結論からお伝えすると、Webデザイナーは儲かる仕事です。
なぜなら、Webサイトの数に対して、Webデザイナーの数が不足しているため。
「Webデザイナーは儲からない」というのは、儲かるWebデザイナーのポイントを知らない場合がほとんどです。
そこで今回は、儲かるWebデザイナーになるためのポイントを紹介します。
Webデザイナーは儲かるのか、条件別年収で検証
Webデザイナーの全国平均年収は444万円ですが、地域や年代などの条件によって差があります。
そこで、Webデザイナーの年収を、下記の条件別に紹介します。
ご自身の条件に当てはめながら、ご覧ください。
Webデザイナーの地域別平均年収
最初に、地域別の平均年収を紹介します。
地域 | 平均年収(正社員) | 平均時給(派遣社員) | 平均時給(アルバイト) |
北海道・東北 | 378万円 | 1,171円 | 902円 |
甲信越・北陸 | 354万円 | – | – |
関東 | 397万円 | 1,769円 | 1,150円 |
東海 | 384万円 | 1,399円 | 1,003円 |
関西 | 384万円 | 1,515円 | 1,021円 |
中国 | 337万円 | 1,400円 | – |
四国 | 336万円 | – | – |
九州・沖縄 | 351万円 | 1,302円 | 1,007円 |
参考元:求人ボックス Webデザイナーの仕事の年収・時給・給料(2022.5 時点)
最も儲かるのは関東地方のWebデザイナーです。
中でも、東京都で働くWebデザイナーの平均年収は488万円、神奈川県では398万円となっています。
儲かるWebデザイナーになるためには、東京都で就職先を探すのがおすすめです。
Webデザイナーの年代別平均年収
次に、Webデザイナーの平均年収を年代別に紹介します。
年代 | 男性 | 女性 |
20~24 | 296万円 | 288万円 |
25~29 | 362万円 | 338万円 |
30~34 | 431万円 | 380万円 |
35~39 | 503万円 | 399万円 |
40~44 | 556万円 | 416万円 |
45~49 | 563万円 | 410万円 |
50~54 | 621万円 | 514万円 |
55~59 | 651万円 | 504万円 |
参考元:求人ボックス Webデザイナーの仕事の年収・時給・給料(2022.5時点)
「Webデザイナーは儲からないのでは?」と不安な方もいらっしゃるでしょう。
しかし年代別に見ると、年齢を重ね、経験が豊富になるほど年収が高くなる傾向です。
国税庁が発表している平均給与によると、全国の平均年収は461万円ですが、経験を積んだWebデザイナーは全国平均を超える収入を得られます。
さらに、女性の平均年収280万円と発表されており、就職して間もないうちに全国平均を上回ります。
Webデザイナーの企業規模別平均年収
続いては、企業規模別に見たWebデザイナーの平均年収です。
企業規模 | 男性 | 女性 |
10~99人 | 470万円 | 368万円 |
100~999人 | 451万円 | 365万円 |
1,000人以上 | 653万円 | 428万円 |
参考元:求人ボックス Webデザイナーの仕事の年収・時給・給料(2022.5時点)
企業の規模によって、大きな差が生じているのがわかります。
企業の規模が大きくなるほど、獲得できる仕事量が安定しやすいのが、平均年収に差がついた要因でしょう。
Webデザイナーとして就職するときは、出来る限り大規模な企業に入社するのが有利です。
フリーランスのWebデザイナーは儲かる?
企業規模別の平均年収を見ると、より規模の小さいフリーランスのWebデザイナーは儲からないのでは、と不安に感じる方もいるでしょう。
フリーランスのWebデザイナーが得られる年収のめやすを紹介します。
レベル別!フリーランス×Webデザイナーの年収
初級者Webデザイナーは年収200~400万円
初級者Webデザイナーに求められるレベルは以下の通りです。
- クライアントに指示された通りにWebデザインができる
- ポートフォリオに掲載できる程度の実績がある
初級者のうちは、Webデザインの仕事というよりも、Webデザインの作業を行っているというイメージです。
そのため、年収は低くなりがち。
脱初心者のためには、クライアントの要望を聞き取り、自分が考えたデザインを提案できるようになりましょう。
努力を続けてスキルアップできれば、より儲かるWebデザイナーとして活躍できます。
中級者Webデザイナーは年収400~600万円
中級者Webデザイナーに求められるレベルは以下の通りです。
- クライアントに対してWebデザインを提案できる
- 初級者Webデザイナーに仕事の指示を出す
上記のように、自分のWebデザイン業務をこなす能力と、Webディレクターとしての能力が求められます。
中級者Webデザイナーの立場を、わかりやすく例えると中間管理職です。
Webデザイナー以外のスキルを身に付けて、さらなる高収入を目指しましょう。
上級者Webデザイナーは年収600万円以上
上級者Webデザイナーに求められるレベルは以下の通りです。
- Webサイトの活用法を企業に提案できる
- 企業に対してコンサルタントの役割を担える
「Webサイトを作ってもらっただけ」にとどまっている企業は少なくありません。
上級Webデザイナーは、そのような企業に対して、Webサイトの活用法を提案・コンサルティングを行います。
コンサルティングにより、企業のイメージを向上できるWebデザインを提供できれば、1,000万円以上の高収入を得るのも夢ではありません。
儲かるWebデザイナーになるための方法とは?
儲かるWebデザイナーになるためのポイントは、以下の通りです。
それぞれの方法を詳しく解説します。
Webデザイナーのキャリアアップの参考にしてみてください。
儲かるWebデザイナーになる方法1.基本スキルを磨く
Webデザイナーには様々なスキルが求められます。
基礎知識に加え、HTML・CSS・Javascriptなどです。
最近では、ユーザーの使いやすいデザイン制作を目的にしたUI/UXデザインスキルも必要でしょう。
クライアントの多くは、幅広い業務を一任できるWebデザイナーを欲しがります。
理由は、「バナーはこっち、HTML・CSSはこっち」といったように、業務ごとにWebデザイナーを探す手間がなくなるためです。
基本スキルを磨き、より高単価な仕事の受注に備えましょう。
儲かるWebデザイナーになる方法2.高報酬の会社に転職
就職する企業の規模が大きいほど儲かるのは、Webデザイナーの企業規模別平均年収で紹介しました。
小規模企業でWebデザイナーとして経験を積めば、より大規模な企業への転職も可能でしょう。
1,000人以上の大規模企業に就職できれば、儲かるWebデザイナーの道が保証される、といっても過言ではありません。
儲かるWebデザイナーになる方法3.フリーランスになる
企業への就職とフリーランス、この2つの最も大きな違いは、収入に制限があるかどうかです。
企業に就職した場合は、収入が安定しやすい反面、いくら頑張っても規定通りの給与所得にとどまります。
しかしフリーランスは、自分が頑張っただけ儲けられます。
加えて、フリーランスは時間の使い方も自由。
マイペースかつ儲かるWebデザイナーとして生活できます。
儲かるフリーランスWebデザイナーを目指すためのポイント3つ
儲かるフリーランスWebデザイナーになるためのポイントは以下の3つです。
さっそく、3つのポイントを順に紹介します。
「まずは副業でWebデザインをしてみたい」という方は「Webデザイナー副業の始め方とは?必要なスキルや仕事内容も紹介」をご覧ください。
ポイント1.SNSを活用してWebデザイナースキルをアピール
SNSで、制作したWebデザインを発信する方法です。
慢性的な人材不足の中、多くの企業がSNSを使用した人材発掘に注目しています。
さらに、ブログやポートフォリオを併用すると、SNSでの情報発信がさらに効果的に。
ブログやポートフォリオを併用するときは、それぞれのデザインにも力を入れましょう。
Webデザイナーとして、実力をアピールしやすくなります。
ポイント2.スキルと知識をいかして不労所得を狙う
WebデザインでLP(ランディングページ)制作を行ううち、ユーザーの購買意欲を誘うデザインを学べるでしょう。
ライティングを学んでおけば、自分でアフィリエイトサイトの構築も可能です。
アフィリエイトサイトの運営が成功すると、不労所得で生活できます。
さらに、自分のスキルや知識をnoteで発信して収益化する方法も。
Webデザイナーを目指す方が多く、アフィリエイトサイトと同じように不労所得を得られるでしょう。
ポイント3.スクールを利用して専門知識を身に付ける
儲かるフリーランスWebデザイナーになる、最も確実な方法です。
Webデザイナースクールは、基礎知識を学べるだけでなく、卒業後のサポートも充実。
SNS活用術・営業術・商談術などを学べるスクールもあり、安心してフリーランスWebデザイナーを目指せます。
スクールを検討する前に、独学でWebデザインを学んでみたい、という方は「Webデザインは独学できる?何から学ぶ?おすすめ勉強法を解説」をご覧ください。
儲かるWebデザイナーになるために
今回は、以下3つのポイントをお伝えしました。
- Webデザイナーは儲かる仕事
- フリーランス×Webデザイナーは年収1,000万円も可能
- 儲かるWebデザイナーにはスキルと努力が必要
クリエイター人材育成スクール「Chapter Two」では、プロのWebデザイナーが、営業に特化した講義を実施中。
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