関連記事