動画編集を始める際にはPCが欠かせません。そのため、新しくPCを買おうと考えている方もいるでしょう。
ただ、ゲームが好きな方だと「ゲームも動画編集もできる!」という目的でゲーミングPCが欲しくなるかもしれませんが、実際のところどうなのでしょうか。
そこで今回は、動画編集でゲーミングPCを使うのがありかどうか紹介します。
気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
動画編集でゲーミングPCを使うのはアリ!
結論として動画編集でゲーミングPCを使うのは問題ありません。
ゲーミングPCはCPU・GPUの性能が高く、動画編集でも十分に使えます。
そのため、PCでのゲームプレイ+動画編集を考えているならばゲーミングPCを選ぶのもおすすめです。
ゲーミングPCと動画編集向けPCの違いとは?
ゲーミングPCと動画編集向けPCの違いは、主にGPUの性能が挙げられます。
ゲーミングPCは高速でグラフィック処理を行う必要があるため、高性能のGPUが搭載されています。
一方、動画編集向けPCではゲームプレイほどの高性能GPUは求められていません。
そのことから、動画編集ができる安価なモデルにはGPU搭載がない機種も存在します。
動画編集に求められるPCのスペックとは?
基本的にゲーミングPCはある程度動画編集に必要なスペックを満たしているとはいえ、内容次第では物足りないと思えるようなモデルがあるかもしれません。
きちんと作業ができるPCを買うためにも、ここでは動画編集に求められるPCのスペックを開設します。
CPU
CPUはPCの頭脳的存在であり、動画編集においては必ずチェックすべきポイントです。
求めるスペックとしてはCore i5でも問題なく、YouTubeのフルHD画質に対応できます。
しかし、4K動画を扱うことが多い場合にはCore i5よりもCore i7のものを選ぶのがおすすめです。
具体的には、Core i7-11700KやRyzen 9-5900XといったCPUが挙げられます。
GPU
別の項目で述べたように、GPUは動画編集において必要なものではありません。
ただ、GPUがあるとレンダリングやエンコードが早くなります。
もしスムーズに動画編集ができるようなPCを求めているのであれば、GPUが備わっているものを選ぶと良いでしょう。
メモリ
CPUは優れたものであるほど良いですが、メモリは異なります。
メモリが大きいほどさまざまなことを同時進行で作業できますが、動画編集目的で買う場合には、必要な大きさのものを選べばOKです。
メモリに関しては、理想として16GB以上あれば快適に作業できます。
ただ、最低でも8GBであれば問題ないため、予算のことを考えながら選ぶようにしましょう。
ストレージ
動画編集で扱うデータは容量が大きいものが多いため、ストレージもできる限り大きなものを選びましょう
具体的にはHDDなら2〜3TBで、SSDなら500GB〜1TBあれば問題なく作業できます。
「HDDとSSDのどちらが良いの?」という疑問を持っている方もいるかもしれませんが、読み込み速度が速いという理由でSSDをメインにするのがおすすめです。
動画編集はノートPCでも可能?
結論として、動画編集目的の場合はスペックを満たしていれば、ノートPCでも問題なく作業できます。
例えばMacBook ProシリーズはスタイリッシュなノートPCながらも、動画編集といったクリエイティブな作業が問題なくできるほどのスペックを備えています。
ただ、基本的にはデスクトップPCで作業するのがおすすめです。
ノートPCと比べてハイスペックなものが多くそろっている上に、デスクトップPCの場合は大きなモニターで操作できるため、作業しやすいという利点があります。
ノートPCでも問題ありませんが、快適に作業する上ではある程度大きな画面のものを選ぶのが良いでしょう。
動画編集ソフトはどう選べば良い?
動画編集ソフトはさまざまなものがあるため、どれを選べば良いか悩むかもしれません。
もしそうであるならば、以下のチェックポイントを覚えておきましょう。
- 機能性
- 操作性
- 利用目的
- 価格
チェックポイントを覚えて選ぶことで、理想的な動画編集ソフトを見つけやすくなります。
機能性
動画編集ソフトの機能性は、ソフトによって大きく異なります。
どのソフトも分割や速度調整といった基本的な機能を備えていますが、エフェクトの量や4K動画対応の有無などの部分で差が出ます。
もし機能性にこだわるのであれば、有料のものを選びましょう。
有料ソフトは機能性が優れており、さまざまな機能を備えています。
そのため、質の高い動画を作りたいときにぴったりです。
操作性
初めて動画編集をする場合は、操作性も重要です。
どれだけ機能性が優れていても、操作性が良くなければ使いこなすまでに時間がかかります。
もし初心者の場合は、できる限り使いやすいものから始めるのがおすすめです。
操作性が優れたものから始めることで、動画編集の流れや基本的な編集テクニックを習得しやすくなります。
利用目的
動画編集ソフトの目的はさまざまあり、プライベート目的で使う人もいればビジネス目的で使う方もいるでしょう。
もしプライベート目的の場合は、最低限の機能が備わっているもので問題ないかもしれません。
しかし、ビジネス目的の場合は動画の質が会社の利益や信頼に大きく関わるため、高度な動画が作れるソフトを選ぶ必要があります。
価格
動画編集ソフトは無料で使えるものから数万円かかるものもあります。
ただ、有料のソフトは基本的に無料版があるため、試した上で購入できます。
もし有料ソフトを買おうと思っているのであれば、複数の無料版を試して一番良かったものを使うと良いでしょう。
これから動画編集を始める方におすすめのソフト
動画編集ソフトは数多くありますが、その中でもおすすめのものを5つピックアップして紹介します。
それぞれチェックし、良さそうなものから使ってみると良いでしょう。
Premiere Pro
もし動画編集者として活動することを目指しているのであれば、Premiere Proがおすすめです。
基本的に動画編集者の案件はPremiere Proを操作できる人を求めている場合が多く、使えるかどうかで受注できる案件数も異なります。
機能性も優れているため、Premiere Proを覚えていればハイクオリティな動画も作れるようになります。
また、Premiere Proのメリットとして他のAdobe社のソフトと連携しやすいという点が挙げられます。
After EffectsやPhotoshopなどで作ったものを、Premiere Proに取り込んで動画を作ることができるため、他のAdobe社のソフトも操作できれば、さらに質の高い動画を制作できるでしょう。
After Effects
After EffectsはPremiere Proと同じAdobe社のソフトですが、少し用途が異なります。
Premiere Proは動画全体の編集ができるのに対し、After Effectsは動画に高度なエフェクトを追加したり、合成したりといった特殊加工ができるソフトです。
そのため、基本的に初めて動画編集をするのであれば、まずPremiere Proで全体的なことを学んだ上で、その発展としてAfter Effectsを始めるのがおすすめです。
After Effectsでは、動画の合成やマスキング、モーショングラフィックスなどができます。
Premiere Proよりも特殊加工がしやすいソフトであり、After Effectsも操作できるようになれば、動画クリエイターとしてさまざまな案件を引き受けられるようになるでしょう。
iMovie
もし気軽に動画編集を始めたいのであれば、iMovieがおすすめです。
iMovieはApple向けの動画編集ソフトで、完全無料です。
広告が表示されたり一部の機能が制限されていたりといったことがないため、コストをかけずに快適な動画編集をしたい方に向いています。
iMovieは、PCだけではなくiPhoneでも操作できます。
共有機能があるため、iPhoneの作業の続きをMacBookで行うといったことも可能です。
Final Cut Pro
iMovieよりもさらに本格的な編集を求めている方には、Final Cut Proがおすすめです。
Final Cut ProはiMovieに似ている有料の動画編集ソフトで、Macしか利用できません。
直感的な操作ができるため、初心者でも簡単にハイクオリティの動画を作れます。
プロの動画クリエイターを目指すならChapter Twoへ!
動画編集を始めたい方の中には、「プロの動画クリエイターになりたい!」という夢を持っている方もいるかもしれません。
もしそうであるならば、Chapter Twoを受講してみてはいかがでしょうか。
Chapter Twoでは、動画クリエイターを目指すために欠かせない技術や知識などを学べます。
無料説明会も開催しているため、気になる方は一度話を聞いてみるのがおすすめです。
Chapter Twoの魅力
Chapter Twoの魅力は、自立に特化していることが挙げられます。
Chapter Twoでは動画編集に関する技術や知識以外に、自立した動画クリエイターになるためのスキルも学べます。
そのため、フリーランスの動画クリエイターを目指している方にもおすすめです。
Chapter Twoで学べること
Chapter Twoでは、After Effectsの基本操作やデザインの基礎、営業方法などが学べます。
After Effectsがメインということもあり、動画編集だけではなく、アニメーションやモーショングラフィックスにも興味があるという方におすすめです。
1から学べることもあり、これまでAfter Effectsを使ったことがない方でも問題なく受講できます。
動画編集でゲーミングPCを使っても問題なし!
動画編集でゲーミングPCを使うのは問題なく、むしろ快適に作業できるほどのスペックを持っています。
とはいっても、ゲーミングPCによっては動画編集で求められるスペックを満たしていないものがあるかもしれません。
そのため、これからPCを購入するのであれば、動画編集もできるスペックかどうかチェックしておくのがおすすめです。