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Premiere Proの推奨スペックとPCを買う際のチェックポイント

「Premiere Pro」は多くの動画クリエイターが利用するほどの、代表的な動画編集ソフトです。
しかし、実際に「Premiere Pro」を利用するためにはある程度のスペックが求められます。

そこで今回は、「Premiere Pro」の推奨スペックやPCを買う際のチェックポイントなどを解説します。
「Premiere Pro」を利用しよう悩んでいる方や動画編集向けのPCを買おうと考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

Premiere Proの推奨スペック

パソコン1

「Premiere Pro」の推奨スペックはWindowsとMacで異なります。まずWindowsから見ていくと、以下の通りです。

項目 推奨スペック
プロセッサー
  • Quick Sync搭載のIntel®第7世代以降の CPU
  • AMD Ryzen™ 3000シリーズおよびThreadripper 2000シリーズ以降のCPU
OS Windows10(64ビット)日本語版バージョン1909以降
メモリ
  • HDメディアの場合は16GBのRAM
  • 4Kメディアの場合は32GB
GPU
  • HDおよび一部の4Kメディアの場合は 4 GBのGPUメモリ
  • 4K以上の場合は6 GB以上
ストレージ
  • アプリのインストールおよびキャッシュ用に内蔵高速SSD
  • メディア用に追加の高速ドライブ
ディスプレイ
  • 1920×1080以上
  • HDRワークフロー用にDisplayHDR 400
サウンドカード ASIO互換またはMicrosoft Windows Driver Model
ネットワークストレージ接続 4K共有ネットワークワークフロー用に10 ギガビットイーサネット

Macの場合は、以下の内容が推奨スペックとなります。

項目 推奨スペック
プロセッサー Intel®第7世代以降のCPUまたはApple シリコンM1以降
OS macOS v10.15(Catalina)以降
メモリ
  • Appleシリコンの場合は16 GB の統合メモリ
  • Intel®の場合はHDメディアの場合は16 GBの RAM
  • Intel®で4Kメディア以上の場合は32 GB
GPU
  • Appleシリコンの場合は16 GBの統合メモリ
  • Intel®でHD ワークフローおよび一部の 4K ワークフローの場合は 4 GB の GPU メモリ
  • Intel®で4K以上の解像度のワークフローの場合は6 GB以上
ストレージ
  • アプリのインストールおよびキャッシュ用に内蔵高速SSD
  • メディア用に追加の高速ドライブ
ディスプレイ
  • 1920×1080以上
  • HDRワークフロー用にDisplayHDR 400
サウンドカード ASIO互換またはMicrosoft Windows Driver Model
ネットワークストレージ接続 4K共有ネットワークワークフロー用に10 ギガビットイーサネット

持っているPCのスペックを確認する方法は?

PC

すでにPCを持っている場合、「今のPCがPremiere Proの推奨スペックを満たしているかどうか確認したい」という方も多いのではないでしょうか。
以下で、WindowsとMacそれぞれのスペック確認方法を紹介します。

Windowsでのスペック確認方法

Windowsの場合、画面左下の「スタート」をクリックして「設定」を選びます。
その後、「システム」を選んで「バージョン情報」をクリックすることで、CPUとメモリが確認できます。

GPUに関しては、デスクトップ上で右クリックして「ディスプレイ設定」を選択。
「ディスプレイの詳細設定」を選んで「ディスプレイ1のアダプターのプロパティを表示します」をクリックしましょう。
そうするとGPUの詳細を確認できます。

Macでのスペック確認方法

Macの場合、左上のAppleマークをクリックし、「このMacについて」を選びます。
その後、「概要」タブにすることでプロセッサーやメモリなどを確認できます。
ディスプレイやストレージに関しては、タブを切り替えることで確認可能です。

動画編集目的でPCを買う際のチェックポイント

ポイント

動画編集目的でPCを買う際には、主に7つのチェックポイントがあります。

  • PCの種類
  • OS
  • CPU
  • メモリ
  • グラフィックボード
  • ストレージ
  • 値段

それぞれどのようなことに気をつければよいのか、1つずつ見ていきましょう。

ポイント1.PCの種類

PCはデスクトップPCとノートPCがあります。
用途によって向き不向きがありますが、今回のような動画編集目的の場合はデスクトップがおすすめです。

ノートPCと比べてデスクトップPCは大きなディスプレイで編集しやすい上に、後からパーツを変更することも可能。
途中でスペック不足に思えた際には、必要なパーツに交換できます。
ノートPCの場合はそのようなことがほぼできないため、今後のことを考えた上でもデスクトップPCがおすすめです

また、モニターのことを含めてもデスクトップPCがおすすめです。
ノートPCはどうしてもモニターが小さいため、作業しにくいと思うでしょう。

ポイント2.OS

OSはWindowsとMacがありますが、「Premiere Pro」ならば基本的にどちらでも構いません。
動画編集ソフトの中には片方しか対応していないものもあります。
しかし、「Premiere Pro」や「Filmora」などの有名な動画編集ソフトは基本的に双方とも対応しています。

ただ、それぞれ魅力が異なります。Macの場合は操作性がよく、シンプルできれいなディスプレイが魅力です。
Windowsは多くのユーザーがいるおかげで情報が多く、さまざまなメーカーがWindowsのPCを販売しています。

ポイント3.CPU

CPUはPCの頭脳的な存在です。
処理が速いほど動画編集の作業時間も短縮できるため、作業におけるストレスも減るでしょう。

CPUは他のパーツと比べて、交換が難しいという欠点を持っています。
そのため、動画編集目的で買うのであれば、ある程度処理速度が速いものを選びましょう。
最低でも「Core i7」や「Ryzen 7」以上を選んでおけば、快適に動画編集ができます
もし処理速度で極力悩まされたくない場合には、「Core i9」や「Ryzen 9」が良いでしょう。

ポイント4.メモリ

メモリは、最低でも16GB以上は必要です。
動画編集では容量の大きい動画データを扱うため、ある程度メモリに余裕がないと動作が不安定になります。
特に4K動画やフルHD動画を扱う場合には16GBでも少なく、4K動画なら64GB以上でフルHDなら32GB以上必要です。

動画編集を快適にするメモリ容量とは?おすすめのスペックをご紹介

ポイント5.グラフィックボード

グラフィックボードは、映像関係の処理を最適化および高速化する上で必要です。
上記の表で登場したGPUが搭載されているものがグラフィックボードであり、さまざまな種類が販売されています。

動画編集のことを考えるのであれば、「GeForce GTX 1660 SUPER」といったミドルレンジ以上のものを選びましょう。
もちろん、扱う動画によってさらに高機能なものが必要になり、4K動画の場合は「GeForce RTX 3060 Ti」以上が必要になります。

ポイント6.ストレージ

ストレージは、SSDの1TB以上のものを選ぶのがおすすめです。
SSDはHDDよりも読み込み速度が速く、作業時間の短縮につながります。
また、動画データは大きいため、最低でも1TB以上のものを選びましょう。

なお、バックアップ用としてHDDを用意しておくのもおすすめです。
HDDの場合は大容量のものもある上に、SSDと比べて耐久性が優れています。
外付けHDDも数多く販売されているため、予備として購入しておくのも良いかもしれません。

動画編集で使えるストレージの選び方は?おすすめ外付けストレージもご紹介

ポイント7.値段

PCを買う際には、値段もチェックしておきましょう。

PCは高機能であるほど高額になります。

そのため、ある程度の予算を用意した上でPCを探すようにしましょう。

なお、初めてPCを買うのであれば新品がおすすめです。

中古PCの場合、新品と比べて十分な保証が受けられない可能性があり、セキュリティリスクもあります。

最悪の場合、購入してすぐに壊れてしまうかもしれません。

動画編集目的でPCを買う上でのコツ

使い方

実際に動画編集目的でPCを買う際には、複数のコツがあります。
もしこれから探すのであれば、以下のコツを踏まえて理想的なPCがないか探してみましょう。

専門店で購入する

PCを買う際には、専門店で購入するのがおすすめです。

専門店にはPCに詳しいスタッフがいるため、動画編集にぴったりなPCを提案してくれます。

なお、動画編集に特化したPCにこだわりたい方は、富士通やASUSなどメーカー製から選ぶのではなくBTOパソコンを検討するのもおすすめです。

「Premiere Pro」を快適に編集できる上でのスペックもストレージも、余裕を持って確保できます。

動画クリエイターが用いているPCを参考にする

具体的にどのようなPCを選べば良いのかわからない場合には、動画クリエイターが用いているPCを参考にしてみましょう。

ネット上ではさまざまな動画クリエイターが情報を発信しています。

動画クリエイターが用いているPCを参考にすることで、どのようなPCを買えばいいのかイメージしやすくなるでしょう。

ただ、結局のところは作りたい動画の種類や予算などが重要になるため、そこまで考慮した上で選ぶことが大切です。

無理して即決しない

PCは高額な商品である上に、数年間にわたり長く使っていくものです。

だからこそ、無理して即決しないようにしましょう。

似たようなPCとスペックを比較したり、実際に利用している方からの感想を聞いたりして、慎重に選ぶことが大切です。そうすることで、購入後にスペック不足や操作性などで後悔することが少なくなります。

デスクトップPCの場合はモニターも忘れずに

もしデスクトップPCを買うのであれば、モニターも忘れないようにしましょう。

動画編集目的の場合は、24〜32インチでフルHDのものを選ぶのがおすすめです。

基本的に動画編集の場合はモニターが広いほど作業しやすくなるため、ある程度大きいものを選びましょう。

また、画質にこだわるなら4K対応のものがおすすめです。

基本的に4K対応のモニターは動画編集に向いているモデルが多く、画面を広く使えます。

その他、動画編集は長時間モニターを見続けることになるため、目が疲れにくい機能が備わっているとなおさら良いでしょう。

Premiere ProはPC次第で快適に使える!

今回は、「Premiere Pro」の推奨スペックやPCを買う際のチェックポイントを解説しました。
「Premiere Pro」を使うためにはある程度のスペックが必要であり、PCを買う際にさまざまな部分をチェックしなければなりません。
しかし、そこまできちんと選ぶことで理想的なPCに出会えるため、時間をかけて探すようにしましょう。

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