WEBデザイン 2022.07.20(水)

ホームページを検索しても出てこない!原因と対策を4つ解説

企業の多くはホームページ検索上位を狙い、認知度を高める広告戦略にチャレンジしています。

しかし、なかなか上位に表示されずに悩んでいませんか?

本記事では、ホームページが上位表示されない原因を解説します。

それだけでなく、ホームページが上位表示されやすい施策も解説するため、ぜひ参考にしてみてください。

ホームページが検索に出てくるまでの3ステップ

ホームページが検索に出てくるまでには3つのステップがあります。

  • ステップ1.ホームページにクローラーが巡回する
  • ステップ2.インデックス登録される
  • ステップ3.ホームページの検索順位が決まる

ホームページは以上のような流れを通ることで、検索表示されます。

具体的にどのような内容なのかをみていきましょう。

ステップ1.ホームページにクローラーが巡回する

クローラーとは、Googleが検索順位を調べるために開発したシステムです。

クローラーがホームページ内の情報収集をすることで、順位が決定します。

しかしクローラーが巡回したからといって、確実に順位が上がるわけではありません。

次のステップ2とステップ3をふむことで検索上位表示されやすくなります。

ステップ2.インデックス登録される【検索に表示される】

クローラーが巡回し、ホームページの情報を収集したことで、Googleのデータベースに登録されます。

これをインデックス登録といいます。

インデックス登録をされないと、Googleの検索ページに表示されないため気をつけましょう。

インデックスの登録方法は後で解説しています。

ステップ3.ホームページの検索順位が決まる

ホームページが、インデックス登録されると検索順位が決まります。

検索順位に影響する要因は、200以上の要素が元になっています。

代表的なのは以下のとおりです。

  • 読者目線のコンテンツ
  • 被リンクなどの外部リンク対策
  • ホームページ内の内部リンク対策

いくつもの要因が重なるのでいちがいには言えませんが、読者ファーストのコンテンツを作ることが何よりも重要です。

ホームページが検索に出てこない原因4つ

ホームページが検索に出てこない原因は4つあります。

基本的には、システム上の問題ですが、時々Googleの規約に違反してしまっているケースもあるため、注意してみてください。

確認する方法は、運営者側で対策できるものがほとんどのため、「なかなか検索に上がってこない」と悩んでいる方はここで解説している原因をもとに調べてみるのがいいでしょう。

原因1.クローラーがホームページを巡回していない

クローラーがホームページを巡回していないと検索順位に表示されません。

公開したばかりのホームページにはクローラーが巡回しないため、検索に反映されるのには時間がかかります。

クローラーが訪れるのは、ホームページを公開して約数時間から数日です。

ホームページを公開して日が浅い場合は、少し時間をおいてから確認してみるのがいいでしょう。

インデックス登録されていない

インデックス登録がされていないと、検索には表示されません。

「ホームページがインデックス登録されているか知りたい」と思う方はGoogle Search Consoleと呼ばれるホームページの分析ツールを活用しましょう。

Google Search Consoleの「URL検査」を選択し、ホームページのURLを入力することで、インデックス登録がされているかわかります。

インデックス登録はいつでもできますが、ホームページを制作したらすぐにGoogle Search Consoleを登録してしまうのがオススメです。

原因3.検索順位が低い【検索に出ない一番の理由】

ホームページが検索されない一番の理由は、検索順位が低いためです。

検索順位を上げるためには、読者目線に立った質の高いコンテンツを提供することです。

外部からアプローチするSEO対策もありますが、まずはホームページ内の記事やコラムのコンテンツの質を高めましょう。

その他のSEO対策はあとからでも遅くありません。

原因4.ホームページのペナルティによって表示されない

ホームページが、Googleからペナルティを受けることで検索に表示されないことがあります。

まれなケースですが、時々あるのでご注意ください。

ペナルティとされる代表的な理由は以下です。

  • 被リンクを大量に設置する
  • コピーしたコンテンツを掲載する
  • キーワードを無理に入れた文章

他にも色々あるため、Googleが発表しているガイドラインを確認してみてください。(参照:ウェブマスター向けガイドライン|Google Developers

基本的に健全な運営をしている限り、ペナルティを受けることはほとんどないのでご安心ください。

ホームページが検索されたら集客を意識したSEO対策をする

ホームページが検索で表示されるようになったあとは、実際に集客を意識したSEO対策をするといいでしょう。

集客をするには、読者を意識したコンテンツを作成していく必要があります。

では集客を意識したSEO対策は、どのような施策なのかを具体的に解説します。

キーワード選定をする【検索で上位表示される】

キーワード選定をして、検索上位表示を目指します。

キーワードとは、ユーザーが調べている検索ワードのことです。

ユーザーがどのような検索ワードでホームページに訪れているかを確認するには、先ほど解説したGoogle Seach Consoleが有効です。

キーワードを洗い出したら実際にコンテンツを作成します。

たとえば、美容系のホームページを作っていたとしましょう。

「サプリ オススメ」の検索でユーザーを集めたい場合、「サプリ オススメ」の検索ワードを上手に入れながら、読者にとって価値のある情報を届けるコンテンツを作成します。

上位表示ができるかは競合サイトによって変わってきます。

ニーズを考えていく【検索に大きく関わる】

読者のニーズを考えることも重要です。

ニーズを考えることは、ホームページを作る目的にもつながります。

どのようなユーザーを集めるのが目的なのかを考えておきましょう。

また、ニーズを見える化するために先ほど解説したGoogle Search Consoleのようなツールを活用するのもオススメです。

ツールを使うことで、ユーザーがどのような検索ワードでホームページを訪れているのかをデータで確認できるため、読者ニーズに沿ったホームページを作成できます。

ユーザーの求めている情報を記事に反映する

ユーザーが求めている情報をコンテンツに反映させましょう。

検索ワードから、読者が求めているものを推測し、悩みや疑問を解決するコンテンツを作成します。

  • 「何を知りたいのか」
  • 「なぜそれをしたいのか」
  • 「どこへいきたいのか」

検索ワードから、以上のようなユーザーが求めている疑問を深掘りしていきます。

非常に難しいですが、ホームページが検索上位表示されるには必要な施策です。

オススメしないSEO対策3つ

集客できるSEO対策を解説しました。

有効なSEO対策はたくさんありますが、実のところGoogleは「読者のためのコンテンツが重要」と言っているだけで、本当は何が正しいSEO対策なのかはそれほど言及していません。

ただ、Googleのガイドラインにも書いてあるとおり、失敗するSEO対策は明確になっています。

これから解説するSEO対策は、Googleのガイドラインに沿った上でやってはいけないSEO対策です。

これからホームページを作成される方は、参考にしつつ気をつけてみてください。

外部リンクを購入する【検索で表示されなくなる】

外部リンクとは、外部のサイトであなたのホームページのURLが参照されている状態のことです。

外部リンクはサイトの人気を表す度合いになるため、SEO対策には重要です。

外部リンクが欲しいがゆえに、外部のサイトに交渉して購入する方が時々いますが、これはGoogleの規約違反になります。

発覚した場合は、Googleからペナルティを受け、ホームページの検索表示がされなくなります。

「どうしたら外部リンクがもらえるのだろう」と思う方がいるかもしれません。

外部リンクをもらうためには、SNSなどで露出し、ホームページの認知を高めることも重要ですが、一番は質の高いコンテンツを作成することです。

2.キーワードを詰め込みすぎない

むやみに検索キーワードを詰め込んだコンテンツ作成はオススメできません。

読者ファーストのホームページではないためです。

キーワードばかり詰め込んで、コンテンツの信ぴょう性や専門性が低い記事はユーザーにとって不利益です。

自然な形でキーワードを入れて、読者目線にたったホームページを作成しましょう。

具体的には、タイトルと見出しにキーワードを意識して入れるのがオススメです。

わざと入れすぎても不自然になってしまうため、気をつけましょう。

3.独自性がない記事を書かない

他の記事のマネやコピー&ペーストしただけのコンテンツを掲載するのはやめましょう。

Googleは以下の3つを意識してコンテンツを作るように解説しています。

  • 独自性
  • 専門性
  • 信頼性

独自性とは、そのホームページ内でしか、知れなかったり見れなかったりする情報のことです。

誰かの文章をマネしただけのコンテンツは独自性に欠けるため、検索表示はされにくいでしょう。

SEOや検索に強いホームページを作ってみよう

今回解説した内容を意識することで、検索表示されやすいホームページが作成できます。

最後にSEOや検索に強いホームページを作るポイントをまとめます。

  • 設定をしっかり行う
  • 検索ワードからニーズをくみ取る
  • 読者に寄り添ったホームページを作る
  • 外部リンクを購入するなどの間違ったSEO対策をしない

繰り返しになりますが、表面的なSEO対策よりもGoogleが求めている読者ファーストのコンテンツを作ることが重要です。

今回の内容をぜひ、ホームページ作成に活かしてみてください。

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