WEBデザイン 2022.07.30(土)

ホームページの維持費内訳を徹底解説!相場や費用を抑えるコツも紹介

ホームページの維持費ってどのくらいかかるの?といった悩みを抱える人も多いでしょう。

ホームページを作成、運用する場合は初期費用だけでなく維持費が発生します。

そこで、今回はホームページの維持費の相場や実際にかかる維持費の内訳などについて詳しく紹介します。

ホームページの維持費の相場

企業が運営する場合、ホームページの維持費の相場は、毎月1万円~5万円程度が相場です。

ホームページの規模や更新頻度、集客目的によっても価格にバラつきが出るため一概には言い切れませんが、一般的には数万円程度が相場です。

ただ、個人でホームページを運用する場合は、発生する維持費を抑えることもできるため、毎月5,000円程度に抑えることができます。

近年個人のブログやホームページだけでなくアフィリエイトブログを始める人も多いです。

しかし、ホームページ運用にかかる維持費が高いと毎月の負担が増えてしまい、思う様に利益を増やせないことにもなりかねません。

そのため、維持費の内訳や削減の仕方は覚えておくべきです。

ホームページの維持費内訳

続いて、ホームページの維持費内訳についてそれぞれ紹介します。

ホームページの運用にかかる維持費内訳は以下のとおりです。

それでは、それぞれ紹介します。

ホームページの維持費1.レンタルサーバー

まず、ホームページをWeb上に公開するにはサーバーが必要になります。

大手企業であれば独自のサーバーを用意しているところも多いですが、個人の場合はそうはいきません。

そんな時に便利なのがレンタルサーバーです。

レンタルサーバーは個人でも誰でもサーバーを利用することができ、ホームページをWeb上に公開することができるサービスです。

このレンタルサーバーは毎月数百円から数千円程度の費用がかかります。

ホームページの維持費2.ドメイン

ドメインはURLの「https://〇〇〇.com」の〇〇〇の部分です。

制作したホームページをWeb上に公開するためには、公開するための住所が必要で、ドメインはその役割を果たします。

ドメイン代は「.com」や「.net」などどれを選ぶかによっても費用が異なりますが、基本的に年間で数千円~1万円程度、月額数百円~1,000円程度です。

また、ドメインはレンタルサーバーと契約すれば無料で使用できる場合もあります。

ホームページの維持費3.SSL

SSLはインターネット上でデータを暗号化する仕組みで、個人情報やクレジットなどの情報が漏えいするのを防いでくれる役割を果たします。

SSLがなくてもホームページを運用することは可能です。

ただし、サイト自体の信用度が低くなり、ウイルス対策ソフトなどを入れているユーザーには表示されなくなる・アクセス数を増やすことができなくなる可能性が高いです。

SSLはレンタルサーバーで一緒に契約することができ、無料または数千円程度の費用になります。

ホームページの維持費4.人件費

企業が大きなサイトを運営するとなると、人件費がかかります。

個人など、ホームページを一人で更新・運用する場合は問題ありませんが、自社で運営していくなら担当者を決める必要があります。

会社によってはPCスキルやホームページ運用に関する知識を持つ人材を新たに雇う必要がある場合もあり、アルバイトの場合でも人件費で10万円程度はかかってしまいます。

ホームページの維持費5.コンテンツ更新

ホームページを運用する場合、定期的にコンテンツを追加・更新することが多いです。

WordPressなどの無料のサービスを使えば専門的な知識がなくても簡単にコンテンツの追加や更新ができますが、対応できない場合は制作会社に依頼することも出てきます。

その時には費用がかかり、大体一回当たり数千円~数万円程度の費用が発生します。

ホームページの維持費6.SEO

ホームページを制作したとしても、正しく運用できないこともある・集客できなければパフォーマンスを上げることはできません。

その時に必須となるのがSEOです。

SEOは検索エンジンからホームページに訪れる人を増やすための対策で、検索エンジン最適化とも呼ばれます。

SEO対策は知識があれば費用が発生することはありませんが、リスティング広告を運用・SEO会社に依頼する場合は費用が発生します。

ホームページの維持費7.監視・障害対応

ホームページを運用していると、システムの不具合などでどうしても障害が発生してしまうことがあります。

理由はさまざまですが、対応するためにはWeb制作会社に依頼するか、Web制作に関する知識を有する人材が必須です。

Web制作会社に依頼する場合は、契約内容によっても異なりますが月額5,000円~10万円程度が相場です。

ホームページの維持費8.メンテナンス

ホームページはただ作って終わりというわけではなく、定期的にメンテナンスを行う必要があります。

サーバーの監視やメンテナンス、ウイルスに感染していないか、ハッキング等の被害がないかを確認することで情報漏えいを防ぐことができます。

トラブルが起きるとホームページが見れなくなり、その状態が数日続くだけでも会社の売上が大きく落ちてしまうこともあるためメンテナンスは必須です。

ホームページの維持費9.アクセス解析

ホームページを運用するならアクセス解析を行うことも重要です。

  • どんなユーザーがどんなキーワードでホームページを訪問したのか
  • どこからホームページに訪問したのか
  • どの時間帯にアクセスが集中しているのか

などを解析することができれば、適切な方法で広告を配信したり、SNSを運用したりなどのきっかけをつかむことができます。

無料のツールでも問題ありませんが、有料の方が機能性が高いです。

ホームページの維持費10.コンサルティング

開設したホームページをスムーズかつ的確に運用していくには、コンサルも必要になる場合があります。

特に、ホームページやWebに関する知識を有する人材がいない場合、素人が運営するよりもしっかりと実績のある会社や個人にアドバイスをもらうと良いでしょう。

また、ホームページの訪問者が増えれば、より集客数を増やすために今後の運営方針を決める必要が出てくるため、コンサル費用がかかるケースは意外と多いです。

ホームページにかかる維持費を抑える方法

ここでは、ホームページにかかる維持費を抑える方法を紹介していきます。

維持費を抑えたいなら、以下の方法を実践してみてください。

それでは、それぞれ解説していきます。

ホームページにかかる維持費を抑える方法1.自社で契約する

まず1つ目の維持費を抑える方法は自社で契約する方法です。

サーバーやドメインなど、自社で運用してしまえば維持費がかかることはありません。

もちろん、初期費用はかかってしまうものの、長い目で見ると自社で契約するほうが安い場合も多いです。

ホームページにかかる維持費を抑える方法2.月額契約かスポットか

2つ目の方法は月額契約かスポットかです。

ビジネスとしてホームページを運用する場合は月額契約の方が良いですが、メンテナンスや更新費用などはわざわざ月額契約する必要はありません。

スポットで必要な時に利用すれば月額費用はその時しかかかりませんので、毎月のランニングコストを抑えることができます。

ホームページにかかる維持費を抑える方法3.手間を増やす

3つ目の方法は手間を増やす方法です。

例えば、SEOに関する知識や経験を積めば、わざわざ費用をかけることはありません。

やれる部分は自分でやることを心掛けてホームページを運用すれば、手間はかかるものの毎月の維持費を抑えることができます。

ただし、手間がかかると他の業務に集中できない・疎かになってしまうこともあるため注意してください。

ホームページの維持費は必須

ホームページを運用する時はサーバーとドメイン費用は必須です。

ですが、最低でもこの2つの費用を支払っていればホームページを維持することはできます。

サーバーとドメイン代は、年間で数千円~3万円以内に収まることが多いため、そこまで負担にならないと思います。

ホームページの維持費を削減したい気持ちも分かりますが、大切なのはホームページを制作する目的です。

ホームページを制作する時には、企業の認知度の向上、売上アップなどの目的があるはずです。

ホームページの維持費を削減しすぎてこの目標が達成できなければ意味がありません。

そのため、ホームページ運用には維持費がかかることを考慮しましょう。

維持費を省くと、集客に最低限必要な状態をキープすることができないことも。

イメージダウンから売上に関わってしまうことも多いため、維持費の削減は必要な範囲内にとどめておくことが大切です。

ホームページの維持費を見直せばコストパフォーマンスを上げられる

今回は、ホームページの維持費相場や、実際にかかる維持費の内訳について詳しく紹介しました。

ホームページを維持するために最低限必要な費用はサーバーとドメイン費用です。

維持だけが目的であればこれ以上費用がかかることはありません。

ですが、ホームページをビジネス目的で運用する場合は本記事で紹介したようなさまざまな費用がかかってしまいます。

維持費を見直すことは、コストパフォーマンスを上げることにも繋がります。

費用を節約してホームページ制作し、企業イメージアップやファンづくりを目指して行動していきましょう。

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