近年、YouTubeやTikTokなどの動画コンテンツが普及している影響で、動画クリエイターとして活躍している人も増えてきています。
動画クリエイターは様々な仕事はあり、副業として気軽に始めることも可能です。
そこで、この記事では副業におすすめする理由や、動画クリエイターとして働く方法などについてご紹介していきます。
動画クリエイターの副業に興味があるという人はぜひ、最後まで読んでみてくださいね。
動画クリエイターとしての副業をおすすめする理由
まずは、動画クリエイターとしての副業をおすすめする理由についてご紹介していきます。
動画市場が伸びているから
まず一つ目のおすすめする理由は、「動画市場が伸びているから」です。
今まで、企業が広告を掲載する場所や紙媒体やテレビCM、街頭広告などがほとんどでしたが、最近ではYouTubeやTikTokなどの動画配信コンテンツでの広告の需要が増えています。
株式会社サイバーエージェントの市場動向調査によると「広告主企業は全体の広告予算を削減する一方で、動画によるコミュニケーションへの投資は引き続き積極的に継続する動向がみられた」というデータがあります。
これを踏まえると、これからの動画市場は伸びていくと言えるでしょう。
リモートワークが可能な仕事だから
二つ目のオススメする理由は、「リモートワークが可能な仕事だから」です。
動画クリエイターは基本的にパソコン1台あればカフェや自宅などどんな場所でも仕事ができます。
そのため、休みの日や家事などの隙間時間で動画クリエイターとしての副業をすることができるため、おすすめです。
副業の業務量を自分で調整できるから
三つ目のオススメの理由は、「副業の業務量を自分で調整できるから」です。
動画クリエイターとして仕事をする場合は、案件ごとの仕事依頼となり、働きたい時に一気に案件を受注して、働きたくない時は案件の受注を控えたりなどの調整ができます。
また、一つの案件でも納期が1週間や2週間など定められており、納期まで仕事を終わらせれば特に問題ないため、案件を受注してからも仕事を一気に進めたり、さぼったりすることができます。
動画クリエイターの副業にはどんな仕事があるの？
動画クリエイターの副業には「YouTubeの撮影・編集」「企業のセミナー・PR動画編集」「ウエディングムービー制作」などの仕事があります。
では、一つずつ、詳しくご紹介していきます。
YouTubeの撮影・編集
動画クリエイターの副業には、YouTubeの撮影・編集の仕事があります。
また、YouTubeにかかわる企画・構成などの案件も豊富にあり、企業や個人が動画素材を提供し、その動画を編集する案件が多いです。
クラウドソーシングサイトなどでもYouTubeの撮影・編集の仕事があり、YouTuberで活躍する素人や、YouTubeをマーケティングツールや集客として利用する人がたくさんいるため、非常に需要が高い仕事です。
企業のセミナー・PR動画編集
動画をクリエイターの副業には、企業のセミナー・PR動画編集の仕事もあります。
企業が行ったセミナーの動画を編集したり、分かりやすいポイントだけをまとめて別の動画を作成したり、セミナーの内容を文字起こしして字幕をつける作業などが主な仕事内容です。
素材は企業から提供されるため、後の作業は動画の編集のみの場合がほとんどです。
ウエディングムービー制作
動画クリエイターの副業には、ウエディングムービー作成の仕事もあります。
YouTubeなど動画配信コンテンツがここまで普及する前の時代では、動画クリエイターとしての仕事はウエディングムービー作成の仕事が定番でもありました。
しかし、YouTubeなどの動画配信コンテンツの普及により、案件数はそこまで多くありませんが、結婚式などのイベントで上映されるウエディングムービー制作の仕事もあります。
また、ウエディングムービー作成は結婚式やイベントに間に合わないことになってしまっては大変なこととなりますので、編集スピードが重要になります。
動画クリエイターとして副業はどうやって始める？
続いて、動画クリエイターとして副業の始め方についてご紹介していきます。
動画クリエイターとして副業を始める際は、主に以下の方法があります。
- クラウドソーシング
- 営業
- 友人・知人からの紹介
- 動画素材サイトでの販売
- 副業OKの求人に応募する
それでは、詳しくご紹介していきます。
クラウドソーシング
動画クリエイターとして副業を始める際は、クラウドソーシングで実際に案件を受注することができます。
クラウドソーシングである「ランサーズ」や「クラウドワークス」などのサイトに登録することで、実施に募集されている案件に応募して仕事を受けることができます。
基本的に利用料は一切かからず、誰でも簡単に動画クリエイターとして副業を始めることができます。
しかし、クラウドソーシングで案件を受注する場合は、契約金額から手数料として10％～20％ほど引かれて、手元に残る報酬が少なくなってしまうこともあるため、注意が必要です。
営業
実際に営業をすることで、動画クリエイターとしての副業を始めることができます。
営業と言っても、実際に足を運んで営業するわけではなく、SNSなどを利用して営業する人が多いです。
実際に自分が作成した動画をSNSなどに投稿することで、それを見たユーザーから動画クリエイターとしての仕事を受注することができます。
友人・知人からの紹介
動画クリエイターとして副業する場合は、友人・知人からの紹介で仕事をすることもできます。
特に、ウエディングムービー制作などは友人や知人から直接頼まれることもあり、友人や知人が多ければ多いほど、仕事の量は増えていくことが考えられるでしょう。
YouTuberで活動する友人や知人がいれば、専属の動画クリエイターとして仕事を依頼されることもあるでしょう。
動画素材サイトでの販売
動画クリエイターとして副業する場合は、動画素材サイトでも販売で始めることができます。
実際に自分が作成した動画やショートムービーを誰でも購入できるように販売することで、販売数に応じて報酬を得ることが可能です。
大手画像・動画の素材サイトである「PIXTA」はタイムラプス・季節ごとの行事・イベント・背景・人物などの様々なジャンルの動画を販売することができます。
より多くの素材を販売して収入を増やしたい人は、販売するサイトの量を増やすこともオススメです。
副業OKの求人に応募する
会社員として会社に勤めながら、副業OKの求人に応募することで、副業として仕事をすることもできます。
副業OKの求人では基本的に業務委託などの雇用形態で求人を募集しているため、単価もクラウドソーシングよりも高い傾向にあり、稼ぎやすい方法の一つです。
また、業務委託であれば、1本の動画編集が終わったら次の動画、また次の動画へとどんどん仕事を依頼されることもあり、自分で案件を探して応募する手間や時間もかかりません。
動画クリエイターの副業で稼げる金額は？
続いて、動画クリエイターの副業で稼げる金額についてご紹介していきます。
YouTubeの撮影・編集
YouTubeの撮影・編集の副業は、仕事内容によっても価格は異なりますが、1本の動画撮影・編集で3,000円～5,000円程度が相場です。
これは動画編集におけるカットやテキスト・BGMの挿入、エフェクトなどの全ての編集作業が含まれます。
案件によっては動画のカットとつなぎ合わせだけで3,000円～5,000円稼げる場合もありますし、カットやテキスト・BGMの挿入、エフェクトなどの全ての編集作業を含めて1本3,000円～5,000円の案件もあります。
中には、初心者向けの単価が1万円以下の案件もありますが、数をこなしたところで全然稼げませんので、あまりおすすめしません。
YouTubeの撮影・編集で稼ぐためには、できるだけ高単価の案件を受注することが大切です。
企業のセミナー・PR動画編集
企業のセミナー・PR動画編集で稼げる金額の目安は1本あたり2万円～4万円程度です。
YouTubeの撮影・編集よりも単価が高い傾向にありますが、1本あたりの動画が30分～2時間など、素材が長い動画も多いです。
企業のセミナー・PR動画編集はそこまでエフェクトや装飾などを入れる必要はありませんが、テキストの挿入で時間がかかる場合も多いため、しっかり頭に入れておきましょう。
ウエディングムービー制作
結婚式で流れるウエディングムービーの制作で稼げる金額の目安は1本あたり1万円～3万円程度です。
ウエディングムービー制作はBGMやエフェクトなど、様々な技術が必要になるため、初心者の人にはあまりオススメできません。
ある程度実績を積んでからチャレンジするようにしましょう。
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