WEBデザイン 2022.04.12(火)

年収いくら?「フリーランスWebデザイナー」の現状・稼ぎ方を解説

「フリーランスWebデザイナーの年収や稼ぎ方を知りたい」と気になってはいないでしょうか。

近年、日本でのフリーランスWebデザイナーの人口が増え続けていますが、いったいどのように稼いでいるのでしょうか?

この記事では、フリーランスWebデザイナーの年収や稼ぎ方を解説します。

フリーランスWebデザイナーの年収や稼いでいく方法をおさえて、あなたの今後にお役立てください。

Webデザイナーのフリーランスで稼ぐことは可能!

 

ここでは、実際にフリーランスで活動するWebデザイナーと会社員として勤務するWebデザイナーの平均年収を比べていきます。

Webデザイナーがどのくらいの年収なのかを認識し、そのあとにフリーランスでどのように年収をUPさせていくかを解説しますので、ぜひご覧ください。

フリーランスWebデザイナーの平均年収は約300万〜400万円

2020年に発表されたフリーランス白書では、クリエイティブ系フリーランスの年収は400万円未満といわれています。

引用:フリーランス白書2020

Webデザイナーでフリーランスになるなら300〜400万円が目安になるでしょう。

国税庁の調査によると、サラリーマンの平均年収が433万円なので少し低いか同じくらいの印象です。

引用:国税庁

会社に勤務しているWebデザイナーの平均年収は約453万円

会社に勤務しているWebデザイナーの平均年収は453万円くらいだといわれています。

地域差や会社の規模にもよりますが、フリーランスより給与面では良いというのが現状です。

引用:リク博ナビ

さらに、フリーランスは福利厚生の面でも行き届いている状況ではありません。

会社員は待遇面だけではなく、福利厚生の面でもフリーランスより優位だと考えられるでしょう。

フリーランスのWebデザイナーになれば年収UP可能

Webデザイナーだけのスキルであれば、フリーランスでも収入は先ほど解説した金額(300〜400万円目安)になるでしょう。

フリーランスで収入を上げたいのであれば、スキルを磨き続けなければいけません。

また、複数のスキルを組み合わせて経験値を高めていけば年収1000万円も可能です。

具体的な方法については後で解説していきますので、まずはWebデザイナー×フリーランスで収入UPの5つの法則をみていきましょう。

高単価を狙って年収UP!Webデザイナー×フリーランスで収入UPの5つの法則

この記事を読まれている方には「フリーランスで年収を上げていきたい」そう考えているのではないでしょうか。

ここからは、Webデザインのスキルを活かして年収を上げていく方法を解説していきます。

基本的にはWebデザイナーとしての経験やスキルともう一つのスキルを組み合わせる方法です。

ぜひ参考にしてみてください。

1.Webデザインとプログラミングスキルを身につける

1つめはWebデザインのスキルを獲得したら、次にプログラミングのスキルを磨くことで年収を上げる方法です。

Webデザインは以下のようなスキルがあります。

  • HTML
  •  CSS
  • Illustrator
  • Photoshop

主にサイトの表側をデザインするスキルです。

一方、プログラミングのスキルはWebデザインを発展させたりサイトの裏側を構築したりするためのスキル。

具体的には以下のとおりです。

  • PHP
  • Ruby
  • React
  • Kotlin

Webデザインのスキルとプログラミングのスキルを持ち合わせた人をフルスタックエンジニアと呼びます。

フルスタックエンジニアになれば、収入は月収50〜80万円、加えて経験が伴うと100万円は超えるでしょう。

エンジニアの需要は今後も伸び続けますので、チャンスが多い業種です。

2.Webデザイナーとしてスキルを高めUI/UXデザイナーになる

Webデザインで培ったスキルを活かし、UI/UXデザイナーになるのも良いでしょう。

UIデザイナーとは、ユーザーインターフェースの略で、機械やソフトウェア・Webサイトのサービスがユーザーにとって使いやすいデザインかを追求するお仕事です。

Webサイトがストレスなくユーザーに使いやすい設計なのかを考えていきます。

そのため、ページのデザインをチェックし、改善したり写真や文章を変更したりするので、AdobeXDやといったデザイン作成ツールを使えるのが必須です。

UXデザイナーとは、ユーザーエクスペリエンスの略で、ユーザーの体験にフォーカスしたデザイン設計をするお仕事です。

広い意味では、自社のサイトで商品を買ってもらって自宅に到着するまでがユーザーにとっての体験と捉えられています。

「このサイトで買って良かった」「また買いたい」と思ってもらえる仕組みを考えていきます。

つまり、ユーザーの心理まで熟知しておく必要があります。

UI/UXデザイナーはデザインを専門とするフロントエンジニアと呼ばれる人たちが同時に行っているケースがほとんどです。

フロントエンジニアは、先ほど解説したようなWebデザイン全般のスキルが必須です。

フロントエンジニアになれば、月収50〜80万円は得られる職業ですので、デザインスキルを高めてぜひ目指してみてください。

3.フリーランスとしてWebディレクターになる

Webディレクターは、デザイナーの進捗管理や作品の修正などを担当します。

チームのリーダー的ポジションです。

Webディレクターになるには、Webデザイナーの仕事を経験し、仕事の一連の流れを知る必要があります。

そのため、制作会社に勤めた経験があると強いでしょう。

仕事を上手く回せるようになればWebディレクターなら月収100万円も目指せるお仕事です。

4.Webデザインのスキルを活かしてWebコンサルタントになる

Webデザインのスキルや知識を活かしてWebコンサルタントになることも可能です。

企業の現状を把握し、第三者的立場から、Webサイトの改善点や施策、戦略を示すお仕事です。

Webデザインのスキルだけではなく、検索結果でサイトを上位に表示するために必要なSEOと呼ばれる知識や広告運用の経験が必要になるでしょう。

Webコンサルタントは、月収50万円以上は望めるお仕事です。

5.Webデザインのスキルを活かしてWebマーケターになる

Webマーケターとは、サービスや商品をどのようにPRして販売していくかを考えるお仕事です。

常に市場の変化に気づいたり調査をしたりして、施策や戦略を練っていきます。

集客の中心的人物になるので重要なポジションといえるでしょう。

Webマーケターの月収は関わる案件やサービスによって変わりますが、月収50万円〜100万円は見込めます。

責任も大きいですが、収入は高いです。

WebデザイナーからWebマーケターになるには、企業に勤めた経験・さらに実際にサイトの企画や集客に携わった経験が必要です。

企業の悩みの多くは集客なので、マーケティング視点のあるデザイナーは重宝されるでしょう。

確実にWebデザイナー×フリーランスで成功するための3箇条

ここからは、Webデザイナーがフリーランスで活動していくために必要な掟を解説していきます。

「会社に行きたくないからフリーランスになろう」という気持ちはすごくわかります。

しかし、タイミングを間違えてしまったら、フリーランスになっても稼いでいくことが難しいでしょう。

これから解説する3つの掟をおさえて、フリーランスになる準備をしていきましょう。

フリーWebデザイナーの掟1.Webデザイン会社に勤めてフリーランスになる

1つめは、Webデザイン会社に勤めてからフリーランスになる方法です。

なぜなら、お金を頂きながらスキルを磨けるためです。

Webデザインの会社で働くことができたら、学習に費用をかける必要がありません。

実際、フリーランスのWebデザイナーはデザイン会社に勤めてからフリーランスになるケースが多いです。

スキルだけではなく、Webデザイナーとしての経験も積めるのが良い点です。

フリーWebデザイナーの掟2.副業からWebデザイナーフリーランスになる

副業からWebデザインを始めてフリーランスになるのもオススメです。

いきなりフリーランスになってしまうと、スキルを学ぶところからスタートしなくてはいけません。

スキルが身につくには時間がかかるので、その期間稼げないと焦ってしまいます。

しかし、副業ならその心配はいりません。

さらに、Webデザインが自分に向いているかということもわかります。

副業のWebデザイナーであれば、辞めてしまっても金銭的なリスクはないので始めやすいでしょう。

帰宅後の時間や余暇時間を副業に当てて、クライアントを獲得した状態でフリーランスになるのが最も安全な方法です。

フリーWebデザイナーの掟3.Webデザインスクールに通ってからフリーランスになる

フリーランスを目指すWebデザイナーがスクールに通うメリットはフィードバックが受けられることでしょう。

独学だと、どうしても他人に自分の作品を客観的に見てもらえる機会が少ないです。

スクールなら、プロの講師からフィードバックがもらえます。

他人からのフィードバックを受けることで自分では気づかなかった点に気づき、より良い作品を作っていくことができます。

Webデザイナーのフリーランスとして仕事を獲得する方法3選

ここからは、Webデザイナーがフリーランスとして仕事を獲得していく方法について解説します。

大きく分けて3つあります。

  1. クラウドソーシングサイト
  2. SNSを活用する
  3. 横のつながりをもつ

方法1.クラウドソーシングサイトを活用する

クラウドソーシングサイトとは、インターネット上で仕事の受発注ができる仕組みを提供するサービスのことです。

日本でよく使われているクラウドソーシングサイトは以下の3つです。

  1. クラウドワークス
  2. ランサーズ
  3. ココナラ

どのサイトも非常に使いやすく利用者満足度も高いのでぜひお試しください。

方法2.フリーランスWebデザイナーとしてSNSを活用する

SNSを活用することで仕事を獲得する方法もあります。

特にTwitterには、Webデザイナーを募集するようなツイートが多いです。

「webデザイナー 募集」というハッシュタグで検索するとたくさん出てきます。

方法3.フリーランスの横のつながりをもつ

オンラインサロンに参加したりフリーランスの方が主催するイベントに参加したりすることで知り合いを増やしておくことも重要です。

知り合いが増えることで、お仕事を振っていただけることがあります。

また、サロン内で定期的にお仕事を募集することもあるでしょう。

オンラインサロンには、チャンスがたくさん落ちているので、フリーランスにとっては活用しない手はありません。

Webデザイナーのフリーランスとして戦略的に収入を上げていこう

本記事では、フリーランスWebデザイナーの年収・稼ぎ方を解説しました。

ポイントは以下です。

  • Webデザイナーからフリーランスになるのは可能
  • いきなりフリーランスにはならずに経験を積む
  • インターネットを活用して仕事を獲得する
  • スキルを組み合わせて高単価な案件を狙い収入を上げていく

Webデザイナーからフリーランスになることは可能です。

ですが、準備をしておく必要があります。

Webデザインのスキルを獲得したら、キャリアアップの幅は広がるのでぜひチャレンジしてみてください。

Chapter Twoでは、Webデザインを学びたい方のサポートをするために、スクールを運営しています。

気になる方はぜひ一度ご相談ください。

Chapter Twoの公式サイトはこちら

 

 

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